鮨 麻生 平尾山荘

表記の会員制寿司店にランチタイム訪問。平尾という当地の高級住宅街に位置する。小さな階段を上がってインターホンを鳴らして名前を告げる。店の奥に進むと一枚板6席のカウンターの小さな空間。

大将は短髪で職人オーラ全開。決して笑わない・・・この日は6000円のコースを所望。まずはビールで乾杯。最初は濃厚な浅蜊のスープが供される。

最初から握りが出てくるのがこの店の特徴。途中でアテがいくつか挟まれる。握りの扉は平目から。ネタは九州産にこだわられシャリは赤酢を使用。続いては皮目を炙ったのどぐろ、鯵と続く。細かく包丁をして梅肉を乗せたアオリイカはとても甘い。名残のカマスと軽く温めた赤足海老と続く。総じてどれも完成度が高い・・

クラゲの酢の物に胡麻クリームを乗せたもの、軽く〆た鰯の酢味噌掛け、郷土料理の胡麻鯖も生鯖が新鮮でとても美味しい。。金目鯛、松茸、小芋の炊き合わせと続く。。。

炙った海苔で巻き上げたタイラギ貝、この店の名物の餡をかけた蒸し寿司は太刀魚を使用。生の鯵と長崎県平戸の赤雲丹と続く。最後はふわふわに仕上げられた穴子でフィニッシュ。

焼きたてでふわふわの卵焼きはとても甘くてデザート代わりとのこと。

ぶどうのシャーベットでさっぱり。ごちそうさまでした。。。一度昼に伺えば会員になれるそうです。。

福岡県福岡市中央区平尾5-11-3
092-524-5777

 

<p><a href="https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40031337/?tb_id=tabelog_1682d8003f40bb786fe603fde0cfbe41cfbe192d">鮨 麻生 平尾山荘</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010201/">寿司</a> / <a href="https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/R7484/rstLst/">西鉄平尾駅</a>)
<br />昼総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.0
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寿司 九州地区

握りこころ 山ぼうし

福岡出張。西中洲の超人気店。ご主人と奥様のおもてなしが有名。路地裏にあるスナックビルの3階でどう見てもスナックの居抜き。入り口のドアは真っ赤。
お店はカウンター7席、掘りごたつ席が3のみ。

カウンターの前にはネタケースが鎮座。福岡の食材を使った江戸前寿司。

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座付きは甘めの出し巻き卵とバイ貝、ゲソと蟹のワサビマヨネーズ和え、胡麻和え。ビールはハートランド。

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皮鯨の酢みそ和え。酢味噌の出来がかなりいい。。ここで日本酒をいただく。田中、あまり広くはないので、できれば、予約されていかれたほうが、良いと思います。

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こだわりの日本酒の中からのチョイスは「田中六五 純米生」。福岡県糸島市の白糸酒造のお酒でさんが醸しているお酒で。自分の蔵の周りで山田錦をつくって酒米にするというテロワールの蔵と言っていた。

重たいアルコールの香りのあとに純米独特の旨味が舌をめぐって膨らむ。思ったよりもさらっとしているが後から甘味を感じる。酸味もあって渋みも少し感じる。後口は少し辛みを残す。

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日本酒と一緒に8種類のお造りが登場。本ミル貝、ウチワ海老、巨大な剣先烏賊、カワハギの肝巻、地のタコ、ツブ貝、五島の〆鯖。。どれもかなりの食材。

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のれそれ登場。この時期の風物詩。

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ふぐの白子の煮こごり。。日本酒との相性もいいが端麗の麦焼酎の水割りでいただくとドンピシャだった。まったりして最高・・・

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こちらのお店の名物50歳の鮑。。鮑は150才くらいまで生きると言っていたな。。貝殻に貝輪というのがあってそれで年がわかるらしい。ケースに入った蒸しあわびは大人の握りこぶしのサイズ。6時間蒸すことで4割のくらい縮むので元の大きさは巨大なものであると推察される。

食すと歯がいらないくらいの柔らかさ。関西の寿司屋でもここまで蒸さない。じっくり咀嚼してみるととても柔らかで滋味深い。

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茶碗蒸しは豆乳仕立てでとても優しいお味。中にはとんぶり、車エビ、のどぐろ、粟麩、むかごが入る超豪華版。。

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ここからお寿司で平目の昆布塩〆。熟成感たっぷりで旨味が貝骨頂。。アミノ酸が味蕾を暴れ回る。

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しっかりと強めに締められたコハダは細工寿司で。。この時期の1枚漬けのコハダと麦焼酎の組み合わせが個人的には好み。

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糸島の釣り鯵。。美味しいねえ・・・と思わず口に出る

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本ミル貝。白ミルとは味の濃さが違う。かなり美味しい・・・禁漁じゃなかったかな・・

店主と奥様の気配りも素晴らしく、カウンター越しに会話も弾む。

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自分で手巻きにして食べる雲丹。多分釧路の昆布盛だと思う。かなり上質だけどミョウバンの味が残念。

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こちらのお店のスペシャリティーのいくらの湯葉巻。

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トロトロでふわふわの穴子は脂がのりまくり。キュウリのタタキが最後に漬物代わりにでてきてフィニッシュ。

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〆のデザートは奥さん手作りの柑橘のゼリー。軽く食べて飲んで一人18000円なり。

福岡市中央区西中洲2丁目15 プラネットビル3F
092-725-0023

握り心 山ぼうし寿司 / 天神南駅中洲川端駅西鉄福岡駅(天神)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

寿司 九州地区

石松寿司

週末は別府大分毎日マラソンに出場する。レース3日前までは炭水化物を取らずに野菜中心でかつ植物性のタンパク質を意識して食べる。
レース3日前からは必死のパッチで炭水化物ばかり食べてカラダにエネルギーを蓄える。

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前日に別府に入って町の銭湯(入浴料100円)に入ってから表記のお店で晩ご飯を食す。ホテルのマネージャーおすすめのお店は大会関係者の予約で一杯。鄙びた商店街の近くにあるこの店はたまたま通った風俗街のキャッチの爺さんのおすすめ店。

ファザードも内装もかなり古びた感のある店なんだけどご主人と奥さんと若い方の3人で切り盛り。ネタケースの魚はすべてリードペーパーで包まれているのでよくわからん・・

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ご主人おすすめの河豚皮の肝和えを所望する。ポン酢をかけて薬味をかき回していただくとかなり美味しい。禁酒にするはずだったけどビールを1本だけいただく。

大分では「フグ肝」を飲食店が出すことは条例で同じく禁じられているけど罰則がないので養殖河豚の肝を客に出す店だらけとなっている。味はアンキモよりも上品で味が深い。。量もたっぷりあってビールと相性よし。

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握りはスズキとタコ、ツブ貝に河豚の肝を載せたものを握ってもらう。特にどうってわけでもないのが残念・・・

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豊後牛の握りは片面だけフライパンで焼いて出される。お尻の部分であろうか脂っ気はほとんどない・・・

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関サバと関鯵の握りもいただくが鯖は鮮度がイマイチだった。味はコリコリで美味しかった。大きな穴子の握りと具沢山の茶碗蒸しが人気らしい。レース前だったのでこのあたりで控えることにする。会計は6000円。。。価格は大都会並み。。。

大分県別府市北浜1-4-33
050-5870-1479

石松寿司寿司 / 別府駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

寿司 九州地区