パキスタン&アラブ料理 アリーズキッチン(Ali’s Kitchen)【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の店を友人の招待で訪問。知る人ぞ知る有名店らしいが私は全くの初見。パキスタン&アラブ家庭料理の店で日本で始めてパキスタン料理でビブグルマンに掲載されたお店らしい。インド、スリランカ、ネパール料理はよく見るがパキスタン料理は珍しい。心斎橋駅からクリスタ長堀方面に向かい、南12階段出口上がってすぐのファミマ横のビルの地下1階に位置する。

階段を降りて店に入ると異国情緒あふれすぎの空間が広がる。4人掛けテーブルが7卓。スタッフさんは店主のアリーさん含めて4人くらい。日本人の女性スタッフも一人。客は全員アラブやパキスタン系の方ばかりで中東感満載。

アリーさんの接客力が凄くて日本語含めて数か国語を操り、とても面白くフレンドリーに全ての客に話しかける。途中で自身が編集するyoutubeでアラブの色々な国の紹介をしていただいた。⁡メニューは人気のビリヤニを筆頭に本格的なパキスタン料理がアラカルトでいただける。

最初にコロナビールと一緒にファラフィルセット1800円を注文。ファラフィルはアラブの豆のコロッケで植物系のハンバーグな感じ。フヌスはひよこ豆、胡麻ペースト、オリーブオイルで作ったペースト。付け合わせのアリーズスペシャルサラダはキャベツ、胡瓜、パプリカのみじん切りにオリーブオイル、雛豆が入ったハーブのスペシャルドレッシングをかけたもの。これらをピタパンに挟んでいただく。とてもヘルシーな味わいで口によく合う。

ミックスケバブセット3000円はタンドリーチキン、シュリンプタンドリー、ヨーグルトに漬け込んだ鶏肉のBBQのチキンマライティッカ、シークケバブの盛り合わせ。どれもスパイシーで柔らかくてとても美味しい。

看板商品のチキンビリヤニ1500円は日本ビリヤニ協会認定の日本一美味しいビリヤニと認定されたもの。24種類のスパイスとパキスタンのバスマティライスを使用し香りと辛味がクセになる味とメニューに書かれていた。

オイリーさは全くなくてとても食べやすい。パスマティライスがパラっとしてピラフのような感じ。辛味もあってヨーグルトをかけながらいただくのが本場流。髭を伸ばしたアラブの方々とも色々話もでき、とても楽しい時間を過ごせました。近いうちに再訪予定。

大阪市中央区心斎橋筋1-10-12 トレスビル B1F
06-4708-5745
11時-15時/17時-22時
木曜定休

大阪市 心斎橋/四ツ橋 その他料理

エルパンチョ【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

休日の昼に心斎橋にある表記の老舗メキシカンを訪問。私が若い頃(約40年くらい前)からあるメキシカンの老舗。調べると創業50年を超えているとのこと。大阪メトロ心斎橋駅北出口の真上の一風堂の入っているビルの8階に位置する。

エレベーターを上がるとすぐにお店の入り口があり、大きな帽子やメキシコの雑貨や家具などが飾られる。予約をされていない外国人客が店前で行列を作っていた。薄暗い洞窟の中のような店内の壁には客の落書きがたくさん記され非日常の異国感満載。
キッチン含めスタッフさんはほとんど外国人。客も半分くらいはヒスパニック系。外国旅行に来ているような気分を味わえる。

ランチが11時~17時で通し時間営業なのでとても使いやすい。ランチタイムのコースは1000円くらいからあってとても使いやすい。お酒はハッピーアワーの時間帯なのでマルゲリータを飲みまくってしまう。この日はアラカルトで注文する。

ハッピーアワーのフローズンマルガリータ380円は飲み口がシャリシャリして冷たくてかなりおいしい。バナナやマンゴーなどいろいろなフレーバーがあって隣の女性客は10杯くらい飲まれていた。

ここで注文したMIXタコス登場。トルティーヤ6枚、ほぐした豚肉、チキンロースト4ピース、アボガドベースのペーストであるワカモレ、フリホリス(豆のペースト)、牛ひき肉、キャベツの千切り、玉ねぎ、トマト、トルティージャチップスなどがてんこ盛り。

適当に包んでいただくと色々な味が混ざり合ってかなり美味しい。むしゃむしゃ食べてマルガリータで流し込む。

エンチラーダはトルティーヤに肉や野菜などの具をのせて巻いたものにサルサソースとチーズをかけて焼いた料理でメキシコの食卓では定番の一品らしい。見た目よりあっさりしていてマルガリータのせいもあり食が進みまくる。ここまでいただいたらお腹いっぱいになりました。

前回の記事はこちら

大阪市中央区心斎橋筋1-10-1 心斎橋タワービル8F
時間:11:30~23:00
定休日:なし
電話: 06-6241-0588

大阪市 心斎橋/四ツ橋 その他料理

とんかつ 康四郎【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 本町】

南船場にある表記のとんかつ専門店をお世話になっているジムトレーナーさんと夜に訪問。大阪メトロ長堀橋駅・心斎橋駅・本町から徒歩5分くらい。昔からある農林会館のビルの向かい側に位置する。近くにコインパーキングたくさんあり。

大阪の人気豚料理店の「たゆたゆグループ」の社長自らが腕を振るうお店。1階にはガラス張りの焼きトンの仕込みを行うキッチンでその2階がお店になっている。店内は厨房を囲むL字型のカウンター12席のみで川端氏の豚肉のカットや揚げる作業なども見えてライブ感満点。ほぼワンオペのカウンターの真ん中で目気張り気配りをしながら川端社長がニコニコしながら料理を作られる。

今回は18時半一斉スタートの6銘柄食べ比べとんかつコース 7800円を所望する。

最初にこの日使用される豚肉のプレゼンテーション。店内は厨房台と客席カウンターが同じ高さになっていてとても近く、切ったり揚げたりするのを目の前で見ることができる。

最初に薩摩茶美豚を使用したヘレカツサンドが登場。ふわふわの柔らかい食パンはソースが沁みないように内側をバーナーで炙る。低温で火入したヘレトンカツは歯がいらないくらい柔らかい。ソース、タルタル、辛子のバランスも素晴らしい。同伴者はこのトンカツが今まで食べたものの中で一番美味しいと言っていた。カツサンドの概念が変わること間違いなし。

続いてLYB豚のヘレを低温調理して竹炭を入れたパン粉にまぶした揚げていない冷たい豚カツのサラダ仕立て。衣はサクサクで肉はしっとり食感。これは完全にフレンチの域で初めていただいた。川端社長はあまり知られていないが若かりし頃、南海サウスタワーホテル(現スイスホテル)の名門フレンチ「レストランラトゥール」で修行をされたと聞き及ぶ。手際の良さと仕事の綺麗さは流石・・・

続いて赤麹を混ぜたパン粉を纏わせた名物のミンチカツ。柔らかなカツを箸で潰して沢庵とおかかが入ったリゾット風のお粥と一緒にいただく趣向。これを考えた斬新な頭脳に脱帽。

鹿児島放牧豚と人肌の温度で溶けるほど脂身の融点の低い鹿児島鹿屋の牧場で飼育されたイギリス原産のサドルバックのロースの食べ比べ。塩や豚醤油などをつけていただく。。双方ともに豚肉自身の旨みと脂の甘みが強烈。。

続いて生胡椒を鋳込んだ茶美豚と天城黒豚ロースの食べ比べ。どちらも低温で揚げてから予熱で時間をかけて火入れをする。余分な油を吸わせるために揚げたパン粉の上で油を切るのもこの店ならではの手法。

口直しの青森県産の岩もずくと苺の酢の物。

民豚(満州豚)の肩ロースは豚肉の味を邪魔しない程度のあっさりしたドミグラスソースで供される。こちらの豚肉も口に入れると濃厚な赤身の旨みと脂身が溶けた甘みが口に残る。90分低温調理したほろほろのカブラを崩して一緒に食べる趣向にも感心。

土鍋で炊き上げたご飯の上に乗せていただく。

最後の締めはカレーライスか茶漬けを選ぶことができる。当然、両方ともサドルバックの肩ロースのバラカツが添えられる。

玉露茶漬けにしたトンカツをいただくのは初めて。

デセールはわらび餅と自家製ソルベ。わらび餅は目の前で時間をかけて練り込む。

最初から最後までトンカツなんだけど全く重たさは感じない。ワインと一緒に2時間トンカツを楽しむことができました。現在、大阪では一番の豚肉料理店と思います。予約の取れない店になる前にレッツゴー!

ランチタイムの記事はこちら

大阪市中央区南船場2-10-24 2F
06-4307-6546
11:00-14:30/18:30(一斉スタート)

大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 本町 その他料理とんかつ