バル

おくとや 12月

北新地の蛸料理専門店「たこ茶屋」さんの姉妹店。たこ茶屋さんはずっと昔にお初天神の新御堂筋沿いのところにあり当時からよくメディアに取り上げられていた。そのご主人は見た目もタコみたいで毎日タコを触っているとこんな顔になるのかと当時感心した記憶がある。

北新地のビルに移転されたたこ茶屋さんは今も敷居が高くお値段もけっこうする。その店の食材を使ってカジュアルラインにしたバル業態のお店が表記のお店で夏にオープンしてから満席状態が続き現在は拡張移転を現在思案中と聞き及ぶ。ワインはもちろんのこと、こだわりの日本酒もたくさん取り揃え、価格はとってもリーズナブルとなっている。

2階席は小上がりになっていて貸し切りにぴったり。この日は友人とカウンターでビジネスやプライベートの相談を聞く。ビールで乾杯をしてまずは牡蠣の昆布焼き800円。プリプリの牡蠣を昆布の上で焼く。。ただこれだけなんだけど昆布の旨味が牡蠣に移ってかなり美味しい。

やっぱり料理は素材やねと実感出来る逸品。。

食べ終わると牡蠣のスープを吸った昆布をカットして出してくれる。これが又旨い。。

これと日本酒だけでもしばらく過ごせるかなって感じ。こういった料理はあまりおいし過ぎるとお客が回転しないのでお店としてデメリットもある。しかしながらこの店の店主はさらなる展開を考えておられるために明石まで出向き漁師から直接昼網の魚を仕入れてリーズナブルに提供されている。

日本酒も普通は1200円から1800円はするような銘酒をすべて780円で提供。生ビールやワインはすべて580円。新地のこの手のお店としてはかなり安い。

川津海老(大阪ではトビアラ)の天ぷら380円は味噌も甘くて白ワインにぴったり。こういうのは普通に美味しい。パリパリした食感がとてもいい。

この日のメインはタコのアヒージョ780円。ぐつぐつ煮えるタコはかなり柔らかい。バケットにニンニクオイルをつけて食した後に冷えたシャルドネを流し込む。至福である・・・・口直しにアンチョビキャベツ480円を頂く。。口直しにぴったり。。ニンニク料理を食した後は翌日家族から非難の声が上がる。しかしながらこの店の料理はお酒がドンドンすすむ君。

このほかにも一押しの水槽で泳ぐタコの一匹丸ごと料理1780円(2~3人前)は必ず注文。丸ごと炭火焼でもいいし半分お造り、白ワインで焼いたり好きな調理法を選べてかなりお得。

特にお造りは韓国の手長蛸と違ってそこそこのサイズがあってコリコリして柔らかくて味が濃い。。これが日本一の明石のタコと実感出来る。個人的な好みは足はお造りで頭(胴びん)は白ワイン焼き。。

サバのブルケスッタ580円やタコのクリームコロッケ680円などメニィーも豊富。この時期ならではのおでんもワインと合わせるととってもイケル。もちろんおでんも活けダコを食すべし。

銅板で焼かれる名物オクト焼きは、ただのたこ焼きではなくトマト入り。奇をてらっているのではなくタコは一度素揚げして味を閉じ込め外はカリカリで中はフワフワ。。クオリティーだけで言えば日本一おいしいたこ焼きである。これはピノとあわせるとドンピシャ。

「この店はすべてのものが美味しい」と一緒に同伴する(ホステスさんじゃないよ)人によく言われます。カジュアルに高級食材が楽しめる新地でも希少なお店。特に女性はこんな店が大好きだと思う。席数が限られているので予約がおすすめ。遅くまでやっているので〆の一杯にもいいかもしれない。

詳しくはこちら

曾根崎新地1-9-13 6348-2507


カテゴリー 梅田/JR大阪, バル |

旬の酒場 さむらい

友人と長居公園でランニング後、近辺で新規の店を開拓。あびこ筋沿いの最近できた居酒屋。いつも前を通ると女性客で満席なのでかなり気になっていた。

創作居酒屋という感じで11月はフレンチのキャンペーンをやっているとのこと。ビールで乾杯してお店のおすすめ商品を片っ端から所望する。

まずはシラサエビの塩ゆで480円。7匹入っての値段だからかなり安い。活けなので身はプリプリ。マヨネーズを所望すると喜んで持ってきてくれる。。

これが作り盛りセコがに680円を一緒に盛り込んでもらう。これが1人前850円なり。すべてがかなり新鮮。特にマグロがおいしいと言っていた。青森産の締め鯖もトロトロ。。和歌山産のかますの昆布締めもいい仕事をする。

店員さんおすすめのアンチョビポテト450円。フワフワでニンニクの効いたオーブオイルが秀逸。これにバケットがあればワイン一本飲めそうな感じ。もちろん赤ワインを一緒に頂く。

鳥のテリーヌ400円。ワインのあてにぴったり。マスタードソースがとてもいいアクセント。

あと淡路産のタマネギとベーコンを使ったキッシュ430円も頂く。。かなり美味しい。。

 

アンコウの唐揚げ650円はジューシーすぎて口の中をやけどする。フグよりも確実にうまい。美味しすぎて写真撮り忘れる。鰆の西京焼480円はバリバリの活けもので脂もあって大きな身に圧倒される。味噌のつかり具合、火入れも秀逸。割烹だったら1800円は必ずする商品。

儲けはあるのかと心配する。。。。フレンチのメニューもたくさんあってとっても楽しい。

福岡さん焼き明太子450円も極太。。。火入れも完璧。。日本酒のぬる燗がすすみまくる。。ひきかけていた風邪も吹き飛ぶ。。。

熊本産の銀杏450円も超巨大。新物なのであくがまだきついようである。しかしそれが旨い。お酒がどんどんすすむ。。メニューも豊富ですべてにこだわりがあり値段も結構安い。仕入れにかなり根性が入っている。

最初の付きだしは、しらすと大根。これがまた秀逸。。突き出しをおかわりしそうになった。

ビール、チューハイ、日本酒、ワインとひたすら飲み続けて一人4000円なり。また来よう。。

大阪市阿倍野区西田辺1-14-16

06-6697-3655


カテゴリー 鶴ヶ丘, 西田辺, バル, フレンチ, 和食, 居酒屋 |

ほんまもんバル 心斎橋

心斎橋の日本料理店「湖月」にて会合。関西大学の先輩、後輩、現役の皆さんと楽しく会食。

湖月さんは界隈では大人数での食事ができる大箱の日本料理店。写真は前菜だが手作り感あふれるいい仕事を盛りつけも鮮やかに作られる。この手の店としたら価格もリーズナブルでホテルに比べるととても利用しやすいのでいろいろな会合に利用させて頂いている。

炊きあわせも生節と大根と小芋で見た目も麗しい。。

会食終了後は表題のイベントに友人と参加。バルチケット(当日売り3500円)を買って加盟店舗51店舗から良さげな店を廻る。

最初は長堀ダイナー。(東心斎橋1-9-21)立ち飲みだけど、この日もお客さんいっぱい。ワインもかなり上質なシャルドネ。

ラタテューユにアンチョビのポテトサラダ。テッテドモワンヌ、豚の低温生ハム。これと白ワインで600円は安すぎる。。。多分儲けはないであろう。。

このあとは知人が経営する「ぶた丼銀呈」(心斎橋1-3-3)。。南船場にある創業5年目のイケテル大人が集まる「豚公司 銀呈」のカジュアル店。この店は昼はボリュームたっぷりのぶた丼。夜はサムギョサップルと野菜の豚肉巻きが主力商品。女性客を中心ににぎわっていた。

バルメニューは豚巻き串と豚ハラミのトマトソース煮込みと生ビール。豆苗、ウズラ卵、ネギ、厚揚げを豚バラ肉で巻いて焼く。下に敷かれたキャベツの酢漬けが口をさっぱりさせる。

その後は「ひな鶏 唐揚げ 新次郎」(東心斎橋1-18-20)で手羽先唐揚げ(これで2人前)とビール。熟れた味で甘辛のソースとぱりっと揚げられた手羽先がビールとよく合う。この店は朝引きのひな鶏を丸揚げする唐揚げが有名。

その後は「立ち食いフレンチ ミッテラン」に寄るが遅い時間でも満席。法善寺の「おかず居酒屋くう」によって酎ハイと自家製豆腐。。

〆は道頓堀の「くれおーる」にてたこ焼き(味がしっかりついてかなりおいしかった)とビール。。全5件制覇。。ああしんど・・・・

 


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, バル |