カテゴリー:その他料理

でりか&てーぶる 松【大阪市 昭和町】

昭和町の表記の店を訪問。昨年の9月に開業のネット未公開の新店。大阪メトロ昭和町駅から徒歩1分。スタイリッシュなファザードはモダンな和食店のよう。センスのいいモダンな木調の店内はカウンター数席とテーブルが2卓。お店は完全予約制で2組限定でされている。

水野真紀さんにそっくりの女将さんのワンオペでジャンルは和洋中の混在したセンスのいいフージョン料理のコース(5800円)のみ。

最初は餡掛けにした茶碗蒸し。身体が一気に暖まる。。

続いてこちらの店のスペシャリティーのいくらのカツ。衣は熱いんだけど中はひんやり。いくらの塩気と焼酎がとてもよく合う。

続いてはガラスの器に入った牡蠣のグラタン。牡蠣は坂越産のサムライオイスターを使用。添えられたパンには刻印が入る。

ガスパチョのようだけど口直しのプチトマトのジュース。

メインディッシュの長崎産の肩ロース肉を20日くらい熟成させたもの。ほのかな熟成香りが最後に鼻に抜ける。肉料理はローストビーフの時もあるとのこと。

魚料理は鱈の中華蒸し。身がほろほろに崩れて白ワインとの相性がとてもいい。

マダムは餡子を使ったアートもできるのでそれも楽しみ。

牡蠣のオイル漬けは小ぶりだけどとても味が濃い。

食事は大きな海老の入ったかき揚げ。半分は出汁を掛けて茶漬けでいただく。

デザートはいちご。。ここは人に教えたくないお店です。完全予約制・・・電話で日記を見たと言ってくださいね。。。

大阪市阿倍野区昭和町1-9-6
06-7165-9401

でりか&てーぶる 松創作料理 / 昭和町駅文の里駅美章園駅

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 昭和町 その他料理

ふくの助 1月【大阪市 昭和町】

阿倍野にある表記のふぐ料理店を1年ぶりに大学の後輩と訪問。大阪メトロ昭和町駅から徒歩1分の場所に位置する。焼き河豚が名物でお気に入りのお店の一つ。綺麗な個室でゆっくりといただけるのも嬉しい。この日も17時の開店すぐに入店する。

玄関の水槽で泳ぐ大きな淡路の3年フグを使用とのこと。この日は毎回注文する「焼きふぐコース7500円」を所望する。河豚唐揚げのついた8350円のコースもあり。

最初に少し厚めに切りつけた「てっさ」と「河豚皮」の盛り合わせ。煮凝りの仕上がりも完璧。

続いて追加メニューの白子の醤油焼きをいただく。塩焼きの選択も可。お酒はこちらのお店オリジナルのヒレ酒の冷がおすすめ。

焼きふぐは塩と醤油と味噌味の3種類から選ぶことができる。一番人気はニンニクの効いた韓国風の塩誰とのこと。この日は塩と醤油を半分ずつ所望する。炭の入った焼き網で炙ると香ばしくてなんとも言えない美味しさ。

続いててっちり鍋。食べ応えのある頭の大きな骨部分がとても美味しい。

てっちりの後は雑炊が供される。白子をさらに追加。自分で作らせていただけるのが嬉しい。大体の加減で0.8%の塩分濃度に整える。

味を整えた後で思い切り強火にして撹拌した卵を穴あきのお玉を使って混ぜ入れる「つばめ返し」を店のバイトの姉さんに披露。卵もふわふわで完璧な出来栄えに大満足・・・・

シーズン中は無休で営業。。コスパも最高のおすすめのお店です。

帰りに近くのバーで田崎ウイスキーをいただきながら休憩・・・

過去のふくの助はこちら

大阪市阿倍野区阪南町1-47-24
06-6621-1129
営業時間: 17:00~23:00

ふくの助ふぐ / 昭和町駅文の里駅松虫駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 昭和町 その他料理

ホテルロイヤルクラッシック【大阪市 難波】

お正月で外食ができないために過去に行ったお店を時差投稿します。
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11月下旬に難波の歌舞伎座後にある表記のホテルを訪問。このホテルのオーナー主催のお祝いパーティーで2フロア貸切の贅を尽くした食材と考え抜かれた献立のコース料理(ガラディナー)を相伴する。

先付けは泉州水茄子の網焼きにもろみ味噌とオリーブオイルを乗せて火入れした旬野菜8種を乗せたもの。皿の奥に低温コンフィのサーモンとサラダ。ブールブランソースと貝のソースが敷かれる。野菜をしっかり使った直球料理。

続いて【晩秋の装い】という名の料理は紅はるかと安納芋を焼き芋仕立てにして胡椒をかけた塩のジェラートを添えたもの。2種の芋の食べ比べを旨としたもの。

白焼きした国産鰻をバルサミコ酢やポルト酒、シェリービネガーなどを使ったソースで蒲焼にしてその上に低温調理した河内鴨のマリネを乗せてその上にフォワグラの天ぷら(ベニエ)を載せたもの。一番下にはコシヒカリと黒米の焼飯が敷かれる。周りには芽紫蘇など

パンは一般的なプティブランと天然酵母を使った全粒粉パン、ドライイチジクと胡桃を入れたパンの3種。

魚料理は高温で蒸した国産伊勢海老。その下にはアメリケーヌソースをベースに白身魚と香味野菜で作ったクリームソースと卵黄と溶かしバターで作ったオランディーズソースを配合したソースで海老の身をサンドして焼き上げたもの。あしらえはトリュフとオマールの泡のソース。シンプルなのか複雑なのかわからないけど海老は美味しかった。

肉料理は生後6ヶ月未満の国産仔牛ロース肉の低温ポワレ。エリンギをベースに使ったデュクセルはバターチーズ味のお好み焼きのような感じ。ソースはフォンドボーな感じ。国産の仔牛は滅多にいただく機会がないので楽しくいただいた。外国の仔牛は肉の味があまりしないので個性的なソースと合わせることが多いのだけどこれはしっかりとした味を感じることができた。

食事の最後はボルシチ。真っ赤な色がお祝いの席にぴったり。スープの底には牛乳で作った粘りのある葛豆腐が沈む。

デセールはフランス産のチョコを使用したチョコレートクリームで卵黄を加えてふっくら食感。目の覚めるような真っ赤なグラサージュ(表面のコーティング)の中はフランボワーズ(木苺)のジュレが鋳込まれる。高貴な酸味を感じる大人の味わい。

どの料理も一級品の味わい。勉強になりました。。。

大阪市 難波 その他料理フレンチ