蕎麦

そばいち 高崎総本店

飛行機と新幹線を使って群馬県高崎まで。。

奈良の地で奈良県産の蕎麦を使って職人を使わずに低価格で本格的な蕎麦を提供することが出来ないかと思い表記の店に視察に行く。高崎インターチェンジのすぐ近くで昼時は団体客で賑わう。

この店の売りは十割そばなんだけどこれをすべて機械で作る。。つまり職人レス。普通は十割蕎麦は温かい汁に入れるとぶつぶつと切れてしまうのだけどこの店のものはしっかりとコシがあり粘りもあってそこらにある立ち食い蕎麦や巷の蕎麦店の蕎麦とは明確に一線を画す。

厨房も見せてもらい十割そばの製法や製麺機なども見せて頂く。感心することしきりで簡単にちゃんとした蕎麦が短時間で出来ることに驚く。

試食はまず細麺で冷たいそば。。。。思っていたよりもつゆの味が優しいことに驚く。かなり美味しい。。。返しや出汁はきちんと作り込むことがポイントである。

もりそばも蕎麦の香りがしっかりしてこだわりの専門店と比べてもそう遜色がない。

麺線を太くして頂いて食べ比べる。。蕎麦の太さで味わいが変わるのも不思議である。

温かい汁に浸けて頂くのも味わい深い。。鶏の腿肉からいい脂が出て味わいも深い。。。

受け売りだけど美味しい蕎麦の三たてである「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」のセオリーをいかに守りながら低価格で提供できるかがキモと考える。

挽きたてはともかく打ち立ては何とかなりそうであることがわかった。そばは打ってからすぐに茹でれば味香りともにいいのであるが実際は打ったばかりの蕎麦をすぐに湯に入れても上手く茹だらないということも聞き及ぶ。

つまり打ったばかりの蕎麦は、まだ蕎麦粉と水が十分に馴染んでいない為、湯に入れた蕎麦が浮いてきてしまい、釜の中の湯の中でうまく対流しないらしい。
2時間程度、蕎麦を打ってから置いたほうが、良く茹だると言っておられた。

この十割り蕎麦をもりそばを何と組み合わせてどのような立地と店のサイズでまたいくらで提供できるかいろんなことを考えながら東京まで戻る。。。

帰り高崎駅で丸亀製麺強烈な人だかり。。。負けてられんわ・・・

群馬県前橋市南町3丁目63-6

027-224-1498

そばいちそば(蕎麦) / 前橋駅


カテゴリー 甲信越地区, 蕎麦 |

蕎麦切り大城 6月

弊社若手社員君がランニングを始めたということでお祝いに靴を買いに長居にいく。

初心者用なんだけど結構おしゃれなアシックスのランシューズ。。道具が良ければ長く続くことは経験値で確認済み。靴下とTシャツもついでに購入。仕事しまくりちえこ君なので健康管理の一助になることを願う。

その帰りにお気に入りの高級蕎麦店にてランチ。場所は我孫子筋の一本東側。マダムは高校の後輩なんだけど彼女の住む一軒家の一階部分が店舗。。。まるで料亭のような設えに初めてのお客はびっくりすると聞き及ぶ。

店の外観はとてもモダンな感じ。駐車場もあって助かることしきり。この日も地元客の自転車でお店の前は大混雑。お店の入り口は敷石や燈籠があり上質感ありまくる。

お店は木をふんだんに使ったセンスのいい空間。カウンター席が特等席で前栽が見えるシェフズテーブルという感じ。

季節によって様子を変える庭の存在感にいつもノックアウト状態となる。食事とともにこの庭を見ると美味しさが倍増。。。まさに一幅の絵画である。ビールの味も変わるくらいの価値のある前栽である。この店舗設計のセンスにはマイルスデイビス。。。

私は好物のシラス丼のついた蕎麦のセット950円。。いつも同じものを所望するがそれだけ価値がある。ご飯にしらすの水分が移らないように焼き海苔が敷き詰められているのが素晴らしい。鵜卵がいいアクセントになっている。ありがちな小魚の癖もなくフワフワの甘甘。。。素材の良さが光る逸品。。。

多分このクオリティーのものを東京でいただけば2000円はくだらないであろう。

この他にお昼のセットメニューは

・蕎麦と天むす2個(900円)
・蕎麦と釜揚げしらす丼(950円)
・蕎麦と海鮮丼(1100円)
・蕎麦と天丼(1200円)
蕎麦は全て玄挽き手打ちそば、香の物付き。

その他、本日のおススメもあり
この日は湯葉蕎麦とじゃこご飯(1000円)。。。

出てきた蕎麦は曳きぐるみ。ボリュームもたっぷり。蕎麦の香りが咥内に広がる。この日のそば粉は福井産。。。汁は関西風。多分関西ではナンバーワンと個人的にはすすめる。客目線でつくられる商品の完成度は素晴らしい。価格以上の価値は当然。。。上質感ありまくりの蕎麦店。。。いつも満員なので時分時を外すのがおすすめ。黒木瞳さんに似たマダムの接客も秀逸。ワールドワイドで勝負が出来る大阪で数少ないお店。。。。。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046 
11:00~14:30 17:00~終了まで                     
火曜日・月末の月曜日定休


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みす美

梅田で会合の前に昼食をと思い昨日の夜は食べ過ぎ飲み過ぎのために軽めにさくっと安くて旨いものをと思っていたらカッパ横町の表記の店を思い出しそそくさと訪問。

この店は知る人ぞ知る創業100年を越える老舗の蕎麦屋。11時半の訪問なのでそんなに混雑はしていない。客層はほとんどサラリーマンの方って感じ。

こだわるダシはウルメ、さば節、羅臼昆布からとり、無添加で味わっていただいております。。。と店内に張り出してある。。

蕎麦粉は北海道産の最上級を使用し、自家製麺し、蕎麦の風味を存分に味わっていただいております。。。とも書いてある。

名物は「出汁巻き定食 800円」でおそばかうどんをチョイスできる。注文を受けてから玉子を割ってジュウジュウいう音が調理場から聞こえる。できたてのだし巻きを早速一口ほおばると熱々でトロトロしてふわっふわっの食感。

出汁も効いていてとっても優しくて上品な感じ。はっきり言ってかなり美味しい。誰でも作れる料理が誰よりもおいしいというのはとても稀少でこれぞ大阪のだし巻きって感じ。

お蕎麦の方は更級系で白っぽくとても色気のあるビジュアル。思ったよりもシコシコとコシがある。引きぐるみではないのでそんなに強い蕎麦の香りはしないが旨すぎない加減が逆にいい。トッピングは天かすとネギとかまぼこ。いわゆるハイカラといわれるもの。

出汁の塩梅もよく昆布や鰹節が効きすぎないのも好みである。
ちなみにご飯も岡山産コシヒカリということで美味しかった。この店は普段使いするのにとてもいい。だから100年続くのね。。

大阪市北区芝田1-5-14

06-6372-5563

日・祝tel. 06-6372-5563

 


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