シンガポール訪問。普段と同様早朝ランニング。植物園がたくさんあって気持ちいい。途中で見つけた旨そうなコーヒーショップで朝食をとる。人がいっぱいなのでピンと来た私は日本でも海外でもホテルでは基本朝食を必要としない。
場所はサマーセット駅近く。店名のコピティアムとは、シンガポールやマレーシアで見られる中華系のコーヒーショップのことらしい。あとから調べるとこの店開業100年でシンガポール発でクアラルンプールやインドネシア香港など100店舗ほど展開しているらしい。
店内は地元の方やアラブ系、インド系、白人などいろんな客がそれぞれ好きなものを食べている。私もシンガポールの朝食で有名なカヤトーストを所望。カヤトーストは卵とココナッツミルク、パンダンリーフ、砂糖から作られる緑色のカヤジャム(思ったより甘くはない)をカリカリに焼いた薄切りのパンに塗って薄くスライスしたバターをサンドしたもの。これをジュクジュクの温泉卵に醤油と胡椒をかけたものに浸しながら食べる。ドリンクはコピと呼ばれる、コンデンスミルク入りの甘いコーヒー(紅茶に変更も大丈夫らしい)
フレンチトーストも食べたかったけどデフォルトのカヤトースト、半熟玉子、コンデンスミルク入りコーヒーという伝統的なメニューがセットになった「オールタイム・クラシック」というものがあってそれを注文する。だいたい400円くらい。
特別美味い物でもないけどローカル感満載でとても楽しい。玉子は黄身が白っぽいけど味が濃くてとってもおいしい。コーヒーが甘くてとても不思議。京都のイノダコーヒーのような感じか。プラスティックのコップに入ったライムジュースもチープな味で面白い。
シンプルなものが多くの客に支持されることを改めて学ぶ。。