住吉大社

広海【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉大社】

仕事のあと若手社員君と弊社近くの海鮮居酒屋を訪問。
バブル全盛期に地元(加賀屋)や中百舌鳥など5店舗くらい海鮮居酒屋を展開し、あまから手帳にもよく出ておられた超有名な「口知(こうち)本店」というお店があった。お店のご主人が朝から泉州から和歌山の漁港を廻って、そこから船に乗って淡路島まで魚の仕入れをしにいっておられたと記憶する。

その店も今は全くは消滅してるんだけどその当時の店の店長が自身で20年くらい前に始められたお店。場所は住吉大社駅・北加賀屋駅から徒歩15分と普通に遠い。しかしながら週末は予約がないと入れないくらいの盛況振り。店内はかなり老朽化しているが特にどおってことはない。店主含め6名の男性スタッフが忙しく走り回っている。

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最初に生ビール500円をいただいて好物の蟹爪の酢の物を所望。ロシア産の冷凍なんだけどワンフローズンで蟹の味がしっかり残っていて安定した美味しさがある。よく似たものがたくさん出回っているが仕入れの目利きは確かなので何をいただいても外すことはない。

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頭がピクピク動く鯵のお造り1匹700円は泳いでいるものを使用。当然のことながら鮮度は抜群・・・

平目も1匹700円、大きな雄の鮑は1800円、活車エビが3匹で900円、泳ぎのカワハギが1匹1500円、活伊勢エビが2500円などどのメニューも原価率50%越えのものばかり・・・

この日は寒かったので寄せ鍋(1人前2000円)を所望する。(写真は2人前)

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大きなバルダイ種のずわい蟹、巨大ブラックタイガー、白焼きの鰻などがてんこ盛りになって登場。今どきの言葉で言えば「超ヤバイ感じ・・・」蟹から出る出汁も美味し過ぎ。その出汁が染み込んだ白菜の甘さに癒される。

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最後は雑炊で〆。巨大な海老や活穴子が入った天ぷら盛り合わせ1000円や北海道産のミョウバン不使用の雲丹を使用した丼など美味しいものが満載。神経質な方には厳しいかも知れないけどお支払のときに再度癒されること間違いなし。この日はお酒を2杯ずついただいて一人3800円でした。。地元の名店です・・・

大阪市住之江区中加賀屋4-3-23
06-6682-8977
17 :00~24:00 月休み

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なにわ恋しぐれ 都

当社で去年から大相撲大阪場所で販売しているお弁当の廉価バージョンを3月から一般販売します。「なにわ恋しぐれ 都」1350円(税別)しんみりと味を入れた野菜の炊きあわせ、出汁巻玉子、若鶏南蛮、蛸柔らか煮、かやくご飯、名物笹寿司など・・・

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古々路【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

仕事の帰りに住吉大社近くの表記のお好み焼き屋さんを訪問。住吉公園駅にあるショップ南海を出て南に向かって徒歩1分。豆ご飯で有名な廣田家さんの横に位置する。店主が10年以上かけて考えた史上最強モダン焼きの「古々路焼き」が有名でテレビをはじめ様々なメディアで紹介されている。ハイヒールのモモコさんがよく絶賛されている。

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注文は当然のことながら古々路焼きと生ビール。お店はご主人と息子さんの2人が調理担当。しばらくして出てきた看板商品の古々路焼きは塩焼きそばを玉子で巻いてそれをお好み焼きに入れたようなもの。丸ごとの玉子も入っていて玉子率が非常に高い(全部で3個使用とのこと)。お好み焼きソースの上に黒胡麻がかかっていて独特の風味がある。

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ゴロゴロとカットされた沖縄産の豚肉がたくさん(150g)入っているのが特徴で噛み締めると甘い脂が口の中に溢れる。この豚肉だけを取り出して卓上のお好み焼きソースと唐辛子をかけていただくとビールがすすみまくる。肩ロースを使用していると思うがこの素材が突き抜けた美味しさにビックリ。

こんなに食感も味も良くて柔らかい豚肉は初めての経験。お好み焼きの豚肉はバラ肉を使う店が多いが食べ応え満点のこちらの上質な豚テキ状態の豚肉にびっくらぽん状態。1000円以上の価値は間違いなくあると思う。

大阪市住吉区長狭4-6-103
06-6672-8889
11:00~22:00
定休日 月曜日

大阪市 住吉大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 お好み焼き

懐石料理徳 住之江本店1月下旬【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

住之江区の私どもの和食料理店のお店で仕事つながりの会合があり食事を末席で相伴させていただく。この日はお店にあるすべてのお酒込みで10000円の予算。こういった形での申込みはよくある事。

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先付けは芋そばのトロロ掛け。海老芋をかつら剥きにして刻んで湯がいて蕎麦に見立てる昔ながらの仕事。下には生湯葉が敷かれている。白髪葱と山葵とイクラを天盛りにして蕎麦汁でいただく。黙って食して海老芋と判る方はほとんどいないであろう。

お造りは平目、縞鯵、細魚。平目はいい脂が乗っていた。生雲丹を火入れして卵の黄身と合わせてつくる雲丹豆腐が絶品。

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椀盛はとらふぐの身と皮。あしらえは筍と菜種と鴬菜と平茸。しっかりと炙った河豚ヒレも入って濃いめの香ばしい日本酒に合うお椀。

八寸は柔らかく処理された「茶ぶりなまこ」、酒粕で漬け込んだ「いくらのべっ甲漬け」、「子持ち鮎甘露煮」、「袱紗玉子焼き」、卵白と合わせて中に柚味噌を鋳込んだ「百合根饅頭」、慈姑を裏ごしして麩と合わせて作る「慈姑コロッケ」、烏賊をすり身にして木耳を合わせて揚げた「オランダ揚げ」、生の銀杏を米といっしょに炊く事で柔らかく仕上げる「餅銀杏松葉刺し」、脂ののった和歌山産の鯖のお腹部分を使った「鯖の松前寿司」などどれも手のかかった昔ながらの仕事。

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真魚鰹の味噌漬けは漬かり具合も火入れも完璧。あしらえは柔らかく炊き込んだ海老芋の雲丹焼きと大根の焼酎漬け。河内長野の西條酒造の「天野酒」を中心にしたラインアップ。

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名物の但馬牛のローストビーフ。今回は淡路島の戎もち豚をローストポークにしたものとの食べ比べ。どちらも甘い脂が特徴。あしらえは長芋羹、ビーツ、たらの芽など。薬味は裏ごしにした豆腐をベースにチューニャンという中国調味料に松の実、カシューナッツ、ピーナッツを刻んでいれてあわせた「木の実ソース」と胡麻、あんぽ柿、白味噌をベースに擂り下ろした柚子で風味を付ける自家製柚味噌の2種。

赤貝の酢の物。干し柿を大根で巻いたものと若布羹、防風、袱紗胡瓜。土佐酢と黄身酢で

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食事は名物の鯛御飯と白味噌汁。甘味は牛蒡で作ったプリンとリンゴの赤ワイン煮と苺にオレンジ。価格とのバランスは問題ないけど改善点はたくさん見つける事が出来ました。

1年間で最も忙しいこの時期、人手も不足する中できちんとした引き継ぎもせぬまま退職する若手社員に対しての送別会がこの日ひらかれた。数年間頑張ってくれた事に対して仲間が慰労する事を否定するわけではないが心のもやもやがどうしても残る。それをどう考えて自分の中で収まりをつけるのかが悩ましい。

懐石料理徳 住之江本店のHPはこちら

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