大阪市

北新地 天富【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で歯科治療をした後に表記の店で一人ランチ。有名飲食ビルの2階に昔からある老舗店。大阪では珍しい関東風の胡麻油を使った天ぷらが特徴。夜は10000円のコースのみ。年季の入った店内はカウンターとテーブル席、小さな座敷が一つづつ。

ランチメニューの天丼は1500円、海老が2本になると2000円、穴子が入った上天丼が2000円、海老と穴子の入った上天丼2000円(全て税込、現金支払い)今回は上天丼を所望。

ご主人が目の前で天ぷらを一つづつ揚げてそれを女性スタッフさんが醤油ベースの甘辛いタレにポチャンとつけてご飯の上に盛り付けられる。このままでは食べにくいので丼の蓋に山森になった天ぷらを外して仮置きしてから一つづつご飯と一緒にいただくのがこの店流。

天ぷらはかなり大きなサイズのブラックタイガー海老と鯛の大葉巻き、茄子、蓮根、玉ねぎ、茄子、ピーマン、かぼちゃなどが入る。胡麻油の香りと真っ黒で甘いタレで関東ならではの天ぷらであることを実感する。

過去の天富はこちら

大阪市北区曽根崎新地1-5-2 大川ビル本館2F

 

大阪市 梅田/JR大阪 天ぷらどんぶり

餃子工房 ギョィィィィィィン【大阪市 新大阪/西中島南方】

西中島にある表記の餃子専門店を自社の社員君と訪問。駅から徒歩3分くらいのポン引きやキャッチがたくさんいる猥雑な場所の一角に位置する。間口は狭く細長い店で入り口付近にカウンター席があり奥にテーブル席がある。

メニューは餃子数種類と中華料理数品のシンプルな構成。

まずは焼餃子390円(6個)を所望。サイズは小さめでしっかり焼き込まれたタイプ。餡には梅豚というブランド豚を使用とのこと。とても香ばしくて餃子タレにニンニクオイルを入れるとさらに旨みが増す感じ。

人気の水餃子は390円(6個)で味がしっかりついたタイプ。ブラックペッパーがしっかり振りかけられた薄くて柔らかい皮が特徴で口に入れるとニラ、ニンニク、生姜の風味と共に肉汁が口内に溢れる。ラー油や黒酢を直接つけるとさらに美味しい。

小龍包はスープたっぷり仕上げ。これは黒酢をかけて一口でいただく。
辛ダレがたっぷりかかった鶏肉は案外あっさりしていていくらでも食べることができる感じ。豚バラ肉の搾菜炒めもビールにぴったりの佳品。お酒もたっぷりいただきました。

大阪市淀川区西中島3丁目15-17
06-6306-6506

大阪市 新大阪/西中島南方

堕楽暮 12月【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記のカレー店を夜に友人と訪問。「スパイスカレーの天才」と言われる堕天使カッキーさんの8月末にオープンした新店。ランチタイムはスパイスカレー、夜はスパイスを使った様々な酒肴とお酒を楽しむ店となる。昼と夜で暖簾のデザインも変わる。

ずっと昔は阿倍野の別の場所で小さなお店をされていたんだけど、ここ何年かは出張料理や間借り営業をされていた。現在は巡礼のように全国から連日ファンが押しかけており、この日も一人客で満席。チンチン電車の松虫駅からわずか7mの場所に位置する。店の隣はてっちりの「光」がある。

店内は広くていこごちのいい感度の高い空間。BGMの懐かしいレコードも耳に優しい。

最初にカベルネワインと共にスパイスを使った酒肴をいくつか所望する。紅はるかのさつまいもとじゃがいもを合わせた「ポテサラ500円」には紫蘇のような香りのマジョラムという香辛料が使われる。続いて「あん肝」をハーブと一緒に低温の油で揚げたもの600円は驚くくらいの滑らかさで舌に優しい味わい。

「平鰺のヒハツ醤油の漬け500円」はピリッとした味わいのヒハツスパイスのおかげで体が温まる気がする。平鰺はとても新鮮でコリコリ食感。タジン鍋で供される「真タラ、タラ白子、岩津ねぎの柚子スパイス蒸し1000円」はいろいろなスパイスが入った海鮮鍋だけど見た目よりあっさりいただけてワインが進みまくる。

このほかにも「地鶏肉のジョニパーたたき」「赤海老のパクチーサラダ」「カイランサイの豚バラカカオルーロー炒め」など普段食さないようなものがたくさんある。

この日は最後にカレーをいただく。4種類用意されていて「穴子バターカレー」「牡蠣と柿カレー」「レモングラス、ターメリック、ジンジャー、ヤーコンの鰆カレー」各1000円、「ツキノワグマの熊汁風煮込みカレー2000円」のラインアップ。カッキーさんと相談して穴子バターカレーとツキノワグマの盛り合わせを所望する。

しばらくして着皿。香ばしい香りの穴子バターは深いコクがある。ツキノワグマは腕肉を使用。とても柔らかくて上質なスジ肉のような感じ。匂いや癖は当然皆無。出汁も軽くて想像以上のおいしさ。最初にそれぞれを単体で少しずつ味わってから全てを混ぜ合わせていただくとより美味しくいただけた。

この日はカベルネのナチュールワインをいただいた。しっかりとした味わいなんだけど飲み口は軽くて透明感もあり。

残ったワインと共にカッキーさんの相棒の「小麦のレ」さんが作るスパイスを使ったスイーツをいただく。

「スパイスフォレノワール600円」にはアルケミエアブサンというお酒でチェリーを漬け込んだものが上に乗せられる。温めて供される「りんごの薄焼きタルト500円」はチーズクリームが乗せられる。そのほかにも「柿のスパイスタタン600円」や「マスタードシードのバナナマフィン400円」

ガッキー氏は在阪のカレーイベントにも引っ張りだこなので営業日は不定期でインスラグラムをチェックしての訪問をお勧めします。

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大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス