カテゴリー:近畿地区

亀清

休日に友人と奈良のみたらい渓谷をハイキング。近鉄阿部野橋から電車で70分。下市口駅からバスで80分。天川川合というバス停からスタートで約2時間、渓流の横にある遊歩道を景観を楽しみながら歩く。ゴールが洞川温泉になっていて汗を流してから温泉から徒歩3分の表記の店で冷たいビールをいただきに訪問。

洞川温泉街のメインストリートの行者さん通りにあるこちらの店自体は小さな商店になっていてお菓子や果物や野菜などの食料品などを販売している。

お店は焼き場担当のご主人と奥さんとご主人の弟さんで切り盛り。

店先で高齢の親父さんが炭火で川魚を焼いて提供しておりテイクアウトもしくは店先の道路脇のテーブルでいただくスタイル。

メニューは木串に刺して炭火で焼きこまれた鮎と岩魚、アマゴが530円、子持ち鮎が850円となっている。

大きな子持ち鮎をいただくと身も詰まっていてお腹には卵がパンパンに入って食べ応えもありとても美味しい。

鮎を食べ終わると親父さんが刺身を運んでくる。鮭とカンパチ、鰤の3種盛り合わせで昆布締めにして提供。このスタイルが山の刺身らしい。この盛り合わせがサービスなのに改めてびっくり。

続いてマグロの佃煮と魚の身をすり身の和え物が登場。圧力鍋で骨ごとすりつぶして生姜など野菜を混ぜ込んでカレーや梅肉、味噌で味をつけているものでこれがビールのアテにドンピシャ。。もちろんこれらもサービスで恐縮してしまう。。。

この他にも女性には炭火で焼いたサツマイモ、小供にはお菓子のプレゼントもある。。雨が降れば傘を貸してくれるらしい。。有難すぎて心が洗われる気がする奇特な店である。。申し訳ないのでいつもお酒を飲み過ぎてしまう・・・いいお店です。。。

前回の亀清はこちら

奈良県吉野郡天川村洞川55
0747-64-0132
営業時間:07:00~21:00

 

その他料理 奈良県

奈良食堂 10月

私どもの会社が経営する奈良の橿原にある炭焼きイタリアンレストランを視察を兼ねて友人と訪問。近鉄大和八木駅徒歩3分のカンデオホテルの1階に位置する。テラス席を合わせて120席の大箱店。地元の食材にこだわり、特にランチタイムのサラダバーは女性に大人気。お店はLAを意識した内装で今時の音楽が鳴り響く。。

10月になり少しずつお客さんが増えてきたという店長の弁。

こちらのお店はお通し400円が野菜サラダになっている。お代わりごとに内容が変わるようになっている。クランベリーで和えた蓮根や地元の四角豆など珍しいものも入る。

改良を重ねまくっているカニクリームコロッケ。サクサクの衣は限りなく薄く、中身は出来るだけとろとろに仕上げる。たっぷりのずわい蟹の身とミルキーなベシャメルソースのバランスもとてもいい。最高の一品になるまであと少し。。

ランチタイムで大好評のハンバーグもより美味しくするために改良中。地元産の大和牛と大和ポークをミンチにして作るんだけど肉の美味しさとともに独特のパサつきがどうしても気になっていたので、玉ねぎを減らして牛脂と豚脂、牛のおっぱいの脂などを加えるとコクと旨味も深くなりジュシーな仕上がりとなる。こちらも完璧なものになるまであと少し。ソースが美味しいのだか主張しすぎるのでこれも改善の余地あり。

玉ねぎの入ったフォッカッチャ。これはシンプルだけどかなり美味しい。玉ねぎを飴色になるまで炒めたジャムをつけていただく。

エリンギと地元の大シメジのオイルソース煮。。残ったオイルをパンにつけるとても美味しくてワインが進みまくる。

煮込んだ大根の炭焼き。大根の下にはパルメザンチーズと白ネギ。。

この日のレコメンドメニューの大きな活車海老の白ワイン蒸し。食べ応えも十分。

こちらのお店の看板メニューの炭火焼3種盛り(写真はハーフサイズ)大和牛、大和ポーク、奥丹波鶏を炭火で時間をかけて火入れする。粒マスタード、岩塩、バジルソース、バルサミコの酢で供される。個人的には豚肉がとても甘くて味も深い気がする。

パスタも冬から直径1.7ミリのスパゲティではなく2ミリのスパゲットーニに変更の予定。ソースとの馴染み良さや小麦感など様々なブランドをテスト中。地元の野菜の強い味に負けない無骨なパスタを提供できるよう頑張っております。

過去の奈良食堂の記事はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

イタリアン 奈良県

寧楽菓子司 中西与三郎

ならまちにある表記の和菓子店でかき氷をいただく。近鉄奈良駅から商店街を抜けて料亭の「つる由」の横に位置する。商店街にはエスプーマーを使った蜜で有名な「宝石箱」があるけど個人的にはこちらのお店の方がお店もかき氷も趣があってよく利用する。

和菓子屋さんなのでかき氷だけでなくわらび餅などの色々な甘味や食事もある。

中に入ると内装は高い天井に木の梁と漆喰の壁となっており間接照明で古民家ならではの重厚な雰囲気が醸し出されている。ギャラリースペースもあって和菓子の陳列台やお茶碗など色々なものが展示されている。

茶房は入り口のカウンター席と奥には履物を脱いで入る中庭が見える和室がある。

【ならまち氷】という名前のかき氷は
■和三盆みぞれ
■大和茶みぞれ
■梅蜜みぞれ
■莓みぞれ (季節限定)
以上のメニューにわらび餅、名物奈良町だんご、自家製粒あん、練乳をトッピングできる仕組み。

注文したのが「練乳大和茶金時1050円」和菓子店らしく和三盆蜜がかかっていて薄く長く削られた氷はふわふわでサラサラ。

冷たさで頭が痛くなることもなく多分、天然氷を使用していると推察される。

練乳の甘さ、抹茶自体の美味しさ、氷のふわふわ感、餡子も程よくさっぱりといただける。総じて全てのバランスがとてもいい。ふわふわなので時間とともに見た目のボリュームはあっという間に崩れてしまう儚さも夏の名残を感じさせる。

食後は棚に飾ってある茶碗を一通り拝見させていただく。。忙中閑あり。いい時間を過ごすことができました。

奈良県奈良市脇戸町23
電話: 0742-24-3048
定休日: 不定休
営業時間: 9:30 – 18:00

 

カフェ 奈良県