難波

エスカーレ

休みに友人と難波にあるホテルモントレ内のフレンチでブランチ。。。。 見晴らしがよく大阪市街が一望でき、英国の邸宅に招かれたかのような(招かれたことは一度もないが)店内でゆっくりと食事を楽しむ。。 旬の野菜がいっぱいのランチコース2800円は過去にも何度もいただいたことがある。。ボリューム控えめなので食欲のない時にもいい。 zensaimontore.JPG サラダ仕立ての前菜はワカサギのエスカベッシュやスパニッシュオムレツ、魚介のトマトソースかけ、いつもホントに美味しいなと思う豚足のコロッケ。。。。ドンキホーテの観覧車は今は動いていないな、とか建設中の建物がめっきり減ったな・・というような時代の変化を窓からの景色で感じながらの食事は最高の癒しとなる。。仕事の話を全くせずにプライベート会話が食事をより美味しく感じさせる。 shanpanmontore.JPG お店の方に勧めていただいた飲み物が私がもっとも大好きなボランジェのスペシャル・キュヴェ。。格上のものはもっと大好きだけどワインの様な飲み口とガツンとくるパワフルで厚みもあり、」しかも滑らかで酵母のような甘い香りが脳みそを溶かしてしまう。。。泡もしっかりしていて全体的に熟成感のある複雑な味は料理がいらないくらい。。 若い時はこのシャンパンのの名前がわからずボーリンガーと読むと思っていた 。 potajukabotya.JPG カボチャのポタージュはよくありがちなんだけど塩分づかいも的確。。。揚げたパンのようなものも絶妙な仕事ぶりである。 meinsa-mon.JPG メインはノルウェーサーモンのポアレ。。。ボリュームもしっかりありながら繊細な火入れは感心する。 付け合わせの野菜もたっぷりで身体に良さそう。。。大きなエビも入っていて海老好きの私にはたまらん料理である。。。シャンパンが進む君。。。。 deserumontore.JPG デセールは盛り合わせ。。。。それぞれ気のきいた仕事をしている。。。 際立ったものはないがこのような普通のものが大人の男にちょうどいい。。。。。 この食事と景色は夏の午後の最高のリラクゼーションとなる。。。

エスカーレフレンチ / 西梅田駅北新地駅福島駅


カテゴリー 難波, フレンチ |

日本橋 藤久

昼のランチづかいをよくしていた日本橋にある藤久。。。。 食欲不振なのであっさりとした和食をとカウンターにていただく。気の置けない友人と行くにはこちらと決めている。。。そんなに堅苦しくなく値段も高すぎず基本好きなものを食すことが出来る。。。 今日は10000円のコースをお願いした。。。 zensaifujikyu.JPG 前菜は滝川豆腐。。。食べにくいのが難点。。鱧の子と小芋の炊いたもの。鱧の浮き袋の塩漬け。。 (塩が抜けていなく残念・・・)茶豆にさつま芋蜜煮、鯵の〆たものなどいろいろだったけど特に秀逸なものがなかったのは残念。。。又作り置いた感があって寂しかった。。。 店が小さいのと調理師が少ないので致し方ないのかも知れないが・・・・ owanfujihisa.JPG お椀は鱧と梅雨松茸の定番の取り合わせ。。鱧からいい脂が出てほっとする滋味深い味である。。。 tukurifujihisa.JPG お造りはスズキは全く癖がなく仕入れの確かさがよくわかる逸品。剣先イカの細かい包丁はイカをさらに甘くさせる。。。秀逸は淡路の雲丹で多分バフンウニと思うんだけどかなり身がよく肥えていた。。 甘いだけではなくあと口もよくひと箱全部食べたいと思った。 yakimonofujihisa.JPG 山場の焼き物は天然ウナギの白焼(写真は2人前)。。。身がシコシコして新鮮なのもよくわかる。。。本日のナンバーワン。。。笹で燻された鰻を生わさび、スダチ、山椒おろしでいただく。 日本酒を思わず所望する。。。最高の食材をあまり手を掛けず提供する姿勢はさすがである。 takiawasefijihisa.JPG 炊き合わせの芋と南京と茄子の取り合わせは修業された吉兆の仕事そのままである。 刻んだミョウガが物忘れをさらに増幅させる。 sunomonofujihisa.JPG そうめんより細く包丁しているのは長芋。。。薄くかつら剥きして手で刻んでいる。同席の客は凄いと驚いておられた。。。長芋そうめんの中はつららにした生だこ。。。これもかなり上質で薄く切っているので実に食べやすい。。。 ayumesifujihi.JPG 最後は釜だきのご飯。。。琵琶湖の鮎と一緒に炊きこまれており食せなかった分はおにぎりにして持たせてくれた。。。次のリーガロイヤルのバーにてウイスキーのあてにいただいた。。。                                                                デセールは抹茶(濃い茶)のアイスと葛餅。。。これは店主の奥さんが天王寺でされているカフェKotikazeの逸品。。。娘の学校の近くなのでたまに行くのでよく知っている。。そのことを御主人に話すと実はうちのデザートはすべて家内が作るんですとはにかんで言っていた。。。 奥さんも見習いで昔この店で働いていたのが昨日のようである。。。 すべての皿がすごく繊細で手間のかかっているのは確か。 惜しむらくは料理の説明がなかった事。せめてお品書きがあればと思った。 大阪市中央区日本橋2-7-28 06-6632-4037

藤久割烹・小料理 / 近鉄日本橋駅日本橋駅難波駅(南海)


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福喜鮨

高島屋の「なんばダイニングメゾン」にある福喜鮨にてランチ。 一階上の奴寿司もよく行くのだが愛想もなく、いつも行列なのでいつも比較的すいているこちらの店に潜入。高級店なのでいつもすいている。お得な2100円のランチセットを所望。。。 大阪の寿司では超老舗の日本橋の本店はアホほど高い(だいたい一人25000円くらい)がこの店は比較的通える価格。。 fukisusi.JPG 一番安いランチセットといえども手抜きはなし。。。 プリプリの鯛にカンパチ、超柔らかく煮込まれ甘いタレがかかったタコ。。トロトロに煮込まれた脂たっぷりの穴子。。。海老と鱚の小袖寿司も秀逸。。 巻き寿司も完璧にうまい。 特筆の玉子は本店仕込み(といっていた)。。。甘くてきめが細かな白身魚のすり身入り。。。カステラのようである。。。 この玉子は寿司屋の格を見せてくれる。。まさしく江戸前の玉である。。。 職人さんもえらそうに見えるがしゃべると親切。。。。カウンターに陣取り昼酒する客もいる。。。 日本橋の本店には久しく行っていないが握る人間国宝ともいえる福喜鮨三代目山本寛治親方は多分今や80歳くらいだったのではないかと思う。。健在で今も握っておられると人から聞き及ぶ。 地方の客をもてなすのに、大阪一の寿司屋はと考えるといきつく先はやはりここである。 ただ敷居の高さをビンビンと感じさせ客に緊張を強いる。いわゆる店が客を選んでしまうきらいがある。   カウンターに流れる水の音しかしない店内は一度見る価値はあるかもしれない。。 これからの時期に出てくるシンコの握りが一つ2500円と言われる。。。 この高島屋の店も煮アワビなどかなりいいネタをそろえている。。。 本店にくらべると比較的だがリーズナブル。。。 大阪市中央区難波5-1-5大阪高島屋 7F

福喜鮨寿司 / 難波駅(南海)大阪難波駅近鉄日本橋駅


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