地域:大阪市|ジャンル:麺料理

蕎麦切り 大城【大阪市 西田辺】 【大阪市 長居】 【大阪市 鶴ヶ丘】

日曜日は朝から長居公園でランニング。温かくなってきてたくさんのランナーに交じって20キロ走。

そのあとランブース近くのお気に入りの蕎麦切り大城さんに突撃。。。料亭のようなお店の作りで本格的な蕎麦を提供。しかし価格は超リーズナブル。。。

いつも昼はいっぱいでつまみを食しながら昼酒の方もちらほら。客層はかなりアダルト私もとりあえず生ビールをいただき前栽をながめながらしばしの休息。

突き出しに新物の鳥貝とホタルイカの盛り合わせを所望。それぞれどこにでもあるものなんだけど手間の掛けようと技術の高さで料理屋の仕事に昇華されている。付け合わせの胡瓜も種をとってとても細かくスライスされ酢みその完成度も完璧である。茗荷の色の出し方や酢の漬け込み具合などかなりのレベルの高さである。

器もとても趣味がいい。日本酒をリクエストすると冷蔵庫から茨城産の山廃吟醸「百歳」をマダムが薦めていただいた。。少し辛口だがこの店の蕎麦にはとてもよく合う。。。

しらす丼と蕎麦のセット950円をいただく。いろんなセットメニューがあって「蕎麦=お腹が膨れない」という考えを打ち消している。なかなかお客さま目線で商売のセンスの良さが感じられる。個人的にもこの店のしらす丼は大好物でふわふわでエグミもなくウズラの卵の黄身とよく合って一気に胃に入ってしまう。

蕎麦はこの日は福井県丸岡産と言っていた。挽きぐるみなんだけどとてもいいアロマとすっきりとした甘味があり後味もとてもいい香りが鼻に抜ける。。。汁の甘さは関西風でこれはお好み。。。鰹出汁がしっかり効いて醤油の角も全くない。蕎麦も量がたっぷりあってとても良心的。蕎麦湯もとっても美味しい。

庭を見ながら日本酒と蕎麦。。。とてもいい時間を過ごさせていただける。。ここは西田辺の桃源郷なり。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13

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うれう 3月【大阪市 塚西】 【大阪市 玉出】

久しぶりに玉出のうれうに行く。。新メニューを開発されたらしく早速いただいたのは唐揚げ定食500円。前からここの主人はうちの唐揚げは自信があると言っておられた。

唐揚げと玉子焼き生野菜、ご飯とうどん出汁がついて500円は破格の値付け。うどんを追加すると250円増しだけどかなり安いことはわかる。

ご飯も上質(たぶんこしひかり)で付け合わせも丁寧に仕事をされているのがわかる。しっかりと漬け込まれた鳥モモ肉はご飯にぴったり。。カウンターはがっつり大好き系の男性客でいっぱい。。将来は唐揚げの専門店をしたいと御主人言っていた。

唐揚げって最近ブームになっていてあちらこちらでよくいただく。。多分普通のブロイラーなんだろうけど

こんなのが食べたかった。。。がっつりなんだけど仕事はこまやか。。。この価格でこの内容ならどこにも負けないだろうと推察できる。。。

この店創作系のアボガドうどんや湯がきたての焼うどんなどもホント旨い。。。仕事に根性が入っている。営業時間だけでなく仕込みも大変だろうなと思いながら目の前の新聞記事に目を走らせると震災から一年過ぎたことにいろんな思いがよぎる。

震災発生当時にローカル局の報道で愛娘を失った女性が「私のところは娘と対面出来て送ってやることが出来ただけでも幸せでした・・」と言っていた。自分の命より大切な娘を亡くして悲しくない母親、幸せな母親がいるわけがない。それでも今もなお遺体を捜し続けている人々に対して気遣いを見せる東北の人に心を打たれた。

今も「頑張れ」ではすまない希望の光が見えない人たちがいらっしゃるということ、自宅、仕事をなくし悲観に暮れるのを我慢し復興のために歩き続けている人がいるということは周知の事実である。

被災しなかった私たち関西人はどうしても時間の経過とともにこの大災害を忘れてしまいがちで日々の生活に追われてぼんやりとうどんを食べている自分がいることに気づき恥ずかしく思った。

被災された人たちの気持になることは無理であってもそういう震災が現実に発生し、被災された方がいるという事実はいつも肝に銘じておかなければならないと思う。朝食をとった中国の屋台でどの方にも最初に言われたのは「日本人、大変だったね・・・がんばってください。。」というフレーズ。(もちろん中国語で)

日本人としてホント有難いと思った・・・

被災地にも大阪と同じように必ず春がやってくる。今ある目の前の仕事や自分に与えられた役割に対してしっかりと向き合っていくことが亡くなられた方々に対しての鎮魂の祈りとなることであろう。そのことの大切さを再認識する今日この頃である。

*今回は少し真面目に書かせてもらいました。。。

大阪市西成区玉出中2‐13‐23
電話 06‐7504‐8104
営業時間 11:30~14:30  17:30~20:00
定休日 火曜日

大阪市 塚西大阪市 玉出 麺料理

中華そば 閃(せん)【大阪市 我孫子】

お昼にあびこで打ち合わせ。前に行った中華そばの店が最近あちこちでいい評判ばかり。やっぱ俺の目は確かだとか思いながら再訪する。。

前は醤油味のラーメンだったので今回は前から気になっていた塩蕎麦720円を所望する。煮卵入りやチャーシュ増量もあったが一番廉価なものをいただくのを是とする。白いご飯は無料でついている。食券制で席は厨房を囲むL字カウンターの8席のみ。お店はかなり手入れが行き届いている。。

出てきたのがこちら。。。 

スープは鶏ガラスープに煮干の香りがフワっときてとても柔らかいというのが第一印象。

鶏ガラ・丸鶏・豚骨からとったスープに魚介出汁を合わせていると書いてあった。しっかりとしたコクは煮干を抽出したラード油のこってり感であろうか、ややもすれば頼んない味のぼけたスープになりがちなのにかなりの完成度がある。天日塩カンホワ(ベトナム天日塩)でつくった塩タレのせいかキレのある仕上がりである。実にナチュラルである。。化学調味料の味がしないのが素晴らしい。。

麺は細めのストレートで加水低め。麺の密度が高く、しなやかで噛めばプツリと切れる歯切れの良さ。とても美味しい。

しっかりした味付けのバラ叉焼も、肉の旨みも感じられ柔らかくホロホロである。細く切られたメンマは歯応え・味付け共に秀逸。
白髪ねぎと白葱、海苔、鷹の爪による辛味・食感のアクセントもよく計算されている。女性一人でも入れそうな感じです。。。。

大阪市住吉区苅田7-6-15
06-6608-5001
11:30~14:30  18:00~22:00
月曜日休み

大阪市 我孫子 ラーメン麺料理