日曜日は朝から長居公園でランニング。近くにシャワーブースを見つけそこを拠点に終日過ごす。ちょうど次女(中三)が競技場で試合があったのでしばし見学。大阪市大会で100m4位。。本来は200mが得意なので上出来な成績に試合後2人で喜ぶ。
ランチはそのシャワーブースの横にある蕎麦切り「大城」。。。高校の後輩が女将さんをしていてブログやマスコミ等で今や絶賛の行列のできる蕎麦屋となっている。。西田辺マダム御用達の大人の蕎麦店となっている。
住宅街の隠れ屋のような場所に和モダンなしつらえ。どちらかといえば料亭のよう。食器や装飾、ファニチャーも女将さんのセンスが行き届いている。特にユニフォームがいい。Tシャツと首にまいたスカーフがスチュワーデス(死語)のようで見とれてしまう。。まさにここは手打ちそばを中心にしたハイクオリティーな食事が鶴ヶ丘で食せるという希少な店。
女将さん(マダムと言った方がいいか)がシュッとしているので食事もお酒も何もかもが美味しくいただける。。
このような専門店はやはり店主のセンス次第だなと再認識する。 走り疲れてまずはビール。。。一緒に鱧の焼き霜造りを所望。蕎麦屋のアテでしかも昼間にこのようなものがいただけることがまず抜けている。。
鱧の質も骨切りも素晴らしい。。和食の腕もかなりいいものを持っていおられると推察される。スダチを搾って塩で食す。
本醸造の八海山をいただきながら。釜揚げシラスの丼と蕎麦のセット950円をいただく。シラスは限りなく軽くふんわりして魚の嫌な臭いが全くない。かなり良質なものであることは一口いただけばわかる。
鶉の卵と海苔との相性も抜群。。。休日の昼間に綺麗な庭を見ながらのおひとり様ランチは都会にいることを忘れさせてくれる。。庭から聞こえる鶏の声に幸せを感じる。
そして蕎麦は切りが太めで、風味よく噛むとしっかり甘みを感じる。今回は塩で最後までいただいた。固さも歯ごたえも心地よく日本酒とドンピシャ。。荒挽き感があって蕎麦を食ってるという満足度を上げてくれる。。
蕎麦以外にも多種多様な魚を中心とした料理の献立が並ぶ。。蕎麦店でここまでやりつくしている店は記憶がない。。。それぞれがすべて高水準であることとコスパも優れていることが驚きである。。昼のセットメニューはある意味ボランティアのような価格付け。。
こりゃ繁盛するわ。。。と今回も超満足でお店を出る。。。
阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046
昼 11:00~14:30
夜 17:00~終了