ラーメン

ひだまり庵【大阪府 堺市】

堺にある肉丼で有名な表記の店を10年ぶりに訪問する。場所は阪堺電車の宿院駅から200東に向かった開口神社の正面あたり。周りにコインパーキングあり。昼時は常に満席なので開店直後の訪問がおすすめ。こちら以外にも堺市内に肉カレー・肉ラーメンの店も展開されている。

縦に細長い店内はテーブル席と奥に座敷がある。以前は名物のローストビーフ丼を始めステーキなどもあったけど現在は3色丼の小800円、並900円、大1,200円のみ。これらにプラス料金で麺やサラダをオプションでつけることができる仕組み。今回は3種盛肉丼の並(税込900円)とセットで牛かす煮そば(税込200円)を所望する。

しばらくして着丼
出てきた器は思いのほか小さくて浅めの丼を使用。ご飯の上に隙間なく溢れんばかりのローストビーフ・ローストポーク・細くカットされたステーキが盛り込まれその上に甘めのタレと卵黄、刻み海苔とカイワレが載せられる。最初は肉だけを其々食べて途中で卵を潰してご飯と一緒にいただく。

どの肉もとても柔らかくて肉感もあり卵のコクと甘さで一層美味しく感じる。途中で洋辛子をつけて味変をするとより食べやすくなる。肉を食べているという満足感はかなり高い。隣の席の若い男性グループは食事中ずっと「うんまうんま」と言いながら食べていたのが印象的。

セットの牛かす煮そばの出汁は油かすの効いた濃い目の味付け。黄色い中華麺との相性はとてもいい。久しぶりの訪問でバージョンアップされた丼を見て嬉しくなった。。さすがの繁盛店です。

堺市堺区甲斐町東3-1-13
072-222-1129
ランチ 11:00~15:00頃
不定休

大阪府 堺市 どんぶりその他料理ラーメン

松屋食堂【大阪市 恵美須町】 【大阪市 難波】

南海線の難波駅と今宮戎駅の中間くらいの所にある創業半世紀の表記の街中華店を訪問。表の看板等はラーメン推しなんだけどチャーハンとオムライスで有名。赤いテントが目印となっている。

引き戸開けるとすぐにカウンター席となっていて間口は広いけど奥行きはあまりない。2階はテーブル席となっている。テレビもあるので待ち時間も退屈しない。お店はフライパンを大きな音を立てて振りまくるご主人と女性2名で切り盛り。

チャーハン目的で入店したけど久しぶりに五目そばを注文する麺メニューは他にデフォルトの中華そば、ワンタンメン、あんかけラーメン、ちゃんぽん、味噌ラーメン、辛味噌ラーメン、カレーラーメン、チャーシューメンなど。

玉子と野菜がたっぷり入った五目そばは食べ応え満点。自家製らしい麺は加水率低めの白くて中細のストレートを固めに湯がいたものスープも飾り気のない鶏系でスッキリしたもの。そんなにありがちな化学調味料の味は感じない。注文された料理を一つずつ丁寧に調理する姿にいつも感動する。。こういう店だけがずっと残るということを再確認する。

大阪市浪速区日本橋西1-8-25
TEL:06-6643-6305
営業時間:11:40~20:00
定休日:不定休

松屋食堂ラーメン / 恵美須町駅今宮戎駅難波駅(南海)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 恵美須町大阪市 難波 中華料理麺料理ラーメン

料理屋 稲家 11月【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の永楽通りのステーキロンの北新地プレイスビルの7階にある表記の店を訪問。

店内はカウンター8席のみ2回転。この日は18時一斉スタート。同じ店にミシュラン店や有名店がたくさん入っているので18時前になるとエレベータに乗り込むのにも一苦労。料理はおまかせコース18,000円(サービス料10%、消費税別)。場所柄と時節柄、私以外の客は皆ホステスさんとの同伴会食。

神戸のミシュラン店の「植むら」で6年間修行をされた店主のベーシックな日本料理に独創的な仕事を加えたしっかりした味わいの料理が口に合う。時間ちょうどに一斉スタート。

先付けは火入れした白甘鯛に銀杏の入った餡を掛けた温まる一品。

日本酒を注文すると桐の箱に入った壮観な江戸切子のグラスが登場する。

最近は毎月訪問しているので好みのお酒も知っていただきありがたい。

日月柄のお椀は炭火で焼きこんだカマスと舞茸。しんみりとしたいい味わい。

造りは昆布で押したヒラメの薄造り。これはかなり美味しかった。。


植むら譲りの端正に盛り込まれたセコガニ。温かい出汁のよく効いた酢でいただく。

焼き込んだ椎茸の上に火入れした雲子を乗せたもの。雲子をいただいてから奈良漬と椎茸を交互に食べてくださいとの指示あり。

これからが旬の百合根を使った饅頭は中にあん肝が射込まれる。


丹波の黒豆や柿などの白和え。口直しにちょうどいい。。


大きな鍋を使って鯨と葱を白味噌仕立ての出汁で火入れして取り分け。脂部分が独特の食感ととてもいい味わい。

食事の最初は炊きたてのアルデンテ状態の白ご飯。続いて大根ご飯。お供には鰤のでんぶが添えられる。

鯨の鍋仕立てで使った出汁で供されるラーメン。 

こちらの店の名物の時雨煮丼は温泉卵の黄身が掛けられる。

デザートは栗の味がするしるこ。20時食事終了なので同伴客にはぴったりのお店。帰りのエレベーターもビル内の食事終わりの客で大混雑。皆同じ事情なのねと納得。

 

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177

 

大阪市 梅田/JR大阪 和食ラーメン