ヤンゴン食遊記

大阪マラソンを走ったあとすぐに飛行機に飛び乗りミヤンマーの首都ヤンゴンに視察旅行。

今アジアでもっとも熱いと言われる国であるミヤンマーに出発。韓国インチョン経由で韓国から6時間くらい。夜遅くに到着したのでその日は早く寝て翌日から観光。午前中はガイドと共にミヤンマーの人たちの心のよりどころの金ぴかのお寺を見学「シュエダゴンパゴダ」というモスク風の建物はすべてミヤンマーの人たちの寄進で建てられる。

約2500年前に建てられたというヤンゴン最大のお寺シュエダゴンパゴダは、高さ98メートルで全体を金箔に身を包み、シングッタヤの丘にそびえ立つ。パゴダ上部には6000個を越えるルビーやダイヤモンドなどの宝石が散りばめられ、ダイヤは総合計2000カラットを越えると言われている。

ミャンマー人にとってはまさに聖地で市民だけでなく地方から来た人々でいつもにぎわっているらしい。過去に巨大台風でその宝石が剥がれたときもすべて届けられて一つも紛失していなかったと聞き及ぶ。携帯電話なども落とした場合も必ず届けられるらしい。

ミャンマーの人々は信心深く、お参りする人の姿が絶えない。。この日は祝日だったそうで10万人がお参りに来るらしい。5戒というものがあり「嘘をつかない」「人のものを盗まない」「酒を飲まない」「生き物を殺さない」「不倫しない」。。

昼ご飯はミヤンマー料理。現地の人が行く食堂で6人でいろいろ食べる。

ミャンマー料理は脂っこく、味も濃いので、体調を崩しやすいと聞く。メニューは、揚げ物、煮込みもの、和え物、麺類、炒め物、スープなどが中心。ご飯といろんなおかずを混ぜて食べる(ご飯の上にのせる)のが一般的のようです。 テーブルに並べられてたおかずを自分の好みでご飯の上にのせて混ぜて食べることで辛さも和らぐ。

写真はロブスターのカレー。。。そんなに辛くはない。身はプリプリ。。。こんなの大好き。

野菜や豆や海藻を炊き込んだもの。。。そんなにクセはないが食べつけないのと油分であんまり食は進まない。これでビールを入れて一人120円くらいの予算。

夜はまずはお酒が飲めるインド人街で屋台の食事。いわゆるファーストフード。。って感じか。蟹を揚げたものや野菜のかき揚げみたいなもの。。片っ端から食すがかなりイケル。

フルーツもたくさん並ぶ。この時期は西瓜が旬と聞き及ぶ。この国は野菜などすべての畑や田んぼに農薬を使う習慣がない。だから野菜やフルーツの形がとても悪い。。

食すとバリ旨。。。こんな美味しいフルーツは食べたことがない。しかも激安。初日の朝ランニングをする。走り終わって屋台で西瓜を食す。気がつくとお金を持って来るのを忘れる。西瓜売りの兄さん代金をただにしてくれる。しかもその上記念撮影。

この国の人の良さは世界最高レベルである。国民全員に仏が宿る。旅行中に民族衣装のスカートを買って着ていると多くの人が着付けを直しにきてくれる。敬虔な仏教とが多いため控えめだがとても優しい。数えきれないくらい親切にされた。道で騒ぐ人は全くいない。。。まるで明治時代の日本人のよう。

ガイドの説明も超丁寧。。。。

一見不衛生に見えるかき揚げもビールにぴったり。。。バリバリ食してしまう。。。

衣をつけない串カツみたいなもの。かなり油ギッシュ。。。これはさすがに手が出なかった。。

巨大なシャコも素揚げにして食す。写真ではわかんないが30センチはゆうにある。屋台に座ると皆がかまってくれる。あれ食べろこれだどうだととっても親切。。グラスも何度もペーパータオルで拭いてくれる。

ヤンゴンウイスキーは小さい瓶のサイズで80円くらい。。驚愕の価格。。味はわからん。。

店前に魚介や鶏肉や豚肉、すり身やウズラの玉子が串に刺されていてそれをいろいろ選んで焼いてもらう。鮮度も悪くなくリーズナブルで楽しくてかなりいい感じである。焼き方も国民気質を表していて丁寧である。

道行く車やバスは数十年前の日本の中古車が中心。公用語はビルマ語だけど初等教育から英語は必須科目となっていてよく通じる。教育水準が高く、日本語を学ぶ学生も多いと聞く。

その後はガイドおすすめの北朝鮮国営レストラン「平壌」

生まれて初めて食す平壌ビール。。焼き肉とキャベツが思いっきり入った風月のお好みのようなチジミ、オーストラリア牛をつかった巨大ユッケなどその他キムチや見たことのないような料理が並ぶ。料理は撮影禁止とのこと。あまり旨くはない。。客は韓国人の団体が中心。

かなり奇麗なウエイトレスが服を着替えてショーに出演。これは写真をとってもいいと言われた。日本語の曲からアメリカのロックまでエレキを弾きながら歌い踊りまくりの美女軍団。。この店は飲み物込みで一人2500円くらいの高級店なり。

この後はマッサージで旅の疲れを癒す。。

 

その他料理 海外

モスクワ紀行 その④

最終日はお土産を買って帰国準備。定番のマトリョーシカの原型は日本の箱根の福禄寿の入れ子人形と聞いたことがある。。良質なはちみつとチョコレートを大量に買って帰る。

最終日にこの旅行をお世話いただいた知人が経営する現地法人の役員の方々自社物件のショッピングモールにあるおしゃれなカフェにてフェアウェルランチパーティーをしていただいた。

滞在中何度もいただいたイクラはどこでいただいても小粒で塩辛い。しかしこれは黒パンに乗せていただいたりサーモンとともに親子でいただいたりクレープのようなブリヌイと言われる生地に包んでサワークリームと一緒にいただくと素晴らしく美味。この味にはマイルド・・・

黒パンも久しぶりにいただいてとても自身になじんだ。身体にもよさそうで聞いてみるとやはり栄養素が豊富らしい。何度も噛んでいると酸味のある深い味わいが広がりスープにもよく合う。

ピロシキも最終日に初めていただいた。ピロシキはロシア人にとって「おにぎり」のような存在らしい。日本と違ってオーブンで焼いたものが一般的。 ロシアでは中身は多種多彩らしい。キノコ、米と卵、挽肉、レバー、キャベツ、卵とネギ、ジャガイモ、リンゴ、魚のミンチ、イチゴやスグリのジャム、米と卵など家庭料理なのでかなり多くのレシピがあると聞き及ぶ。

この日はひき肉のピロシキとキャベツの炒めたのが入ったものの2種類が供された。

イクラやキャビアをブリヌイというクレープに包んでスメタナというサワークリームをつけていただく。。まさに至福の味わい。日本のクレープに比べると少し厚めでふんわりした食感がある。

イクラやキャビアだけではなく蜂蜜、ジャムを付けたり、肉、魚、キノコを巻いたり、場合によっては、おかゆという場合もあると聞く。

ロシア料理にはキノコがつきものらしい。豊かな森に恵まれているからであろう。

キャビアは現在輸出制限が掛けられていて天然のものは捕獲禁止。原産地のロシアでも希少性が高くかなり高価なものになっている。。チョウザメの種類によって卵の粒の大きさとブランド価値が異なり、大きい順にベルーガ、セブルーガ、オシェトラと呼ばれる。ベルーガは小さな小瓶で4万円くらいか。口がいやしいのでしこたまいただいた。。最後にはティースプーンでそれだけをほおばってしまった。。

そしてうなったのはボルシチ。。見た目と違ってこれもとってもマイルド。もともとはウクライナの郷土料理らしい。ビーツの赤さが特徴。玉ねぎ、ニンジン、キャベツが入った具だくさんのスープ。 サワークリームを入れるととってもマイルド。多分冷やしていただいても美味しいであろうと思われた。 そのあと経営されておられるス―パを視察する豊富な品そろえと近代化された仕組みに驚く。まさに裸一貫で知己もなく異国の地で事業を拡大されている社長にも驚いた。

楽しい時間はすぐに過ぎ渋滞の中空港に向かう。。食事だけではなく社会情勢も多くの方々から直接話を聞く機会がありとても意義深く勉強になる旅行となった。

「さようなら」はモスクワの若い人の言葉で「パカー」というらしい。(どっちでもいい話だが・・)

完・・・・・

その他料理 海外

ロシア紀行 その③

翌日は朝からモスクワ大学の中をランニング。体感気温3℃くらいか。空気が澄んでとても気持がいい。この日は「World Food フェスタ2011博覧会」に参加。アジア・ヨーロッパの農作物や加工品等のメーカーバイヤーがこの地に集まり商品展示ならびに商談を行う場となっている。 インテックス大阪とほぼ同じサイズの展示会である。

人口1億4000万人のロシアは食材の貧弱さはもとよりサプライのしくみが不完全でありこれからまだまだ発展の余地がありビジネスチャンスも満載であると感じた。

 

展示している商品を見ていると感覚値として日本のちょうど5年くらいの遅れを感じる。。 しかしながら各国の特色を充分に出しながら自社商品をアピールしているのを見るのはとても興味深い。。実演販売での試食があるところには人だかりが出来ていた。これは日本と同じ。

ドイツ、フランス、イギリスなどヨーロッパ圏のバイヤーが中心となっているのだが、中国、台湾はもとよりインドネシアやフィリピンもかなりの割合で展示しているのも興味深かった。もちろんアメリカや日本は出店していない。

この日のランチはパンにイクラとバターを乗せたもの。日本のイクラよりも小粒で塩っ気がきつい。異国情緒を楽しみながら会場休憩ブースでランチブレイク。

10年前くらいからモスクワでは日本食(寿司・焼き鳥)がブームで800店以上あると聞き及ぶ。 しかし日本人の経営はほとんどなく数店舗と聞き及ぶ。うどん屋も多くしかしラーメン屋はほとんどない。ロシヤ人は中国をかんばしく思っていないからという風に説明を受けた。 台湾製の寿司ネタのブースもあちらこちらにみられた。。変な日本語が書かれたパッケージが面白い。

コンパニオンの女性もたくさんいらっしゃって広い国土を持つロシアでは白系の方以外に様々なタイプの方がいることを確認できた。。これ以上書くと日記の趣旨が変わるので割愛する・・・・

昼ご飯に人気ナンバーワンの日本食チェーンを訪問。モスクワ近郊で60店舗くらいされているらしい。席数約300席。一等地にあるため満席になるであろうことが予想される。。価格はほぼ日本並み握り1貫200~300円くらい。人気はサーモンと鰻と聞き及ぶ。

鰻を使ったドラゴンロールは1250円くらい。飛び子を使った蟹の巻き寿司も同様。周りをきゅうりのスライスで巻いた海老巻きが1000円くらい。。そのほかにもお造りや寿司の盛り合わせなどバリエーションも豊かである。

それ以外にも海鮮サラダやクリスピー系のピザ枝豆、餃子、春巻きオニオンフライ、ラーメンもどきにクリーム系の味噌スープ。。焼き鳥はほとんどの種類が1本200円くらい。。ホタテやエビタコやサーモンの串まである。。さらにステーキやソーセージ海老フライに鰻丼まで。。もちろんデザートも超甘いケーキが豊富にそろえられている。

調理師は日本人に見えるがブラジア人と言っていた。モンゴリアン系なのだろうけどこういう人種がいることも初めて知る。

そのあとはモスクワ川クルーズやモスクワ一般社会事情の視察。夜はホテルコスモスでのロシアンショーを楽しむ。

モスクワ川クルーズにてスペースシャトル(本物)発見。。。

続く・・・・

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