姫松

寅辰午戌はやし【大阪市 塚西】 【大阪市 姫松】

帝塚山にある表記の和食店を訪問。南港通りの高野線の高架の北側の筋に位置する。
2020年2月にオープンと聞き及ぶ。木調の店内はカウンター数席とテーブル席が2卓。今回は友人との仕事がらみの会食だったので奥の個室をリクエストする。

最初に前菜盛り合わせを所望。バイ貝の煮物に赤蒟蒻、マスカットの白和え、ツナペーストとバケット、イカのすり身を揚げたもの、生麩の田楽、合鴨ロース煮。合鴨ロースは火入れ具合も良くてしっかりと合わせ出汁につけ込まれた昔ながらの技法で仕上げられていてかなり美味しかった。

お酒もワインや焼酎、日本酒など種類も多く美味しい肴と共につい飲み過ぎてしまう。

続いて茶豆と名物の最中を所望。最中は鶏肝のペーストといぶりがっこ、クリームチーズが入った不思議な味わい。日本酒との相性がとてもいい。毛蟹の身を殻に詰めて出汁のジュレをかけたもの、玉子の味が濃いだし巻きは一口サイズ。どれも美味しくいただきました。

大阪市阿倍野区帝塚山1-14-13
06-6690-7417
月、木曜休み

大阪市 塚西大阪市 姫松 和食

寿し長【大阪市 姫松】

帝塚山にある表記の寿司店を友人と訪問。お店はチンチン電車の姫松駅正面に位置する。この日は開店と同時に入店。カウンター8席と4人掛けテーブルが一つの小体なお店。年配のご主人と奥さんと娘さんで切り盛り。ご主人は40年以上前に阿倍野の名店で働かれていたという記憶がある。その後独立されて国道26号線沿いの玉出で34年間営業されこの地に移転。

メニューはお任せではなく好きな寿司を1貫ずつ注文するスタイル。寿司だけではなく酒肴も色々取り揃えておられる。

ビールと共に金目鯛とたこの造りを所望する。皮目を炙って香ばしい金目鯛はいい脂がのっていてとても美味しい。タコも大きなサイズで食べごたえあり。

握りは大きなサイズで甘みの強い剣先イカからスタート。続いて大きなサイズの甘エビは軍艦巻きで。鱧と脂の良く乗った熱々の煮穴子と続く。途中で白魚の天ぷらを勧められたのでいただく。日本酒との相性がとてもいい。

続いて鳥貝、平貝、車海老、赤貝、玉子焼きでフィニッシュ。玉子焼きは地味だけど出汁が効いたバランスのいい上質な味わい。デザートにりんごのシャーベットが提供される。

お酒もおいしい季節のものが取り揃えられていて飲み過ぎてしまう。

会計は一人10000円でした。ごちそうさまでした。。

大阪市住吉区帝塚山東1-4-14
06-6678-0717
17:00〜22:00

大阪市 姫松 寿司

芳すし【大阪市 西田辺】 【大阪市 姫松】

阿倍野にある表記の寿司店を訪問・・・・・

今から35年前のバブル真っ盛りの時代に界隈ではナンバーワンの人気を誇る名店だった。ミナミや新地で飲んだ帰りの客で夜中の0時でもずっと満席だった記憶がある。

トロ一皿2000円が飛ぶように売れて中央市場に入る高級本マグロを片っ端から買い占めてマグロの山をカウンタ−に並べていた。カウンター席はいつも常連で占められていてビジターはテーブル席しか座れなかった。若い頃、軽トラに乗ってこの店の前を通りながら、ここでお腹いっぱい寿司を食べることを夢見ていた気がする。

現在の店主のお父さんやお母さん、お兄さんと若い店員が4〜5名くらいいて強烈な活気があった。現在、新地で名店といわれる美菜月さんもこちらのご出身で下働きをされていた記憶がある。このお店のカウンタ−に座ってお腹いっぱい寿司を食べるのが当時の夢だった。現在は大将が一人で切り盛りされていて敷居も下がり、かなり行きやすくなった。

この日も予約で満席。予約でいっぱいの時は入り口のシャッターを半閉めされているとのこと。メニューはコース1択で事前に好き嫌いを聞いてくれてあとはおまかせで提供されるシステム。この日は「マグロが苦手」なことと「海老が好物」と申し上げて誂えていただく。

最初の前菜は「河豚の皮」「胡瓜とクリームチーズと子持ち昆布」「蛸の煮付け」の3種盛り。焼酎と一緒に美味しくいただく。続いて「アワビと河豚の唐揚げ」でインパクトのある料理が続く。

脂がよく乗った韓国産の鱧の炙りが供される。韓国産は国産の鱧の5倍の仕入れ値と言っておられた。本鮪のカマ部分のすき身は友人が食す。セコガニの身は3杯酢でいただく。続いてA5の肉を炙ったものに雲丹をのせたものなど変幻自在の酒肴が次々と繰り出される。

大将はずっと喋りながらスタッフに気合や指示を入れ続け、機敏に動き回る。しかしながら隠し包丁や柑橘を微かに絞ったりして仕事がとても細やかなことに感心する。

続いてキュウキュウと鳴く小さめの伊勢海老を洗いにして刺身で提供。北海道の積丹半島産の高級雲丹、剣先烏賊も一緒に大皿で盛り込まれる。

寿司の扉は手綱にした鱚から。昆布締めにされていてとても美味しい。続いて軍艦巻きにされた雲丹、名物の焼き鰻、新鮮極まりない甘海老、鯵の棒寿司仕立て、細工包丁された烏賊と続く。

冷蔵ケースからおもむろに大きな平貝を取り出し、殻をむいて貝柱を刺身と磯部巻きの2通りの仕事でいただく。これは新鮮極まりないとても贅沢な味わい。。

デザートまでいただいて思いっきりお酒もいただいて一人15000円でした。。これだけ高級食材を出して儲けがあるのか心配しながら店を出る。

大阪市阿倍野区万代1-1-2
17:00〜22:30
火〜土曜日12:00〜14:30
06-6623-229

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