最近はまっている彫金教室に行ったあと、すぐ北横にある表記の喫茶グリルの店をランチで訪問。場所は阿倍野筋と南港通りの交差点南西角。
店構えはふつうの昭和の喫茶店、店内もふかふかのクッションのあるレトロテイスト。店に流れる昭和ナンバーがいい空気感を作る。
メニュはいろいろあるんだけど特筆すべきはそのコスパ。ここ数十年くらい値上げをしていないと聞き及ぶ。チキンカツやポークチャップが人気。フランス風かゆ600円だけは食す勇気がない。
オムライス480円も結構人気なんだけど久しぶりにこの店以外で食したことのない「スイスライス500円」とポタージュスープ350円を所望する。
ポタージュは牛乳がしっかり効いた普通のもの。スープの上には今年の8月31日で契約変更のために名前が変わるリッツのクラッカーがたっぷり入る。
ほどなくスイスライス登場。トルコライスはあちこちにあるのでたまに食す機会がある。長崎県ではピラフにナポリタンスパゲティ、豚カツにドミグラスソースという組み合わせが一般的だし神戸トルコライスと言う店のはサフランライスにナポリタンに海老フライフライだった記憶があるし大阪駅前ビルの北斗星はこちらのお店のはカレーピラフに豚カツとデミソースで有名。イスラム圏では豚肉を食べないのにトルコライスとはこれいかに。
こちらのお店のトルコライスは以前食したことがあるがケチャップライスに白身魚のフライが乗ったもの。スイスライスはその派生系であろう。なんとウインナーソーセージのフライがピーマンとタマネギが入ったケチャップライスの上に目玉焼きと一緒に鎮座しハヤシライスのソースがかかったもの。
B級グルメの雄とも言えるジャンクな空気感があるがきちんと丁寧に作っておられるので私の口によく合う。サラダもついていて税込500円と言う驚愕の値付け。
食後はミックスジュース350円か最近ほとんど見かけないミルクセーキがお薦め。
イタリアンリゾートのサンレモにいるような豊かな気分に浸る平日の午後。
大阪市住吉区万代東1-1-32
06-6692-3340
営業時間:11:00〜20:00
定休日:月曜日