2022年04月

そば専科 植田塾

ランチタイムに表記の店を訪問。本町駅徒歩5分のオフィス街の一角にあるビルの2階に位置する。目印は船場カリーの隣。こちらのお店は蕎麦打ち教室が運営している本格手打ちそばの人気店。

土日は教室開催日で平日の昼間のみ飲食店は営業(木曜日を除く)、蕎麦は普通盛り550円、大盛り800円のワンプライス。本格手打ち蕎麦をかなりリーズナブルな価格で食べる事ができる。

店内はそば打ち教室そのままの内装で大きなテーブルにクロスが掛けられているだけ。オープンになった厨房では塾長の植田氏と高齢の助手の方が蕎麦を調理して女性一人がサービス、配膳、会計担当となっている。

そば打ち教室の紹介は以下HPより・・・・

そば製粉会社、手打ちそば教室で主任講師を務め、講習生は延べ8000人を超えました。 内4名が関西名人、2名が関西準名人、2名が敢闘賞、4段位3名、参段位18名、弐段位・初段位を多数 取得されました。この指導経験とそば粉の知識を活かし、そば専科「植田塾」を開きました。

どちらかといえば蕎麦打ち道場がメインのようで、壁際には蕎麦打ちの道具や名人をはじめとする段位別になった修了者の名前やこちらで習って店舗を開業した方々の名札が掲示されている。北新地の纐纈、ミナミの一陽など知ったお店もいくつかあった。

こちらのメニューは「ざる蕎麦」のみ。「吟醸そば」「田舎そば」「ソフト田舎」など1種類のみが曜日によって日替わりで提供される。毎週水曜日は変わり蕎麦が提供される。当然天ぷらなどのメニューや温かい蕎麦などは全くない。

この日はソフト田舎の日なので普通盛り550円を所望。

注文があってから茹でて締めて提供される蕎麦は普通盛りでもなかなかの分量がある。最初は卓上にある塩でいただく。

こちらのお店では蕎麦の風味を楽しんで欲しいとのことで
薬味の提供はなし。

営業時間が11:00〜12:40までと短く、たまに品切れしてしまうこともあると聞き及ぶ。帰り会計の時に客がいなかったのでご主人(塾長)としばし立ち話で蕎麦談義をする。時間があれば習いに来たいと思った。

お店の前に1時間300円の路上パーキングがあるのでとても便利。

お店の公式HPはこちら

大阪市中央区南久宝寺町3-2-11 スワン大阪第3ビル2階


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 本町, 蕎麦 |

ベトナム料理店 ホイアン

大阪メトロ玉出駅徒歩5分の場所にある表記のベトナム料理店を訪問。3年前から私どもの会社で働いてくれていたベトナム人実習生が結婚のために帰国するのでその送別会をベトナム人社員10名と一緒に開催。こちらのお店はランチタイムでは何度か利用したことがあるけど夜に伺うのは初めて。

西成の住宅街にポツンと佇むかなりいい雰囲気のファザード。大正時代の築100年の古民家をリノベーションしており綺麗な中庭を望む民泊も併設。店頭にはベトナム国旗やランタンが飾られていて、周辺とは少し異なる独特の空気を醸し出している。周りにコインパーキングたくさんあり。

店内は木造2階建てでベトナム中部の古都ホイアンの雰囲気満点がしっかりと醸し出されていて、ここでしか食べることのできない珍しいベトナム中部料理もたくさん用意されている。週末はフォーやおかゆなどがセットになった朝食も人気と聞き及ぶ。

店内はとても広く、店の一部分では食器やバッグ、サンダルなどのベトナム雑貨やベトナム食材が販売される。お客さんのベトナム人率もかなり高い。店内にはベトナム音楽が流れていてかなり本格的なしつらえとなっている。

店のあちらこちらではホイアンから取り寄せたランタンが200個近く灯る幻想的な雰囲気、古びた木材と黄色の壁はホイアンの町家の象徴。

特に美食の町であるホイアンやフエ、ダナンの料理が中心となっている。

素晴らしい雰囲気のお店で、女子は絶対に好きなはず。
料理は男性にも満足出来るよう、もう少しボリュームがあればなお良し。
ご馳走様でした!

料理はアラカルトが中心だけどコース料理2500円(9品)と3500円(11品)もあり。今回は2500円のコースを所望。飲み放題はプラス1500円。

照明が赤いランタンになっているのでどうしても写真が赤くなるのはご容赦ください。コースの扉はゴンクン(生春巻き)たくさんの野菜と海老が入る。続いてチャーゾー(揚げ春巻き)これらは甘すっぱいソースをつけていただく。続いて青パパイアのサラダ。海老せんべいとともにいただく。マムトムは揚げ豆腐で日本の厚揚げのような感じ。匂いの強烈なエビの発酵タレを少しだけつけていただく。シャキシャキの青菜のニンニク炒めは中華風。

豚肩ロースの屋台風串焼きはとてもスパイシー。続いてのチキンのココナッツカレー はフランスパンと一緒にいただく。海老のマヨチリソース、刻んだ豚耳に唐辛子を混ぜたスパイシーな煮こごり、ビーフンを使った混ぜ麺はアジア独特の魚醤タレでいただく。最後は温かいフォーでフィニッシュ。

しっかり飲んで食べてお腹いっぱいになり大満足で最後に記念写真を皆で撮って店を出る。。

過去のホイアンはこちら

大阪市西成区玉出西1−5−10
06−6659-1555
月曜定休


カテゴリー 岸里, 玉出, その他料理 |

越中屋 東野 4月

南海電車の天下茶屋駅の真下のショップ南海にある表記の人気寿司店を一人で訪問。岸里にある老舗寿司店「越中屋」の支店というか暖簾分け店で店の判別がややこしいので多くの客は若い店主の名前を通称名として使っている。

始まった時はテイクアウト専門店(今は店の前に新しいテイクアウト店ができてます)でそのあとは立ち食い専門だったんだけど評判が良く現在の形となって今に至る。

看板は一切なくて昔は「寿司屋」という名前で呼ばれていた。店内はカウンター8席でとても狭いのが玉に瑕。最近はほとんど予約で埋まってしまうが遅い時間ならウオークインは可能。店の電話番号は非公開。敷居が低いのも人気で軽く寿司をつまむのにぴったりで地元客を中心に客層は色々。。

メニューは初めての客はおすすめ握り5貫が人気。好きなネタを1貫から注文できるのが嬉しい。目の前にその日の仕入れで変わる全ての寿司ネタや季節の酒肴の値段が明記してあるのも良心的。持ち帰りの巻寿司や棒寿司もかなりおすすめ。

最初に瓶ビールを注文してホタルイカ酢味噌600円、若竹煮600円(両方とも写真は半人前)を所望する。一人だとハーフポーションにしてくれる気遣いが嬉しい。

かま塩焼き650円はカンパチ、のどぐろ、シマアジのラインアップ。この日は脂が乗りまくりの「のどぐろ」をいただく。

寿司の扉はハリイカ150円から。握りのフォルムも美しくてコリコリの食感と独特の甘みに感激。続いて1枚付の小肌150円は締め具合が完璧。活タコ150円も噛み締めると独特の旨味が舌に纏わりつく。ふわふわに炊き上げて握る前にさっと炙る穴子200円。骨を外して切りつける寿司では珍しい生穴子200円も脂がねっとりして驚きの美味しさ。全ての握り寿司の値付けが回転寿司と間違えるような価格。

旬のカレイ250円はとても上品な甘みと香りに悶絶。大好物の平貝柱350円は特大サイズを使用。赤貝350円は身とヒモを別々で握ってもらう。頭部分の味噌が甘々の車海老400円は2貫一気にいただく。最後は玉子と酢蓮根で残りの焼酎を楽しむ。。

この日はビールと焼酎を5杯いただき6000円の会計でした。。いつものように大満足で店を出る。。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日


カテゴリー 天下茶屋, 寿司 |