地域:大阪市|ジャンル:寿司

鮨 三心【大阪市 谷町六丁目】

現在大阪の寿司店では気鋭の予約が取れない表記の店をいつもの爆食い英会話教師と訪問。場所は谷町6丁目駅の谷町筋から1筋東の銅座公園の前に位置する。

空気感のあるファザードを入ると店内はL字型のカウンター11席。カウンター正面には木製の氷冷蔵庫が埋め込まれている。

若くてイケメンのご主人はミナミの寿司たいすけさんで修行されたとの事。寿司のコースは3種類で価格の異なりは量の違い。アテ重視のコース、握り重視のコースなど柔軟に対応いただける。

価格も内容もお任せのコースはしっかりと脂が乗った鯵の磯辺巻きからスタート。続いては日本海の岩牡蠣のマリネ。軽く酢で締められているので不要な水分が抜けて旨味が凝縮されている。のどぐろの西京漬も脂が乗りまくり。。ずわい蟹の上に旨味たっぷりで甘々の青森県大間の拳骨雲丹を乗せたものと続く。

この日のお酒は暑気払いにお店オススメの大分県の安心院(あじむ)というスパークリングを所望する。きめ細やかな泡立ちと果実味と酸味がこの時期にピッタリ。

寿司には秋鹿の夏酒を所望する。

寿司の扉は白甘鯛の昆布締めから。上品な白身魚のかそけき脂分と独特の旨味が咥内一杯に広がる。今が旬の剣先イカ、豊かな深い甘みの九州産の赤雲丹、和歌山産の鯖の棒寿司、山形産の茶豆と続く。

ここで店主が巨大な宮津産の鮑の煮貝をおもむろに包丁をする。ご主人の人柄の良さといつもにこやかに柔らかくどの客とも会話をされるので高級寿司店にありがちな硬い雰囲気は全くない。

鮑の肝で和えたシャリで握った煮鮑は手渡しで供される。柔らかく仕事をした鮑とシャリのコクの相性がとてもいい。日本酒と一緒にいただくとベストマリアージュとなる。

色々な種類のハーブをお浸しにした巻物で口直し。3枚付のシンコ、煮ハマグリ、富山産の白海老はねっとりした食感に独特の甘みが秀逸。生の鮑の貝柱部分を薄くカットして重ねたもの。築地から仕入れる本鮪の漬けと続く。

和歌山産のモチ鰹は藁で更に燻され焼き込まれて供される。ビジュアルを見ただけで美味しいことがわかる。(私は鰹が苦手なのでパスする・・・)

大好物の車海老、中トロ(マグロ苦手なのでパス・・・)毛蟹、煮穴子、玉子2種でフィニッシュ。同伴者は更に松茸の土瓶蒸しとトロたくを追加・・・お腹いっぱいご馳走様でした。今回も大満足でした。。

前回の三心はこちら

大阪市中央区内久宝寺町2-7-4
06-6767-0677

*最近の加工アプリの性能にはびっくりする。英会話教師も必需品と言っていたな。

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27095402/?tb_id=tabelog_72405765b07130579b43d3591a31d375c8631d7e">鮨 三心</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010201/">寿司</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/R6035/rstLst/">谷町六丁目駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/R6033/rstLst/">谷町四丁目駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/R9301/rstLst/">松屋町駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
</p>

 

 

大阪市 谷町六丁目 寿司

墨や 7月【大阪市 難波】

現在大阪で最も予約が取れない寿司店になってしまった表記の店を友人と貸切で訪問。開店してから1年半しか経っていないのに幻の有名店となる。店主ののりちゃんの丁寧な仕事ぶりと驚愕のコスパが魅力で私が以前このブログでお店を掲載したときにも紹介依頼のメールが200通以上いただいた。

現在はしばらく予約で満席状態となっていて、秋以降に連絡したほうがいいと思われる。(連絡先も掲載されていないが・・・・)

場所は歌舞伎座の裏の路地を入ったところ。看板も目印もないので伺うのも難儀する。活烏賊の姿造りがついた寿司コース3000円がオススメ。お店はカウンター6席のみ。。。

暑気払いにビールで乾杯をして先付けは太もずくの酢の物。

外にある水槽から取り出してきた剣先イカはキュウキュウ悲鳴をあげる・・・手早く作りにして提供される。。炭塩をつけていただくんだけどコリコリで甘い身は活イカならでは。

大振りにカットされたイサキの塩焼きも日本酒と相性バッチリ。
さらりとした夏酒と焼き魚は相性抜群。

黒バイ貝、剣先烏賊の下足の酒盗和え、富山産の白えびのかき揚げ。。。。これも日本酒が進む逸品。

活造りの烏賊のゲソは天ぷらにしていただく。。

握りの扉は細かく包丁目を入れた剣先イカから。。イカスミを入れたシャリも特徴的だけどネタの邪魔をすることはない。続いて明石の天然鯛、皮目を炙ったキンキ、レアに仕上げられたコハダと続く。

愛知県産のトリ貝、釣りの鯵、マグロが苦手な私だけタイラギ貝、煮穴子と続く。。

最後は魚で取ったあら汁でフィニッシュ。この汁の出来栄えもお見事である。。
これで3000円とは奇跡の値付け。。

次に行った店では位相式が書かれたものに目が惹かれる。。物理の研究室にずっとおられたらしいけど今は若き立ち飲みオーナー・・・・人生色々です。。

住所・電話番号は差し控えさせていただきます。。

大阪市 難波 寿司

まさる 7月【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

地下鉄谷町線の四天王寺夕陽ヶ丘駅から西に徒歩7分の少し辺鄙な場所にある表記の寿司店に大雨警報発令中だけど訪問する。
現在私が大阪で最も美味しいと思っている寿司店で通ってからすでに約20年となる。

お店は小さな表札のみで外見からは寿司店とはわからない佇まい。店主の吉村氏は丸坊主の厳つい顔面を持っておられるが話ぶりは穏やかで細部に気を配られるのでいこごちは悪くない。

オススメはズバリ握りで刺身や焼き物なども多数あるんだけど「うちの店にくるなら寿司を食べて欲しい」と店主はいつも曰われる。この日はビールを控えて麦焼酎の水割りと握りのフルコースを所望する。(マグロとカツオが苦手なので外していただきました)

扉はこの時期旬の鱚の昆布しめ紫蘇鋳込みから。品のいい脂が味蕾を刺激する。続いては高級魚のアコウ。口に入れただけで舌が喜ぶ。続いては脂が乗りまくりの皮目を炙ったイワシ。

一貫原価2000円以上と思われる5枚付のシンコ。(これは中元代わりとの事・・・)皮目を炙った香ばしいカマス、肝と紅葉おろし芽ネギを乗せたキンキと続く。

続いて細かく包丁目を入れて甘みを引き出した剣先いか、エンペラのゼラチン部分が嬉しい大ぶりの煮鮑、こちらの店のシグニチャーネタのそそり立つ味噌付きの車海老と続く。

さらに宮津産の身厚の鳥貝、コリコリの新鮮な小柱、大きな国産のレアに火入れした煮ハマグリと続く。

北海道産の超高級バフンウニと毛蟹を惜しげも無く使用した蒸し寿司は泣ける美味しさ。熱々焼きたての鰻を海苔で巻いたものはこちらのお店のオリジナル。。これはさらに20個くらい食べたいと思う。。卵を持ったシャコも旬の味わい。

野菜や鰻などが入った袱紗玉子、香り高い赤貝、軽く炙ったヒラメの縁側と続く。

続いて鱧の炙り、脂乗りまくりの「のどぐろ」、抜群の締め具合の鯖、穴子の白焼きは白胡椒と塩で食す。イクラ醤油漬け、芽ネギ、赤貝のヒモ巻きでフィニッシュ。食べも食べたり25種。(ちなみに前回は26種)。。お腹はちきれそうになって大満足で店を出る。。しかしながらここまでネタを揃えている店も珍しい。さすがとしか言いようがない。シャリが小ぶりなので女性でもいくらでも食べることができます。。。

大阪市浪速区下寺2-3-10
TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

過去のまさるはこちら

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27000995/?tb_id=tabelog_95b380bfbbb01a2855634433117c0d2005230435">まさる</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010201/">寿司</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R4633/rstLst/">四天王寺前夕陽ケ丘駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270206/R1532/rstLst/">恵美須町駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R7260/rstLst/">難波駅(南海)</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0
</p>

 

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司