フレンチ

ラペティ・ロアラブッシュ

本日は最近よく訪問するお気に入りの北浜のフレンチにランチ訪問。。 3675円の軽めのコースをいただく。 大通りから南に一本入った宝石店のようなエントランス。。京都産の野菜とそのジュをたくさん使ったオーセンティックかつコンテンポラリなプロバンス風フレンチ。 最初の前菜はズワイガニのルクセル仕立てにいろんな種類の野菜のソテとそのソース。独特の彩りとその盛り付けは思わず息をのむ。軽やかで華やかで野菜の旨みが凝縮した一皿。辛口のスパークリングでいただく。。。 rapethizensai.JPG スープは菊イモのポタージュ 白子のムニエルを添えで菊イモは味噌漬けとか醤油漬けをよく田舎でいただくがそのクリーミーな食感をうまく使ってスープにするとは感心する。カボチャほど甘ったるくなくしかしながらそのクリーミーな食感は白子と相性バッチリ。菊イモは血糖値の上昇を抑える天然のインスリン と言われるのを聞いたことがある。。体にもよさそう。。 rapethisu-pu2.JPG メインは青森産 銀の鴨のロティをチョイス。この鴨は宮内庁御用達のものでフランス産のバルバリー産のひなを空輸して飼育。最近つとにあちこちでよく聞くほど有名でマガモほどガシガシしてなくて合鴨ほど脂っぽくない。身は適度に柔らかく味はジューシー。皮はさくっと香ばしく甘いソースとカモの肉汁が混ざり合いすかさず「赤ワインかも~ん」と注文してしまう。意識がどっかに言ってしまうくらいの料理とワインのマリアージュに感激する。これぞホンガモの味。。。こればっかり1キロくらいいただきたいと思った。、 rapethimein.JPG デセールはリンゴのタルトにハーブの香るリンゴのポッシェを添えで新登場らしくさっそく所望する。あんまり甘いデセールは苦手なんだけどそれぞれに味の違いをうまく作って食べ飽きない盛り合わせになっているのにも感心。接客のソムリエの方も一生懸命さと喜んでいただこうというホスピタリティに満ち溢れているしマダムもしなやかで別嬪でええ感じでいつも玄関で見送っていただく。 rapethideseru2.JPG おもてなしという言葉がぴったりの少しよそいきのフレンチ。はじめて行っても常連のような扱いをしてくれる。ホテルプラザ伝統の味を引き継ぐ希少なお店。同ホテル出身のヴァリエと比べてもそん色なし。。コスパは最高。。 詳しくはこちら


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ビストロエピス 2月

個人的に最も大好きでコンサバティブなどっしりソース系のビストロのエピスに一人カウンターフレンチをいただく。小さな火口で黙々と順序良くクリエイティブかつガストロミチック、しかしながらしっかりとパンチのある魂の入った逸品はビストロの域を大きく超えている。。 今日はオマールエビをメインにすべてお任せでシェフとの会話をスパイスにしながらゆっくりといただいた。ひと品目のアミューズはいつもいただく大好きな田舎風パテではなく低温調理したホロホロ鳥胸肉と鴨のフォワグラのテリーヌ オレンジ風味。低温調理したホロホロ鳥はしっとりなめらか。パサつきは全くなし。滋味深くフォアグラとの相性は抜群。 hoaguraepi.JPG 飲み物もお任せしたらキールがでてきた。最高のマリアージュはお約束通り。。一緒にいただくと香りもよりふくよかになり「美味しすぎて目がつぶれてしまいそう・・」という表現をついしてしまった。お世辞なしでマジうま・・・・ amaino.JPG アントレは自家製のスモークサーモンマティニヨンレギュームのソース。。地味だけどしみじみ旨い。細かな野菜から旨みやエキスがほとばしりまくり。中に香草で味の付いたコメが入ったうずらのファルス。海老と牡蠣のエスカルゴ風はパンとの相性抜群。しっかりとエッジのきいた塩づかいはまさにオーセンティックフレンチ。やっぱフレンチはこれでないと。。。。 zensaiepi.JPG ウズラのファルシにナイフを入れると肉汁がほとばしりコメにうまくしみ込んで最高級焼き鳥丼状態。。 骨までしゃぶりついていただく。またその骨をあてにワインを一杯いただけるくらい旨かった。。 uzuraepi.JPG 奥野シェフからどうしても食べよといわれて出てきたのがリードヴォーのムニエル モリーユ茸のクリームソース。このソースの濃厚で香り高い事。。脂肪分のあるソースとの相性はかなりいいと感じた。シェフはこのモリーユはフォアグラよりも高いと言っていました。世の中で最高級なの編みがさ茸と一緒と聞いたことがありますがこの乾燥したものをクリーム系のソースに入れると味が一変するよう。。今度醤油味の鍋に椎茸の代わりに入れてみようと思っています。。乾燥ではなく生のモリーユを1キロくらい食べたいと思った。。、子牛の胸腺肉のリードボーもとても旨みが強くまた鳥肉のような舌触りで素材とソースがベストマッチした料理の典型であることシェフがどうしても食べよといった理由がよくわかる。ソースにもその出汁が出てボルドーの白と一緒にいただけば別次元の旨さに別の世界にトリップしてしまいそうになった。 ri-doboepi.JPG メインのポワゾンは活オマール海老のロースト粒マスタードをきかせたブールブランソースと香草バターソース。。。この料理は奥野シェフの得意なこってりがっつり白ワイン系料理。野菜の旨みやフォンの香りとエビの旨みが三位一体。酸味のきいた奥野シェフのブルーブランソースは私の大好物。香草バターとの相性も強烈。。。濃い~白ワインとともにいただけばまさに至福。エビ一匹丸ごといただくことはよくあるがここまで調味して旨くなるエビ料理は絶対にない。。絶妙な火入れの加減もエビの旨みを最大限に引き出している。火を入れることで素材の味がよりわかる・・・・これぞプロ・・・・ omaruepi.JPG 私の後の客がオマールを所望したが売り切れと言われ少し恐縮であった。。極上のシャルドネと一緒に合わすと盆と正月がいっぺんに来たような気分。。食後はマールブランデーをいただき楽しいディナーは一人お開きとなった。。小さなお店なので予約お勧め。シェフはソムリエの資格も持っているので何でも相談しよう。。。ランチも強烈なコスパでお勧め。。詳しくはこちら


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レストランエスカーレ

難波のホテルモントレのフレンチレストランでランチ。 料理長お勧めのレディースランチ2800円をいただく。界隈でよくあるレディースランチという名称はつい暴走族を連想してしまう。御堂筋線の女性専用車両も電車に乗りなれていないので周りの視線でそこにいることに気づく。変なおっさんが車両に乗ってきたというまなざしにたまに驚く。。。まあどっちでもいい話だが・・・女性になった気分で楽しく食事。景色のよいテーブルに案内いただく。店内は英国の邸宅風でアンティーク家具が配されゆったりと落ち着いた雰囲気を醸し出しとる。 オードブルmon.JPG 前菜は見た目も美しくすべて一口サイズ。。宝石がちりばめられているような盛り付けは秀逸。サーモンのムースのカナッペとリンゴとセロリのマヨネーズ和えとエビ芋、鶏もも肉、鶏の心臓のプロシット(これはかなり旨かった)、あおり烏賊のマリネと柔らかくてミルキーなキッシュロレーヌ。。(これもバリうま)そして付け合わせが赤カブ、赤黄トマト、トレビス、サニーレタスのサラダ。トレビスは紫キャベツのようだが柔らかくて苦い大人の味。最近よく見るようになってきた。ミネラル系のグラスワイン所望する スープ スープはさつま芋のクリームスープ、生ハムとグリーンピースパウダーを添え。これは普通にうまい。普通のものが普通よりうまいというのがありそうでなかなかない。ほんのりとしたサツマイモの甘さはかなり良い。 メイン ワインをしっかりめのシャルドネに変えてメインディッシュは鱈と的鯛のローストと白身魚のムースの下に茄子のフリットを敷いたもの。 ベルモット酒のクリームバターソース。少し癖のある魚としっかりとしたバターソースとシャルドネ焄の組み合わせはベストマリアージュ大賞。このソースはクラシカルでとても好み。付け合わせのパンもとても美味しくソースもきれいにいただいた。 デザート デザートはアーモンドのタルト、フランボワーズのムース、 チョコレートのムース、 クレームブリュレ、  パイナップル イチゴ キウィ に粉糖をまぶしたものとこれでもかのデザート攻勢。結構お腹がいっぱいなので半分残して珈琲をいただいてご馳走さまでした。素晴らしいコストパフォーマンスでした。。


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