カテゴリー:中華料理
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栄来軒 10月【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

自社の外国人実習生の歓迎会を住吉の表記の中華料理店で行う。

住吉大社から徒歩3分の路地に位置する、この地で創業65年になる超有名老舗店。界隈には鰻の「いづもや」、玉子コロッケの「やろく」などの有名店が立ち並ぶ。

店内はカウンターが7席でお店の奥にテーブル席。2階には20名くらい入れるテーブル席があり団体需要に対応。今回はベトナム人スタッフばかり15名で訪問。大衆中華料理店なんだけど事前にお願いすれば2500円くらいから特別にコース料理を作っていただける。今回は予算3000円でおまかせ料理を依頼する。

乾杯の後、前菜4種盛り登場。甘海老の中国醤油漬けはお酒がよく進む。バラ肉を使った焼き豚、低温調理の柔らかしっとり食感の鶏ももロール、太い高級なクラゲを使った酢の物など。。これだけ見れば高級店の内容。

続いて鯛の中国風刺身。分厚く切った鯛に中国醤油とピーナッツ油、ワンタンの皮、香味野菜を絡めたもの。ボリュームもあって食べ応え満点。

参加者は若手メンバーが多いため餃子と唐揚げはマストアイテムでコースに入れてもらう。皆で餃子をもりもり食べながらビールをごくごく飲む。

あまから手帳3月号に掲載された「茄子の辛み炒め」はビジュアルでは想像できないワンランク上の美味しさ。続いてメインの「天使のエビのカダイフ巻き揚げ」登場。高級な広東料理のようでびっくり。安定の美味しさの酢豚、最後はパラパラ仕上げのエビ炒飯と続く。 生のマンゴーを使用するマンゴープリンと杏仁豆腐は自然な美味しさ。

限られた予算の中で食材を探しまわって丁寧に作られた料理は当社従業員の模範となるもので感謝しながら店をあとにする。

過去の栄来軒はこちら

大阪市住吉区東粉浜3-29-5
06-6678-8807
11:00〜14:30 17:00〜21:00
定休:火曜

大阪市 住吉大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 中華料理

麺と痺れ シノワフジモリ【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰り北新地の表記の店を訪問。シノワフジモリというフレンチ中華のお店が7月からランチタイム限定で始められた2毛作店。

メニューは「麻婆麺1000円」のみで「令和の虎」というテレビ番組で絶賛されたと店内に記されていた。お店はビルの4階だけど昼時はいつも満席らしい。店内は⁣ インペリアルレッドな内装で調度品含めてエレガントで高級な感じ。ガラス張りのキッチンでスタッフさんが料理を作っている様子が見える。

注文は専用シートに記入する。辛さやボリュームの変更やチーズ等のトッピングが可能でさまざまなカスタマイズを試みることができる。私は全て「普通」のものを所望。

しばらくして着丼。スープの粘度は思ったより低い。麺は中太平麺を使用、もちもちした食感でよく伸びる感じ。

スープは鶏ガラスープをベースに、干し貝柱を使用した返しを使用。辛さや痺れだけでなく酸味や塩味など複数の味が混ざったとても味わい深いサラッとしたスープ。豆板醤はコクと旨みの異なる3種類のものをブレンドして使用とのこと。ライスは麺を食べ終わった後にスープにダイブ。。普通の雑炊のような感じでいただける。刺激的だけど見た目よりも軽くてあっさりいただけました。

大阪市北区堂島1丁目5-5 エスパス北新地25 4F
11:30~14:30
日曜日定休

シノワフジモリ中華料理 / 北新地駅渡辺橋駅大江橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 中華料理

廣澤

京都の烏丸にある表記の中国料理店を訪問。こちらのご主人は以前は北新地の「蓮心」のシェフとして腕を振るわれていた。2023年3月からこちらでオーナーシェフとして京都の築100年の一軒家を改装して表題の店名でお店をされている。この日はグルメ友人から希少な予約席を譲っていただき19時半一斉スタートの席に相伴する。

ベースは広東料理で25000円のおまかせコースのみ。入り口から玄関に伸びるアプローチが京都らしく店内カウンターからは綺麗な庭を見ることができる。カウンター10席のみでご主人と女性の調理補助さん、サービス女性2名で運営。

座付きはねっとり食感のとうもろこしが入ったお餅にクリームチーズと大きなボタンエビを乗せたもの。添えられたXO醤と唐辛子もいいアクセントとなる。印象に残るスターター。

2品目はこちらのスペシャリテの釜焼き叉焼が登場。蓮心の時からの名物メニュー。しっとり柔らかで歯切れも良く外側の甘みも脂の美味しさも非の打ちどころの無い逸品。添えられた辛み味噌も味わいをより深めるいい役割となっている。

大きくて見厚の「ほっき貝」をスープで火入れしてネギソースをかけたもの。迸る貝の旨みとさっぱりしたライム果汁を纏ったネギソースの相性もとてもいい。秋田の山菜のミズノミの食感も面白い。

蓋物はフカヒレ、鴨と松茸団子の蒸しスープ。丁寧に戻された大きなサイズのフカヒレは食べ応え満点。濃厚なスープを吸った白菜もとても美味しい。

どうまん蟹と湯葉の春巻き登場。どうまん蟹は浜名湖にいる希少品種。甲羅の丸いガザミのようなもので以前静岡で食べたことがある。その甘い身を生湯葉と合わせて春巻きにしたもの。中はもっちり滑らかで大葉がいいアクセントとなっている。昆布塩につけていただく。

クレソン、しじみ、ニンニクを炒めたもの。味わいは空芯菜炒めのような感じ。クレソン独特のいい癖と柔らかさが特徴。

続いて長崎産のクエの土鍋煮込み。熟成させた24kgのクエを使用とのこと。肉厚の切り身はもちもちして旨みも強くとても美味しい。生姜が効いた餡もとても美味しい。付け合わせに揚げた舞茸がはいる。見た目以上にさっぱりした味わい。

最後の締めは3種類でそれぞれ大・中・小とサイズを選ぶことができる。

最初に「和牛と松の実のちまき」登場。
米に和牛の脂の甘みと旨みがコーティングされてかなり美味しい。ありがちなパサつき感も全くない。蓮の葉と松の実の香りがいいアクセント。

続いて「冷たい豆乳坦々麺」登場。
喉越しのいいむちっとした麺が特徴。ピーナッツバターの入った濃厚でぴりぴりのソースが麺と絡んでとても美味しい。さっぱりしているので一気に完食してしまう。

最後は「おこげの酸辣餡掛け」は酸味と辛味が入った食欲が復活するような酸辣な味わい。外側がかりっとした団子状のおこげは焼きおにぎりのような形状と食感。大きな帆立貝柱と木耳が添えられる。

デザートは赤肉メロンの入った杏仁のスープ。底にバニラアイスが入る。口の中がさっぱりスッキリで気持ちいい。

この日はシャンパンと紹興酒をいただきました。駅まで8分くらい歩いて阪急電車に乗って帰阪。ごちそうさまでした。

京都市中京区不動町183

廣澤中華料理 / 烏丸駅四条駅(京都市営)烏丸御池駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

中華料理 京都市