心斎橋/四ツ橋

ムグニ

アメリカ村にある表記のオムライス専門店を訪問。西心斎橋で個性的な店が集まるディープスポットの「三ッ寺会館」1階に位置する。目の前にコインパーキングあり。世間では大阪で一番美味しいオムライスの店と言われている。

営業中はずっと行列ができていて平日であっても入店にはかなり苦労する。店が狭いので1時間待ちは普通とのこと。今回は開店15分前に到着して1巡目に滑り込む。退店時の12時前には15人くらいのウエイティングが見られた。

店内はカウンター4席とテーブル2台のかなり小さいお店。調理担当のご主人と奥さんの2人で切り盛り。メニューはオムライスのみでサラダやスープの有無を選べる。

スタンダードなトマトソースやクリームチーズソースのオムライスから、白ワインクリームソースの明太子オムライス、神戸ビーフや黒毛和牛が添えられたオムライスなどがある。今回はレコメンドメニューのゴルゴンゾーラチーズソースのオムライスのトリュフ風味のもの2100円を所望する。

しばらくして着皿。まず見た目が美しくてびっくり。私が知っているオムライスとは全く様相が異なる。とろとろでふわふわの玉子がバターライスの上にかかっていてその上に濃厚なゴルゴンゾーラが効いたソースがたっぷりかかる。トリュフの香りも秀逸で何もかもが一体化していてオムライスというよりもフレンチの一つの上品な料理と言って良いくらい完成度が高い。

濃厚なチーズソースなんだけど粘度もなくさらりとしていてご飯との親和性も高い。ベシャメルとのバランスがとても良くてワインにも合いそうな目から鱗で唯一無二の逸品。あっという間に完食しました。ご馳走様でした。。

大阪市中央区西心斎橋2-9-5 日宝三ツ寺会館 1F
06-6212-5068
11:00~15:00(現在はディナーやってるかもしれません)


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 難波, 洋食, その他料理 |

洋食 手嶋

西区新町にある表記の洋食店をランチタイムに訪問。西大橋駅・四ツ橋駅から徒歩5分の場所に位置する。周りにコインパーキングあり。洋食の有名店のKatsui・御堂筋ロッジで長く務められた店主が2019年にオープンしたお店とのこと。

落ち着いた雰囲気の外観と店内はとても上品。客席は厨房に面したカウンターと奥にテーブル席。ランチメニューは「ミンチカツ」「ハンバーグステーキ」「エビフライ」など。おすすめの「ミックスフライ1600円」はエビフライ、チキンカツ、ホタテクリームコロッケ、ホタテフライの盛合わせ。

今回は迷わずミックスフライを所望する。

フライの盛り合わせのほかにオリーブベースのタプナードソースのかかった野菜たっぷりのスペインオムレツのようなもの、生野菜サラダ、豚汁がつく。艶々のご飯が抜群に美味しくて野菜たっぷりの豚汁も高級和食店の味わい。サラダにかかるフレンチドレッシングも秀逸。

好物のエビフライはプリプリで店主に聞くと泉州産のシラサエビを使用とのこと。帆立貝はふわふわ食感でチキンフライもとても柔らか。添えられる自家製のトマトソースもかなり美味しい。

スペシャリテなホタテのクリームコロッケは絹のような舌触りでかなりコク深い味わい。フライに添えられるタルタルの美味しさも特筆もの。玉ねぎがシャキシャキでコクがあってマヨネーズも自家製と思われる。全てにわたってのレベルの高さにびっくり。洋食ランチで久しぶりに感動した。

次回は夜に訪問予定。。

大阪市西区新町1丁目22-22
ランチ
[木・金]
11:30~13:30
[土・日]
11:30~14:00

ディナー
[火~日]
17:00~21:30

月曜定休


カテゴリー 心斎橋/四ツ橋, 洋食 |

ひろせ 7月

心斎橋の畳屋町筋にある表記の和食店を久しぶりに訪問。難波・心斎橋方面の日本料理では一番美味しいと個人的に思う店。ライブ感のあるカウンター6席とテーブル2卓の小体な店。

西心斎橋の「ゆうの」で修行されたご主人の喰い味とけれんのない素材感重視(魚が特に美味しい)の仕事をした料理をお酒を楽しみながらカジュアルな空気の中でいただける。特に最高級の炭を使った火入れには定評がある。女性のグループ客も多い。この日もカウンターに女性の一人客が座られていた。。コース料理は月替わりの12000円のみ。

先付けは鰹と昆布の効いた出汁で割ったとうもろこしの擦り流し。ガラスの器も涼しげ。あしらえに秋田の新蓴菜と組み上げ湯葉、振り柚が入る。

続いて鮑と万願寺とうがらしの天ぷら。底には鮑の肝ソースが敷かれる。。

こちらの店では刺身は日本酒と一緒にいただく。新政のNo6は好みのお酒。

乱盛りにされた刺身は、旬のアコウ、ビワマス、ひらめ昆布締め、蛸、石陰貝、皮目を炙ったのどぐろ、大葉を挟んだ鱚など。。青海波の皿も涼しげでいい感じ。

銀の平碗に盛られた煮物は大振りの鱧と翡翠茄子、オクラ。染み入るような出汁もかなり美味しい。

続いての魚料理は炭火で時間をかけて焼いた鰻塩焼き。皮はパリパリで細かな骨は全て炭火で焼き切れている。しかしながら身はジューシーに仕上げられていて最高峰の技法の焼肴と思う。あしらえは白だつ芋に鯛味噌を載せたもの、小鉢に海蘊とデラウエアを添えたものなど。

肉料理はラムシンと加茂茄子、肉の上には牛蒡の素揚げが添えられる。赤身肉なのでサクッといただける。この料理は芋焼酎の伊佐美のロックと一緒にいただく。

食事は梅生姜ご飯に釜揚げしらすを載せたもの。魚の骨でとった出汁の味噌汁が突き抜けた美味しさでびっくり。

水菓子は荒川の白桃にソルダムのゼリーを乗せたもの。今回も大満足・・・ごちそうさまでした。

過去の廣瀬はこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00


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