2022年08月

越中屋 東野 8月【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋にあるヘビーユースする表記の寿司店を友人と訪問。南海天下茶屋駅の高架下に在る商業施設「ショップ南海」北口横に位置する。
国道26号線沿い岸里駅北200mにある老舗寿司店「越中屋」の支店というか暖簾分け店。
またその向かいに持ち帰りと立ち寿司の3号店があり、ややこしくて看板もなく、わかりにくいので若い店主の名前の「東野」を通称名として使っている。

立地も良くて本格的な高級寿司が手軽な値段でいただけるために夕方の早い時間からいつも満席状態が続く。予約はできるが電話番号は非公開。店内は狭いカウンター8席のみ。客層は色々で敷居はかなり低い。初めての客用におすすめ握り5貫が人気。壁にはその日のおすすめのツマミとその日の仕入れで変わる握り寿司のメニューが価格とともに記される。握りは全て1貫から注文できるのが嬉しい。持ち帰りの巻寿司や棒寿司も大人気でかなり美味しい。

麦焼酎と一緒にツマミを色々いただく。脂がしっかり乗ったふわふわ食感の「鱧湯引き」は自家製の梅肉と山葵とともにいただく。「剣先烏賊下足七味焼き」は焼酎にぴったり。国産鰻をパリッと焼いた「鰻白焼き」は玉子焼きと一緒に供される。小ぶりの活蛸酢は旨味たっぷり。何をいただいても外れはない。1人前を全て半分にシェアして出していただけることに敬服する。

握り寿司の扉は一丁付の「小肌200円」は塩と酢のバランスが完璧でかなりレベルの高いものになっている。続いて出汁をいただいてから食べる「煮蛤400円」はふわふわの仕上がりで低温で出汁漬けしていると推察される。「剣先烏賊耳150円」はコリコリの食感。脂乗りまくりでトロトロの「アイナメ250円」「生下足150円」も下処理が丁寧で完璧。

かなり新鮮で角の立った「平らぎ貝柱300円」は食感がとてもいい。「車海老350円」はとても甘々。旬の「鰈250円」もしっかり脂がのって味が深い。この時期しか属せない「石影貝300円」もコリコリ食感で旨味と甘味がたっぷり。最近は陸前高田で養殖もされていると聞き及ぶ。
これら以外でも食指が動くネタがたくさんあったけどお腹いっぱいで食事終了。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日

大阪市 天下茶屋 寿司

多平【大阪市 難波】

エディオンアリーナ(大阪府立体育会館)で新日本プロレスを観戦した後でなんば駅西側の表記の焼肉店を久しぶりに一人で訪問。昼から通し営業をしている昭和32年創業の老舗店。最近は関西芸能人も通う有名店になって入店できないこともよくある。若い頃から一人焼肉はここでいただくことが多かった。

満席だったけど入り口前のいつもの店主の前のカウンター席に案内いただく。店内はカウンター・テーブル席合わせて26席くらい。大阪の老舗焼肉店感が満載の昭和な内装。ロースターなどはないので店内は煙もくもく状態。しかしながら若い女性客もあちこちで散見できる。

予約の電話に出ながら肉を切りまくる店主は見るからに無愛想な感じだけど店の外で喋ればかなり面白い人物。

以前に比べてかなり値上がりしたけど界隈の焼肉店と比べると良心的な値付け。年季の入ったグリルはガス火の網焼きですぐに焦げてしまうのが難点。

最近はテレビや雑誌の取材も多いらしい。食べログでも大人気とのこと。

この日は「ツラミ」「ミノ」「テッチャン」を所望。肉は全てオリジナルの赤いもみダレにまみれて出てくる。

こちらの店ではいつもホルモンを中心にいただく。ハラミやキモも新鮮で人気。

厚切りのツラミは噛みごたえあり、しっかり焼くと肉の味が深くなって美味しい気がする。大きなカットのミノもとても柔らかい。こちらのお店は白ご飯にこだわりがあり「ミルキークイーン」と「コシヒカリ」と「つや姫」と「青天の霹靂」をブレンドしたものを使用。でもどういうわけか毎回柔らかすぎる・・・この日もビールと焼酎をたくさんいただいて店を出る。

やっぱり新日本プロレスは素晴らしい。決して期待を裏切らない内容。周りの観客はどういうわけか若い女性が多かったです。。

大阪市浪速区難波中1丁目15-3
06-6632-6375
営業時間:11:30~22:00

大阪市 難波 焼肉

イボンヌ【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目にある表記の蕎麦店を訪問。数年前までは松屋町でされていたとのこと。天神橋6丁目駅2番出口を北に2分くらい歩いたところに位置する。隣は有名カレー店のパパンキッチン。間口はとても狭くてアルファベット表記の店名(たぶんフランス語と思われるが・・・)含め個性的な外観は全く蕎麦店に見えない。

店内はカウンター6席と奥にテーブル席。とても清潔な感じ。年配の女性一人で切り盛り。ジャンルのわからない外国のBGMが流れる。

手書きのメニューには「そば定食950円」「玄米定食750円」「手打ち蕎麦750円」のみが記される。そば定食の内容はもり蕎麦と、酵素玄米、一品でマクロビ系であることがわかる。

しばらくして湯がいて冷水で締めた蕎麦が供される。麺線の立った蕎麦は超細打ちで色は薄めの好きなタイプ。最初に山葵を乗せてそのまま頂く。予想以上に美味しくてコシもしっかりあって飲み込んだあとふわっと蕎麦の香りが鼻に抜ける。食味から察すると二八と思われる。甘み控えめの出汁も鰹の香りが効いてとても美味しい。

天六界隈は有名な「たかま」をはじめ手打ちそばの激戦区なんだけど個人的にはかなり秀でていると思う。

酵素玄米はとてもしっとりと炊かれていて食べやすい。茄子や大根の入ったタイ風のグリーンカレーが出てきたのにはびっくり。それが美味しすぎて再びびっくり。野沢菜の漬物も素朴な味わいでたぶん自家製と推察する。

鉄瓶に入ったサラサラの蕎麦湯でフィニッシュ。何もかも個性的な世界観を感じさせる女性主人は寡黙だけど別に問題はない。

お腹いっぱいなんだけど膨満感は感じない。このランチだけで3日くらい長生きできそうな感じ。次回は長患いをしている友人を連れてこようと思いながら店を出る。

大阪市北区長柄中1-7-6
06-7220-3375

イボンヌそば(蕎麦) / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 天神橋筋六丁目 蕎麦