お店ジャンル

魚市 本店 8月【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺のアポロビルのB2にある表記の魚料理店を友人と訪問。この地で50年以上続く(1972年開業)老舗店。大阪で魚の美味しい居酒屋店のトップに君臨するとよく言われる。昭和感あふれる店内はカウンター席やテーブル席、小上がりの掘り炬燵の席などがあっていろいろな使い方ができる。客層は年齢高めで男性グループ客率高し。値段は安くないけど平日でも満席の人気店

店頭の生簀には大きな鱧やウツボ、伊勢海老、河豚などが泳ぐ。ランチタイムの刺身の盛り合わせ定食もかなりお得でおすすめ。

まずは刺身盛り合わせを注文する。驚くサイズの大皿に多種多様の刺身が盛り込まれる。カンパチの腹身と背中部分、北海道の雲丹、火入れしたサザエ、煮鮑は肝がかなり美味しかった、梅雨の時期が脂が乗って美味しい平目、剣先いか、沼島の鱧、明石の蛸、穴子の刺身など・・・・これだけでお腹満腹になる感あり。

刺身についていたカンパチの頭は塩焼きにしていただく。これも脂が乗ってかつかなりのボリューム。

お腹がいっぱいになったので名物の珍味盛り6種を所望。

関西では珍しい「ほや」、自家製の「唐墨」、古代チーズの「蘇」、「ワサビ醤油漬け」「鯛のハラワタの塩辛」「生ホタルイカ醤油漬け」など。これだけで焼酎を8杯いただいてふらふらになって店を出る。

過去の魚市はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-31 きんえいアポロビルB2
06-6649-4652
11:00~22:00

大阪市 天王寺/阿倍野 居酒屋

尼龍 ラーメン

尼崎の国道2号線沿いにある表記のラーメン店を2度目の訪問。尼崎センタープール駅から徒歩15分くらい。昭和な感じで年季の入った外観は真っ暗で営業しているのかどうかわからない感じ。営業中という札を確認して入店。

L字カウンター7席のみの店内は薄暗くて独特の空気感に満ち溢れていて神経質な方は要注意。入り口にある券売機で食券を購入。寡黙な店主のワンオペ。夕方の訪問だけど満席なのにびっくり。店内は椅子に穴が空いていたり床が歪んでいたりと見どころ満載。

メニューはおすすめの尼龍らーめん(醤油)・塩ラーメン、チャーシューメン(醤油・塩)、鶏から揚げラーメンなど。この日はデフォルトの尼龍ラーメン醤油700円を注文する。このご時世にラーメン700円はすごいと思う。

暫くして白磁の丼鉢が着丼。琥珀色のスープは鶏ガラと豚骨の動物系に煮干しのような魚介をバランスよく合わせたもの。これは素直に美味しいと思える。かえしの醤油の角もなくて優しくて上品な酸味も感じる。あっさりだけど節系のコクもあって香味油のせいか口当たりもいい。麺は多加水でパツパツ食感の中太ストレートの平打ちでかなり美味しい。小麦の風味が少しうどんのような感じ。喉越しも良くスープとの絡みもとてもいい。

肩ロースを使った切り立てのレアチャーシューは味がしっかり染み込んでいてとてもジューシー。このほかにも柔らかなメンマとネギが入ってとてもバランスのいい内容。前回同様にスープを全部飲み干しました。ごちそうさまでした。。

お店の前には頭蓋骨博物館あり。なんとも世の中広いもんですね。。

過去の尼龍はこちら

尼崎市崇徳院1-12
水曜日定休
18:00-23:00

麺料理ラーメン 兵庫県未分類

堕楽暮 7月【大阪市 松虫】

チンチン電車の松虫駅隣接の表記の店に一人で訪問。天王寺駅から3駅で約5分。最近よく利用するんだけど食材へのこだわりと創意に満ち溢れた料理のレベルの高さにいつも大満足している。間口の狭い独特の空気感のあるお店は昼はカレー店、夜は酒肴を出すスパイス料理店として営業されている。昼と夜で暖簾のデザインも変わる。

店主の「堕天使カッキー」さんは「スパイスカレーの天才」と呼ばれイベント等で全国から招聘されるために実際の店の営業は月に半分くらい。(お店のスケジュールはインスタグラムに明記)営業日は開店前から全国から巡礼者のようにカッキーのもとにファンというか客が訪れる。

また地方に行かれるたびに個性的な食材やお酒を仕入れられるのでそれをいただくのも楽しみ。この日も愛媛県から料理研究家の方々やセレクトワイン販売をされている方も客としてこられていて大賑わい。

最初に揚げた稚鮎にバイマックル(昆布みかん)とバナナの葉を使ったスパイス南蛮漬け500円。咀嚼してから喉に落ちるとバナナと柑橘の香りがふわっと立ち上がる。初めていただく奥深いスパイスの味わいも心地いい。

続いてこの日にゲストとして愛媛県から来られた料理研究家の「さやか」さんが担当して作った「鶏ハムとアボガドのハニーマスタードマサラ500円」を所望。鶏ハムの美味しさとマスタードとアボガドの相性の良さにびっくり。豚天も一見普通のようだけど味が深くてお酒とドンピシャ。

この日はカレーは注文せずに「さやか」さんが作るふわふわの天津飯にカッキーが作る四川風豚肉とニラのピータン炒めを乗せたもの1200円。ご飯部分は鰻と剣先烏賊の炊き込みご飯なのにびっくり。

デザートはウイスキーにコーヒー豆を漬け込んで作るウイスキーコーヒーと黒胡椒の入ったバスクチーズケーキでフィニッシュ。当然相性は最高。。

お酒も国産のものを中心にいろいろいただきました。珍しいものもいただけて飲みすぎました。ごちそうさまでした。

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大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス