住吉公園

店主のまかない(番外編)【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

年末またまた一人で料理を作る。。

あちこちでカレーを食べまくっているので自分の舌の感覚を頼りに即席で出来るだけ好みの店に近い感じのものを作る。

肉だけはこだわりがあり地元の粉浜商店街になる老舗の牛良で黒毛和牛のすね肉の塊を所望する。結構いい値段。。その肉を50グラムくらいのサイズに大きく切って塩こしょうしてフライパンで適当に焼く。。その溶けた脂でスライスした玉ねぎを透き通るまで炒める。。

鍋に水を多めに入れて肉多玉ねぎを炊く。。ブイヨンとローリエを大目に入れて1時間くらい炊く。。

じゃがいもと人参は皮をむく蒸籠で串が通るまで蒸す。。ブロッコリーは軽めにさっと湯がく。。

私流は野菜は煮込まない。。

カレールーはハウスバーモンドカレーの中辛。。いろんな味が最初から入っていてとても便利。水を説明書の2倍入れるのが私流。。

そこにチキンブイヨンの顆粒、昆布茶、濃い口しょうゆ、プレーンヨーグルト、オイスターソース、ウスターソースをいれて塩コショウで味を決める。。しっかりとコクがあって辛くない、スパイス感を排除した濃いめの日本のカレースープのイメージである。。

出来あがりはこんな感じ。。

安いオーストラリアワインとともにいただく。。。自分の嗜好にあったものを好きに作って好きなだけいただくというのもなかなかの贅沢である。。。

普通の人は忙しい時は外食するようだけど私の場合は逆である。。家にある食材で短時間で何でも作ることが出来る。。いい主婦になれそう・・

弊社年末のおせち料理盛り込みの高校生のアルバイトが俳優の市原(通称いっち)にそっくりということで弊社女性社員が大騒ぎ。。年末話題の的になる。。しかも野球部らしい。。

ああ俺もあんな時代があったなと思いながら少し嫉妬を感じる年末の夕暮れ・・・

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懐石料理 徳 住之江本店【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

*今回は自社宣伝で恐縮です。。

私どもが経営する住之江の料亭部門。 完全予約制だが平日の昼間はリーズナブルなメニューでいつも女性客を中心に大にぎわい。 予約不要のランチタイムの新メニューの「鯛鍋御膳」1200円を一般の客を装って食す。。

寒い時期なので多くのお客さまが同じものを所望されている。 あちこちで「美味しいねえ」という声を聞くとやっぱうれしい。

客の立場で客席で食べてみると問題点や新たな発見が多く、この日も食後のコーヒーの改善を指示する。

先付けは季節の野菜を四角く切ったものに特製の芋サラダ載せ。 敷きソースがヨーグルトとフレンチドレッシングを合わせたものに酢みそを混ぜて生山葵の刻んだものとミントの葉を刻んだものを混ぜた当店のスペシャリティー。これはかなり美味しい。

お造りはカンパチ、皮を炙った鯛と太刀魚、甘エビを酒と醤油を合わせたものに漬けた酔っ払い海老。結構上質なのには少し驚いた。

メインのお鍋は香ばしく焼かれた鯛の頭と鮭の身と季節の野菜、地鶏が入って鰹出汁と混然一体になったかなり美味しいスープとなる。コンロで加熱しながら少しづついただくと体がとっても温まる。イメージは和風のブイヤベース。。具材の追加と柚子コショウを付ける指示を出す。

ご飯は鯛のほぐし身を混ぜ込んで炊き上げた鯛ご飯。これはまあまあ。。

辺鄙な場所なのでお客さまがわざわざ食したいと思える献立と料理を作ること。 また来たいと思える接客をすること。 お客さまが出せる価格にすること。。。

それをいつも口酸っぱく言っている。。 年内はランチタイムは24日まで年始は4日から。。

おせち料理も好評受付中。。。

お店のホームページはこちら

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邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)【大阪市 住之江】 【大阪市 住吉公園】

最近中毒みたいに定期的に食べたくなる中国料理店。 お店から徒歩3分圏内に住む幼馴染が全く知らなかったというくらいわからない外観の店。

看板もないし営業中という札も中国の省略された漢字となっている。 何屋か全く分からない。 ビニールのカーテンをくぐるとそこは中国河北省邯鄲市。もちろんビザは不要である。

大阪にいながら 邯鄲市の家庭料理が食せる。。しかしながら普通の人が想像する中華料理屋の域を超えている。家庭用のガスコンロとテフロンのフライパン。全く飾り気のない店内は床は土間。会議テーブルに折り畳みの椅子。。壁に貼り付けられたメニューは日本語表記なし。 しかしそんなことはどうでもよくまずは生ビールで乾杯。

いつも通りお任せでお願いする。最初の冷菜の『麻辣鶏 550』 は見た目ほどは辛くない。せやけど胃が活性化する。。

次のブロッコリーのボイルと最近お気に入りの巨大な鶏レバー醤油煮込み。。今日は心臓も一緒に煮込んである。臭みなどは全く皆無。。麦焼酎をここで3杯。。

海老団子1000円は鍋を除いてこの店で一番高い料理。注文聞いてから海老を細かく包丁で叩いてミンチにして野菜とつなぎで団子にしている。スープ仕立てでご主人の言う通りまずは「団子」だけを「特製たれ」に漬けていただく。海老の旨みが口の中で飛び跳ねる。「スープ」も実に奥深く、滋味あふれる味。。

友人の希望でトウモロコシと松の実の炒めたもの。。上海での社員旅行でいただいたことがある。。シャンタンの旨みとコーンの甘み、松の実の香ばしさがたまらない。。松の実はかなり精力がつくと御主人がいっていた。。。

ここで紹興酒に切り替える。。。高いものではないが甕出しですっきりしたもの。普段使いはこんなのがちょうどいい。 高級ではないが上質。。。

以前「リッツカールトン大阪の「香桃」の穏やかで繊細な味とベースが似てるよね。。。」「リッツだったらここの10倍値段するよね」と顧問いただいていた美人フードコーディネーターの方とこの店で話していたら料理長の黄 正堆(ウォン・チントゥイ)氏がすぐ横で食事をしていたという逸話がある。。(これホント・・・)

黄氏の作る広東料理は大阪のホテルでずば抜けてぬきんでていることは周知のとおりである。。。

続いて所望したのは羊の鉄板焼き。。いつもこの店の羊の臭みのないことには驚きまくる。 味付けは塩、一味唐辛子、クミン。。。それだけ。。。(驚) アホほど旨い。。。としか言いようがない。。紹興酒をこの料理だけで5合飲んでしまう。。

口直しにトマトの砂糖がけ。。これもこの店のスペシャリティー。。しかし中国の河北省ではどの家でも普通に食べている料理と私が習っている中国語の先生(留学生)も以前言っていた。。

〆は超有名な水餃子600円。皮も粉から作る(もちろん麺も粉からつくる)「黒酢」(だけ)をつけて食べる。ぶ厚い皮はもちもち。この料理は皮を食べる料理である。これ以上の水餃子は食べたことがない。。

幼馴染と子供の頃の話や仕事の話、プライベートの話など尽きることなく3時間。 最後は爬虫類がビンに入った蒸留酒を飲みまくる。見るだけで精がつきそうな酒である。

この素晴らしい料理を作る天下茶屋生まれのご主人は本当に人情味に溢れた、見た目とのギャップが楽しい優しい方。。 奥さんは年上女房と聞き及ぶ。あまり前に出ないんだけど人柄の良さが伝わってくる方。。最後は外までお見送りいただいた。

今日も大満足。。友人も大喜び。。

大阪市住之江区浜口西2-11-18
  06-6678-3078
 13:00~23:00
 木・金休

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