嬉嬉 7月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋にある表記の海鮮居酒屋割烹を貸切で訪問。心斎橋の南警察の西側に位置する。吉春会館という年季の入った雑居ビルの2階に位置する。

看板等、店の名前がわかるものは一切なし。えんじ色の暖簾が目印。店内は店主のワンオペ。電話予約の際に希望の鍋や料理をリクエストする仕組み。小上がりの座敷が4席。テーブル4席、カウンター5席のみ。前回は海鮮寄せ鍋だったけど今回は季節の鱧のコースをお願いする。

ビールで乾杯したあと最初に鱧の落としと皮目だけ炙って霜降りにしたもの。脂がよく乗ってフワフワ食感でとても美味しい。梅肉と酢味噌でいただく。

続いて骨のない小さな部位のみを包丁した刺身。コリコリの身は清んだ味わい。

続いて鱧の卵、肝、浮袋、腸の盛り合わせ。ポン酢等でいただく。ここまで仕事を丁寧にされる方も珍しい。希少部位ばかりでどれをいただいてもとても美味しい。

鱧の中骨を唐揚げにしたもの。。ビールにぴったりの珍味なり。

続いて骨切りされた大量の鱧が登場。透き通った身はかなり美しい。新玉ねぎ等の野菜と一緒に鱧すきでいただく。ボリュームもたっぷりで久しぶりにお腹いっぱい鱧をいただいた気がする。

締めは鱧すきの出汁を使って炊いた鱧ご飯。骨切りをして蒲焼きにした鱧が大量に入る。このご飯はかなり秀逸なり。

小麦粉に抹茶を練り込んで作ったうどんでフィニッシュ。会計はお酒飲み放題込みで8000円というびっくり価格。ごちそうさまでした。

前回の嬉嬉はこちら

大阪市中央区東心斎橋1-6-22 吉春会館 2F
06-6243-8211

 

大阪市 心斎橋/四ツ橋

創作中華料理 縁 7月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

東心斎橋にある表記のお気に入り中華料理店を友人と訪問。三休橋通りの飲食店の喧騒の中、かなり寂れたビルの地下に店は位置する。一見での入店はかなり勇気が必要。急な階段を降りて、かなり重たい木の扉を開けるとカウンター10席のみのバーの居抜きな感じの店内で普通の中華料理店とは全く異なる様相となっている。

今年で19年を迎える人気店で予約なしではほぼ入店は不可能。この日も予約架電がひっきりなしとなっていた。メニューは全てアラカルトでグランドメニューと黒板に書かれたシーズナルなもの15種類くらいが黒板に記される。カウンター越しのカーテンの向こう半坪くらいのスペースでシェフが黙々とハイクオリティーな料理を作る。シェフの顔は今まで見たことがない。どの料理も注文してからすぐに提供されることにいつもびっくりする。

客はほとんどがカップルでこの日は近くのクラブのホステスさんたちが複数同伴で来店されていた。

生ビールとともに「フレッシュザーサイの浅漬けごま油和え700円」を所望。この店のマストメニューで酸味のある若い紹興酒との相性も抜群。

「四川水餃子800円」は皮の美味しさはもとより甘めの胡麻味噌だれもよくできている。噛み締めると肉汁が口内に溢れ出る。盛り付けのビジュアルもとても美しい。「海老の特製マヨネーズかけ2200円」は甘くて酸っぱい、さらりとした自家製マヨネーズソースと和えていただく。

毎回注文する「牡蠣の豆豉炒め2700円」はピカピカ光る大きな牡蠣が食べ応え満点。豆豉ソースも深みがあってとても美味しい。野菜も油通しされていて手抜き一切なし。花巻パンと一緒にいただくのがオススメ。

こちらのお店のスペシャリティの「河豚白子入り麻婆豆腐3300円」は麻拉の辛さを白子のマイルドな味と深い旨味が和らげてくれる。「紋甲イカの沙茶醬炒め1900円」サーチャージャンは、魚介パウダーをベースにニンニク、ゴマ、香辛料、植物油を加えて煮込んだ調味料で台湾料理店等でよく提供される。当然、イカや海老との相性は抜群。最後は焼き豚とレタスの炒飯1600円をいただく。15年の紹興酒と一緒に美味しい中華料理をいただきました。

過去の縁はこちら

大阪市中央区東心斎橋1-18-2山本ビル B1F
06-6281-0373
定休日 日曜・祝日

大阪市 心斎橋/四ツ橋 中華料理

バルバッコア心斎橋店 再訪【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

月初のランチタイムに心斎橋駅すぐ近くにある表記のシェラスコ店を一人で訪問。想像以上に良かったので夜に友人と再訪する。

ずっと昔からある老舗店で立地の良さもあって平日でもいつも満席。店内はかなり大きくてブラジル人をはじめとするスタッフの接遇も親切。

ランチタイムは4500円、ディナータイムは7000円となっている。アルコールは3500円でスパークリングやワインを含むほとんどのドリンクがいただける。

肉のビュッフェ以外の副菜の充実が見事。普段は生野菜をあまり食べないけど椰子の芽などの変わった野菜をはじめたくさんいただくことができて嬉しい。

ズッキーニやワイルドライス、豆の煮込みなど珍しいものもあってなんどもお代わりをする。

食事前にコイン上のチップを渡されて緑の面を向けているとテーブルの皿に大きな串に刺さった肉が提供されて赤面を向けるとストップというルール。大きなナイフでダイナミックに切り分けられてシズル感満載。

どの肉も綺麗に火入れされていて肉汁たっぷりでとてもジューシー。肉の塊に岩塩をまぶして焼いているのでそのままでも美味しい。醤油ベースのあっさりしたソースと酸味のあるピクルスのような薬味をつけていただくとさらに美味しくいただける。

ディナータイムの肉はサーロインステーキからスタート。クッピンは珍しい部位でセブ牛の首のコブ部分で独特の食感で脂分あり。コステーラデボイはショートリブ部分。肋部分のカイノミはしっかりした歯ごたえで脂分が多い。

イチボ、ランプは赤身で肉の旨味もあってとても柔らかい。そのほかにもガーリックステーキ、ペッパステーキ、ラムランプ、チキン、鶏ハツ、豚肩ロース、玉ねぎなど。思いの外、焼きチーズ、焼きパイナップルが良かった。

前回のバルバッコアはこちら

大阪市中央区心斎橋筋1-1-10 キュープラザ心斎橋8F
11:30~15:00  17:00~20:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 その他料理