2017年07月

なにわめし②

連続で申し訳ありません。新大阪駅改札内で販売しております駅弁「なにわめし」ですが土日のみ限定で以下のお弁当も販売しております。

~柔らか鮑の雲丹飯重1800円~
昆布出汁、酒、数種類の醤油、上白糖で3時間煮含めて柔らかく炊き上げた鮑(あわび)丸ごと1杯と厚切り錦糸卵、青さ海苔を鮑の肝を入れた出汁で炊き上げた雲丹の焚き込みご飯にを盛りつけた贅沢丼です。タレは鮑の煮汁で仕上げています。
< 徳島県阿南町産コシヒカリ使用 >

~大阪ひょうたん かやく飯弁当1200円~
大阪では米と一緒に野菜や肉などを炊き込むご飯のことを「かやく飯」と呼びます。
冷めても美味しく、具が入っているのでおかずが無くてもいいこと、残り野菜を使って無駄なく作れるなど大阪人の合理的な気質に合うものとして庶民の間で深く浸透してきました。
「ハリハリこうこ」や「若鶏の甘辛煮」「牛肉と季節野菜のしぐれ煮」昆布と鰹節の出汁を利かせた炊きあわせなどを太閤秀吉のシンボル「ひょうたん」型の器に盛り込んでいます。

~但馬牛のローストビーフ重1400円~
銘牛・但馬牛のモモ部位の中でも細かな刺しが入ったウチヒラ肉のみを厳選しています。
塩胡椒して表面をこんがりと焼き上げてからリンゴ、玉ねぎ、セロリ、パセリ、人参、にんにく、生姜等を加えた醤油ベースのタレに1日漬け込み、低温で4時間焼き上げています。
橙酢を隠し味にした秘伝のとろみソースに山葵を添えた和風のローストビーフです。
< 徳島県阿南町産コシヒカリ使用 >

英訳をした説明文もいれております。少しでも大阪食文化を多くの方に発信出来ればと願っております。


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なにわめし

今回は恐縮でありますが自社の宣伝であります。

今週から新大阪駅新幹線改札内デリカステーションにて「なにわめし」(*商標登録申請中)というブランドの弁当を販売いたしております。

テーマは「大人の駅弁」で様々な文献や伝聞をもとに大阪らしさを感じて頂ける新しいスタイルの手作り弁当です。特に献立が毎月変わる「幕の内弁当」はお薦めです。読者の皆様におかれましては新幹線を利用した旅行や出張等でお求めいただければ有り難く存じます。


「7月の幕の内弁当」~おしながき~
・蓮根のかやく飯 ・白飯 ~徳島県阿南町産コシヒカリ~
・キャベツ甘酢漬 ・赤蒟蒻旨煮 ・青唐伽羅煮
・長芋の唐揚 ・毎朝手焼きする出汁巻
・秀吉の好物と言われるハリハリこうこ
・ワインでホロホロに焚いた牛肉洋酒煮
・鰻の頭で焚いた半助大根
・昆布と鰹節の出汁を利かせた焚き合わせいろいろ

「焼きおにぎり弁当」
徳島県阿南町産のコシヒカリに大阪唯一の醸造所「大醤」で作られる醤油を使い、3種の味噌と梅肉を載せて焼き上げたおにぎりです。毎朝手焼きする出汁巻をはじめ、高野豆腐や野菜の炊き合せには昆布と鰹節の出汁をしっかり含ませました。

「なにわ恋しぐれ」
2段の折箱に、大阪の味を詰め合わせています。
昆布と鰹節の出汁を利かせた出汁巻、かやく飯、焚き合せ。紅生姜の天婦羅はかき揚げに、鶏唐揚は出汁と三杯酢等に合わせた南蛮漬けにしています。

「だし唐揚弁当」
厳選した若鶏のもも肉を使い昆布と鰹の出汁と醤油などで下味をたっぷり含ませてから、自家製揚げ粉をまとわせて植物油で揚げています。
胡麻の香味と出汁が香る関西ならではのオリジナルの唐揚です。毎朝手作りの出汁巻をはじめ、ハリハリこうこ、
高野豆腐など大阪ならではの出汁をたっぷり使った
副菜もおすすめです。

全国の駅弁を研究しながら出来るだけ上質な食材を使用し、ワンランク上の駅弁を目指して作りました。なにとぞ宜しくお願い致します。


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梅よし

住吉大社にお参りに行ったあとで鳥居から徒歩30秒の場所に位置する表記の食堂を訪問する。私が子供の頃からずっとあるお店で多分創業は昭和34年くらいと前に聞いたことがある。4代目のご主人とご子息と奥さんの3人でされている。店の前にはチンチン電車の駅があって風情も満点。店の前の看板にあるように主力はうどんと丼。

しかしながらこの店の特徴は他店にはないユニークなメニューが沢山ある。たまに訪問すると新作があったりしてとても楽しい。

世間によくある「親子丼」「他人丼」はもとより「引き分け丼」は親子丼と他人丼をあわせたもの(牛肉・鶏肉・玉子)。「みうち丼」は他人丼とカツ丼をあわせたもの。「イカツ丼」はイカの天ぷらとカツ丼を合わせたハイブリッド型。気まぐれ丼はイカツ丼と引き分け丼をあわせたもの・・・合わせまくると無数にメニューが出来る気がするんだけど・・・

そして新作が焼きそばと焼うどんがミックスされた「梅よしのちゃんぽん焼き650円」界隈の和菓子屋が提供する「縁起焼き」と言う中に餡子が入った焼き饅頭をうどんにのせた「縁起焼きのもっちもちうどん500円」が登場。恐いもの見たさもあったけど新作は次回にして今回は「イカツ丼」を所望する。

名前通り以下の天ぷらとカツの入ったパンチのある丼が着丼。少し味は塩辛いけど許容範囲内。見るからにカロリーの高いランチとなったのでご飯を少し残させて頂く。お店はかなり古いけど掃除が行き届いていてとても清潔。四方山な世間話をしながら丼を頂く夏の午後でした。友人が中華うどんがおいしいと前に言っておりました。

大阪府大阪市住吉区長峡町5-2
日曜休み


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