肥後橋

江戸堀 木田【大阪市 肥後橋】

国際会議場に用事があってどっかでランチをと思案する。駐車場代を払っても食べる価値のあるところをと肥後橋周辺で考えたところ老舗サンドウイッチのヴィクトリーに行こうと決めていく道すがら同じ路地裏に町家風の木田と大きく書かれた看板の讃岐うどん店発見。。。                                                                                     お店から良い感じの「気」を感じたので13時過ぎの潜入。雨降りであったがお店は満席。   厨房に2人と表回りに一人。店内は背中合わせなったカウンターのみで座れるのは14人。 海老天ぶっかけ800円を所望。。。店主がうどんを湯がく姿や天ぷらを揚げる所作を見るともうこの店は間違いなく旨いと食す前から確信する。。特に作業しながら客に声かけまくる姿には驚く。。。玉子の天ぷらと生姜の天ぷらのうどんを頼んだ客には「天ぷらは出汁に入れる派」「入れない派」を聞いて、いれない派であれば店主自らその揚げたての天ぷらにチョコッと生醤油をかける芸の細かさ。。。 接客が明るく元気がいいのが店のオーラとなっているのであろう。。。 misekida.JPG オープンキッチンでうどんを伸ばして切る機械と格闘し、てんぷらを揚げながらご飯をよそったり見ているだけで楽しい。。奥さんと思われる女性もにこやかにいろいろと世話を焼いてくれる。。食後に薬を飲むのに忙しい中お水をそっと出してくれる気遣いにも感謝であった。 カウンターの中にはおでんもあって夜の居酒屋づかいもいいと思った。。店の隅々まで若い御主人のやさしい人柄が出ている感じがする。 tennbukake.JPG ご主人が「お待ちどうさまでした」と言いながらぶっかけの出汁を掛けてくれる。「大根おろしをめがけてかけると良くなじむんですよ」とかいいながらじゃぶじゃぶと掛けて「うちのうどんは2本ずつお召し上がりください」とのこと。。このフレーズどっかで聞いたことあるなと考えてたら後で客がいなくなってから店主と雑談。2年前に開業してそれまでは駅前ビルの「はがくれ」で9年間働いていたとのこと。。。 生醤油うどんの醤油を私もはがくれのご主人に掛けていただいたことがあることを思い出した。 大阪の讃岐うどんブームを作った立役者のお店の中の一つである。。。 はがくれの親父ほど個性的ではないがああでもないこうでもないと客に話しかける姿は個人的に大好き。多分こちらのご主人もいろいろ説明しながら生醤油うどんははがくれ同様に2周半の醤油を掛けてくれるのであろう。 出てきた海老天ぶっかけうどんのうどんの切り口は長方形。もちろんピカピカに光っている。しっかり〆られていてコシが強い。固いという表現ではない。噛んだ時の麺の芯の部分の押し返されるグミ感もちょうどいい咽越しもすばらしい。 食後感がいいのは店主と奥様の接客が素晴らしいことと分析する。 2人ともが本当に楽しそうに仕事をされていた。見ているだけでこちらもハッピーになる。 ちょっとのことなんだけどお客さま商売では大切なことと再確認。 後でお店のHPを見ると *道頓堀2丁目にて明治35年創業から現在まで100年以上続く、かやくご飯屋の老舗「大黒」の次男として生まれ、これまで長らく食の文化に触れてきました。縁あって99年から梅田はがくれにてうどんの修業を積み、この度09年3月6日に「江戸堀 木田」として念願の独立開店の日を迎える事ができました。 とあった。。。ダイエット中なのでかやくご飯は遠慮したがそれだったらいただけばよかったと後で後悔。。商売人のDNAがきっちり組み込まれていて再訪したいなと思わせる空気作りは素晴らしい。。 詳しくはこちら 西区江戸堀1丁目23-31 06-6441-1139 営業時間 昼11:30~14:45        夜17:00~19:45 定休日  日曜祝日 

江戸堀 木田 讃岐うどんうどん / 肥後橋駅渡辺橋駅中之島駅

大阪市 肥後橋 麺料理

美々卯 本店【大阪市 肥後橋】 【大阪市 本町】 【大阪市 淀屋橋】

久しぶりの更新。 毎日忘年会やいろんな方との会食続きで好きな自分の食べたいものをいただく機会がほとんどない・・・ その中で本町周辺を車で移動中にサクッと一人で入った美々卯本店。 雨が降っていたので唯一ある玄関横の駐車場に横付け。。その駐車場を利用するお客はあまりないらしく停めた途端に従業員がお出迎え。「よっ!」と声を掛けて数寄屋造りの新しくて古い店内のカウンターで好物の「かやくうどん」1100円を単品でいただく。。。 kayakuudon.JPG かつお出汁がしっかり効いた大阪のうどんは何ものにも代えがたいご馳走である。 焼きアナゴに生湯葉、かまぼこ、焼き餅、粟麩、椎茸、人参、白菜と栄養バランスも抜群。 このお店は商標登録を取られている「うどんすき」で有名やけど個人的にはいつもかやくうどんを所望して最初に具をいただきながらビールをグビグビ。。そのあとでうどんをすするというパターン。。 本日は車なのでアルコールは我慢する。。 店内は数寄屋建築を取り入れながらインテリアと照明にモダンなアレンジがあり新しさの中にのれんと味を誇る老舗の風格を表現している。創業からなんと240年らしい(ヒエ~)。。。。 お店のHPには「もとより老舗とは、過去の歴史の長さを誇るものではありません。昨日から今日、今日から明日へと努力を積み重ね、常にその時代のなかで輝き続ける存在であってこそ、真の価値が評価されるものと確信しています」との御主人の御言葉。。。さすがやわ。。。。なんと東京の会社と合わせたら年商65億従業員数850名。。 俺も目指して頑張るど・・・ !「オ~!」 大阪市中央区平野町4-6-18

美々卯 本店うどんすき / 本町駅肥後橋駅淀屋橋駅

大阪市 肥後橋大阪市 本町大阪市 淀屋橋 麺料理

とり神楽【大阪市 肥後橋】 【大阪市 淀屋橋】

淀屋橋に用事で寄った帰りにランチを探していたら「究極の親子丼」という看板発見。 宮崎地鶏を売りにしたお店の経営で夜はしゃぶしゃぶや水炊きを個室で食べるお店としてにぎわっているようである。980円と親子丼としては高いかなと思いながら目をつぶってえいや!と思い切って入店する。。出てきた親子丼は地鶏を炭火で焼いてとじているという代物。卵の柔らかさと味の加減は問題が無いが炭火の香りと出汁の味が私には向いていない(好みではない)と感じてしまう。シコシコした硬さもいいのだが新鮮なブロイラーで作ったほうが旨いと感じるのは私だけかと考えてしまう。 oyakodon.jpg 食べなれた味というか卵と鳥との相性というのか卵と鳥肉とご飯のハーモニーが聞こえてこなかった。。 私が難聴であるからかもしれないが・・・?  980円という値付けと店頭の看板が究極の親子丼となっていたので期待しすぎたのかもしれない。私の理解する究極は食材も調理法もそれ以上はないという極めつけた料理の最終到着点というものでそう考えると少し肩すかしをされた気がした。たとえば卵一つにしても以前人にいただいたもので若鳥が4か月位で初めて産む初卵という小さなものだが濃い~味と力を感じる希少なものがある。また妊婦にプレゼントする習慣のある地方もあると聞いたことがある。。そんな卵と脂ぶんたっぷりの肥えたブロイラーのモモ肉を使った親子丼をいただいてみたいものである。(あくまで個人的な好みです)でもサラリーマンを中心に結構にぎわっていた。。淀屋橋周辺は景気がいいのね。。 宮崎地鶏と旬菜 とり神楽 淀屋橋店 大阪市中央区北浜4-8-4住友ビルディング4号館1F

とり神楽 淀屋橋店居酒屋 / 肥後橋駅淀屋橋駅大江橋駅

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