稚加栄 福岡本店

翌日帰阪前に地元友人お勧めの料亭のランチをいただく。。 地元では有名な料亭で、市内からタクシーに乗り店名を告げただけで、運転手さんもすぐにわかるほどの知名度です。店に入るとカウンターをはさんで埋め込み式の大きな生簀が鎮座。座席数の多いことにもビックリ。周りを見渡しながら限定500食の名物である和定食1,260を注文する。 ikesu.JPG この店は明太子のメーカーとしても有名で、百貨店や駅・空港の売店でも販売しているらしいその明太子のチューブ入りのものが卓上に置かれていて好きなだけいただけるという趣向である。少しいただくと粒がしっかりして、歯ざわりがよく、塩分も適度で、上品な味わいである。 ご飯、かにの味噌汁、香物、茶碗蒸し、野菜の煮物、天ぷら、さんまの明太子、刺身と豪勢な献立でボリューム満点。天ぷらは、キス、エビ、ピーマン、薩摩芋。あまりレヴェルは高くない。。。 wateishoku.JPG 刺身は、博多特有の濃厚な刺身醤油・・・これは少し苦手かも。。。 ランチは和定食、特製手打ち蕎麦定食各1200円 福岡市中央区大名2-2-1

稚加榮 本店魚介・海鮮料理 / 赤坂駅天神駅西鉄福岡駅(天神)

和食 九州地区

佐賀某所 和食処おおしま

所属する自衛隊関連団体の式典が佐賀で行われたため一人で空路佐賀市内に赴く。 観光案内所で聞いた駅前御食事処「おおしま」でしばし休息。ビールと共に佐賀の珍味盛り合わせ。 tinmi.JPG 左上からムツゴロウの甘露煮。鮎とほとんど変わらない食感で泥臭さまったくなし。その横はホタルイカの煮付け、めかじゃという2枚貝の煮付けで名前からして怪しげで有明海にいる高級食材らしい。 水管と微かな身をいただく。下段左はイソギンチャクの煮付けでこれも全く食べたことのない食感。。 グニュギュニュしているんだけどしっかりした身で貝のような魚の肝のような感じだった。 もちろんビールとの相性は抜群。その横は真えびと言って有明海の海老らしいがあんまりわからなかった。その横はワラスボでうろこのないさかなで足のないトカゲのような感じらしい。それを干してあげたもので甘辛くてぱりぱりしててこれもビールのあてって感じ。ウツボに近い感じかな・・・ ikasasi.JPG 水槽にイカが泳いでたので刺身にしてもらう。2500円。。新しいんだけど小ぶりなので味が乗っていないのが残念。少しコストパフォーマンスにも問題ありか・・ もっと包丁の目をたくさん入れたら甘みが出るのにと・・心の中で思った。。 sagagyu.JPG 佐賀牛のたたき1050円もついでにいただく。全国的に有名な佐賀牛だが値段が高いのが玉に傷。 佐賀産国産牛、佐賀産和牛、佐賀牛は似通っていて内容は全く違うこと消費者は騙されがちになる。 ホルスタインや交雑牛も佐賀にはたくさん飼育されておりそれを偽装すれすれの表記でごまかしている飲食店のどれだけ多いことか同業者としてかなしい限りである。切り身はペラペラだったが肉自身はまっとうで値段相応のものであった。 sisirian.JPG 帰りに佐賀空港内のレストランでいただいたシシリアンライス950円。 これは生まれてはじめていただいた。 シシリアンライスは1970年代、市中心街の喫茶店で誕生した軽食メニュー。温かいご飯の上にいためた肉と生野菜を盛り付け、マヨネーズなどドレッシングをかけたもの。店ごとにアレンジが加えられ、ごく限られた地域で発展してきた。( 観光協会HPより抜粋) ご飯の上に甘辛い牛肉とレタスとマヨネーズと玉ねぎというなんともジャンクな一皿何だけど野菜がたっぷりあるので結構食べやすくサラダ感覚でペろっといただけた。長崎のトルコライスを思い出す。長崎の隣の佐賀で出す料理だからトルコの隣のシリアからこの名前が来たのかと思ったがそうではなく不詳らしい。それならシリアライスか・・・シシリアはイタリアなのでどうなんだろうと考えている間に完食。。 これはくせになりそう。。。

和食処 おおしま郷土料理 / 佐賀駅

和食 九州地区

海里 村上

崎県壱岐にある宿。最近グルメ系の雑誌によく登場する。。 今回の出張は島の視察を含めグルマンの旅に徹した。 博多港からジェットホイルにて1時間。対馬の手前にある神の島は 史跡や古墳がいっぱい。目指すは海里村上。3年前に観光旅館をリノベーションして大変身とのこと。 団体客対応をやめて宴会場をイタリアンレストランにして部屋数を減らし ホスピタリティあるれる接客は今や全国区。。。 アワビやウニがあほほど獲れて、壱岐牛と言われる黒毛和牛をも島のあちこちで 飼育している。支配人がこの島は自給自足ができている日本で唯一の島と言っていた。 人口3万足らずの小さな島とはいえこの環境は素晴らしすぎる。 食事は和食レストランとイタリアンレストランがありどちらか選ぶことができる。 P3310015.JPG 初日は和食をいただくことにする。料理長は40歳で壱岐で育ち博多や関西で修業。 この度料理長として凱旋帰島といっていた。食前酒の梅酒から前菜がカラスミの炙り。鯛酒盗とこのわた、トマトの蜜煮、砂ずり醤油漬けといきなりの直球勝負。いきなりお酒がすすみまくり。。お酒の飲めない人はいきなり白ご飯もいいかもしれない P3310020.JPG 次に出てきたナマコはかなり肉厚で固柔らかいエエなまこ。しかも量もたっぷり。。 日本全国でナマコは取れるがやっぱり餌がいいところが上質であると思う 美味しいナマコの取れるところはアワビも美味しい。。 刺身は黒アワビたっぷりと鰤とあおりイカ。新鮮そのもので写真を撮るのを忘れてしまった。 P3310022.JPG 次が地鶏の煮こごりで添え物としてでっかいサザエ脂の乗りまくった鰯の焼いたのとが出てきた。 P3310024.JPG P3310030.JPG メインディッシュでこれでもかという量の黒アワビのスライスをしゃぶしゃぶと網焼きの両方でいただく 焼きアワビはアンチョビのソースでしゃぶしゃぶは王道のポン酢でいただく あわび食いの究極を行ってるような感じ。。生よりもむっちりして香りもたって目眩がしそうな感じ。 そのあと壱岐牛のステーキが150グラムくらいバーんと来て ノックアウトされました。柔らかで舌の上でほどけるシャトーブリオンは 網焼きなのに焼き加減もばっちりで印象に残る肉料理でした。。 P3310033.JPG 食事はつかみ寿司、お茶漬け、目玉焼き丼、一口カレー、白ご飯から選べることができ 迷わずつかみ寿司にするとアワビの貝柱と壱岐牛、鯵、あおりイカの4種盛り。。 不味いわけがない。。。 P3310034.JPG これに地鶏の団子が入ったお汁に地元産のみかんとイチゴをいただく皮の薄いミカンは程よい酸味で イチゴはもちろん完熟。。 P4020123.JPG 最後に青い色をした特製ジュースをいただく。。 野菜+リンゴ+オレンジ+キウイ・・・・ここまではわかるのだが。。。 お酒は最初はキンキンに冷やした錫のグラスに入ったアサヒビール。 刺身は日本酒濁り酒。途中から日本で一番最初に麦焼酎が作られたこの地の お勧めのプレミアム焼酎。。。もうこの世の極楽。。。 ここはあの世かと思うくらいの幸せを感じた。。。

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