カテゴリー:近畿地区

立ち呑み処 呑んべえ(どんべえ)

明石にある表記の店を休日の昼に立ち飲みマニアの友人と訪問。JR明石駅から魚の棚商店街を抜けた場所に位置する。商店街にある明石焼きの店はどこも観光客で大行列。

お店はザ・立ち飲みといった風情で20名くらいが入店できるキャパあり。ご主人と奥さんで切り盛り。店内の常連率はかなり高い。14時を過ぎると「まえもん」と言われる午前中に漁港でセリにかけられたものが入荷する。店の開店直後は刺身は提供されないらしい。

ドリンクを注文して目の前にある作り置きの大鉢のアテをいくつか所望する。そのあと入店順に順番に刺身を注文していくルール。注文があってからご主人が調理場で魚をさばくシステム。すぐ横に地元漁師の客がいて丁寧にルールを説明いただく

お酒とともに最初にバイ貝をいただく。大阪では見かけない大きなサイズで食べ応え満点。

刺身はカワハギと甲イカを注文。透き通った身の烏賊は別格の美味しさ。新鮮なカワハギの美味しさは言わずもがな。刺身はどれも500円。刺身以外のメニューも500円以下のものばかり。

カワハギの煮付けも新しいので身がホクホクでシコシコ食感。味付けもかなり上手で魚の味わいが最大限に生かされた感じ。魚体が小さいので刺身では流通しないこの地ならではのご馳走。出てくる魚はどれも一級品でびっくり。

魚の棚商店街にある「たなか屋」もオススメと言われていたんだけどこの日は定休日。なかなか味のある良いお店でした・・・・

明石市本町2-1-10
080-5318-9872
12:00~22:00
土曜日休み

立呑み処 呑べえ立ち飲み / 山陽明石駅明石駅西新町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

居酒屋 兵庫県

餃子屋 社領

兵庫県の北側に登山に行った後、表記の台湾料理店を友人と訪問する。各線三宮駅と元町駅の中間くらいの北長狭通に位置する。阪急三宮駅から徒歩3分くらい。

かなりの人気店らしく少し早い時間でも若い女性グループを中心に超満席。お店は全くの屋台のような感じで運動会の白いテントを2つ並べてビニールのシートで覆ったかなりカジュアルなスタイル。神戸にあまりある餃子専門店の中でもファンが多いお店と聞き及ぶ。

水の代わりに台湾ビールを注文してルーウエイという台湾式煮込み385円を所望する。柔らかく煮込まれたホルモンとうずらの卵、ふわふわの豚ミンチ団子の盛り合わせ。団子が美味しすぎてびっくり。。雑駁で簡単なものだけど、これは忘れ得ぬ味・・・・

続いて台湾風の「焼き餃子 350円」。モチモチの薄皮でしっかり焼きこまれていてパリパリで感動の美味しさ。ぎっしり詰まった餡には春雨も入っていてあっさりといただける。タレは酢と醤油を1:1。そこにニンニク醤油、ラー油などを足すようになっている。界隈でありがちな味噌ダレよりもあっさりといただける。

続いてエビ蒸し餃子登場。海老感が強くてかなりプリプリで痺れるくらいの美味しさ。海老好きはマストメニュー。。

大ぶりの唐揚げはカリカリ加減がハンパない。二度揚げしていると推察されるが普通のものが普通以上に美味しいことに幸せを感じる。

この他にも周りの女性客が食していたレコメンドメニューの水餃子や焼きそばもかなり美味しそうだった。。この店は年内に再訪間違いなし。。いい店見つけました・・・

神戸市中央区北長狭通2-3-4
18:00~21:30
月・火曜日定休

餃子屋 社領餃子 / 神戸三宮駅(阪急)三宮駅(神戸市営)旧居留地・大丸前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

中華料理 神戸市

亀清 12月

休日に1年ぶりに友人と吉野の天川村の洞川温泉を訪問。電車で行くと近鉄阿部野橋から電車で70分、バスで70分くらい要する僻地。普段は途中の天川川合というバス停から渓流を眺めながら2時間のハイキングコースを歩いて目的地まで行くことが多いんだけど今回は梅田から洞川温泉の現地まで往復の直通バスを利用する。

入浴後に洞川温泉街のメインストリートにあるお目当の店を目指す。こちらのお店は小さな食料品店になっていてお菓子や果物、野菜などを販売している。

その店先でご主人が地元産の川魚などを焼いて提供。季節のいい時期や休日は登山や観光の客でいっぱいになる超人気店。焼かれた川魚は4席ある店内か店前の外のテラス席でいただく。焼き場は通称、亀仙人と呼ばれるご主人の担当。ハイシーズンは弟さんが手伝いされる。

今回は食事の後の訪問なのでビール250円と子持ち鮎の塩焼き750円のみ注文。お酒を含むドリンクはセルフとなっている。忙しいときは午前中から夕方の5時までずっと焼きっぱなしと以前に言っていた。子供にはお菓子、女性客には焼き芋のサービスあり。。

卵がたっぷり入った鮎は炭火でしっかりと焼き込まれているのでありがちな落ち鮎ならではの皮の硬さも気にならない。かなり大きなサイズで食べ応え満点。鮎の他にもアマゴやヤマメなどもあり。

塩焼きを食べている途中で奥さんが小皿に入った料理を持ってきてくれる。マグロを甘辛く炊いたものと名物の3種類の手作りの魚フレークと山の刺身。

魚フレークは魚の身と骨(カンパチ、ブリ、サーモンなど)を圧力鍋で2〜3時間炊いてミキサーにかけて生姜や野菜を混ぜ込んでカレー、梅、醤油、味噌などで味付けしたもの。その時期で内容と味は異なる。この日は味噌味とカレー味と醤油味でお酒が進みまくる。山の刺身は生魚に塩を当てて保存性を高めたもの。これらの酒肴が全てサービス(無料)でついてくる。雨の時は傘の無料貸し出しもされている。

訪れる客に対する愛情、人に対する優しさにはいつも敬服する。この日はご主人が自分で育てた菊芋を一袋お土産としていただいた。

こちらの天川村は昔から修験場の休憩地として有名で奥崖道を歩く修行僧に無料で食事や宿を提供する文化が根付いていて村全体が一つの家族のようになっているとのこと。

毎回の訪問の度に心が洗われる奇特な店である。。わざわざ行く価値のあるいいお店です。。。春までは土日のみの営業と書いてました。

過去の亀清はこちら

奈良県吉野郡天川村洞川55
0747-64-0132
営業時間:07:00~21:00

その他料理 奈良県