大阪市

MICRADO 5月【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉大社】

4月に訪問して久しぶりに感激した表記の店をランチタイムに再訪。大阪メトロ北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分くらいで姫松橋の北側に位置する。界隈にコインパーキングたくさんあり。

お店はカウンター5席と奥にテーブル席が1つ。間口も狭くかなりこじんまりしているんだけど見た目と裏腹に若き女性 オーナーのミクさんが作る野菜をはじめとする食材に徹底的にこだわり、かなりレベルの高いインスピレーションに基づく料理がかなり美味しくて地元の客のみならず遠方からもわざわざ来店があると聞き及ぶ。

週末は自家製のフォカッチャをはじめとするパンや自家製ドレッシング、ジャム、様々な農家さんの野菜などを店内で販売されている。

見るからに美味しそうな野菜は早くに売り切れることが多いと言っておられた。私はお土産に玉ねぎのスープを購入する。

ランチメニューはデリプレート1000円か肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。この日はランチプレートの主菜が売り切れなので惣菜が5〜6種類盛り合わせになったデリプレートを所望する。

最初にキャベツで作ったスープ。塩味は限りなく少なくとても滋味深い。。

しばらくしてプレートが提供される。料理は店主のワンオペ。酸味の効いたシンプルなドレッシングのかかった葉物野菜はとてもしっかりした味わいがある。自家製のジャガイモを練りこんだフォカッチャとともに中東アラブ料理のヒヨコ豆を潰してペースト状にしてレモン汁、ニンニク、クミンなどの香辛料を入れた「フヌス」というもの、紅はるかを使ったサツマイモサラダ、ビーツとキヌアとグレープフルーツのサラダ、鶏レバーペーストなど。

どれも身体によさそうなものばかり・・・・

食後はシルキーな舌触りのベイクドチーズケーキとコーヒーを所望。テイクアウトもできて何をいただいても安くて美味しい、最近では稀有なお店です。

前回のミクラドはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み

大阪市 北加賀屋大阪市 住吉大社 カフェレストラン

バンサン あびこ店【大阪市 我孫子】

マラソン仲間の相ちゃんが住吉区にイタリアンのお店を作られたと聞き早速ランチタイムに訪問する。3月1日オープンの新店は大阪メトロ御堂筋線あびこ駅1番出口から徒歩3分の通称あびんこ商店街の中に位置する。

今時のかっこいいファザードで視認性もよく、すでに界隈の飲食店の中では一番の繁盛大箱になっている。店に入ると大きな赤いピザ釜が見える。店内はとてもお洒落で照明なども女性好みの可愛い感じ。客席から見えるキッチンの中では若いスタッフが4名くらいで料理を作りまくっておられる。石窯で焼かれたピッツアと自家製パスタがメインとのこと。

テラス席や個室のような席もあり色々な使い方ができそうな感じ。店の奥にはキッズスペースもあり子供を遊ばせながら食事ができるようになっているのに感心する。この日も女性のグループ客で満席。着席すると水ではなくアイスティーが出てくるのも素敵。

注文はモバイルオーダーのシステムが導入されていて座席でスマホを使いオーダー。会計もセルフで店員の呼び出しもモバイルからとなっている。この日はランチメニューの「名物悪魔パスタ950円」を所望する。辛さを選ぶことができるのでやや辛くらいでお願いをする。

ニンニクもたっぷり入っていてパンチのある辛味が脳天に衝撃を与える。カルボナーラにすればよかったと思いながらも完食する。自家製麺はモチモチでとても美味しい。。次回はピッツアをいただく予定なり。

 

HPはこちら
大阪市住吉区苅田5-13-14
定休日 なし
営業時間: 11:00~23:00

Italian Kitchen VANSAN あびこ店イタリアン / あびこ駅我孫子町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 我孫子 イタリアン

ひろせ 4月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の和食店を定期訪問。開店してから毎月通うヘビーユース店。東心斎橋の雑居ビルの1階に位置する。価格もびっくりするほど高くないので私のブログを見て訪問されて常連になられているお客さんも多いと聞き及ぶ。この日はグルメ友人と一緒に相伴する。

小体なお店だけどとても綺麗な空間となっている。ジャズの流れる店内はカウンター6席とテーブル席のみ。ご主人はミシュラン店の西心斎橋の「ゆうの」で修行され、炭火と新鮮な鮮魚を始めとする、こだわりのある食材を使ったけれんのない喰い味重視で素材感を活かした浪速料理を楽しむことができる。

料理は4月から12000円に値上がりしたけど料理の内容と食材のレベルを考えるとお得感は充分感じる事ができる内容となっている。

麦焼酎のソーダ割りをいただきながらの最初の一皿は小さめの蛸を柔らかく炊いて湯がいたホワイトアスパラ、フルーツトマト、一寸豆とともに黄身酢をかけたもの。黄身酢の滑らかな舌触りと味の塩梅がとてもいい。手間暇をかけて作られている事がよくわかる。

2品目はこちらのお店では揚げ物が提供されることが多い。山菜のコシアブラの天ぷらと旬のホタルイカを巻き込んだ春巻き。パリパリの食感とホタルイカの独特の味わいがなんとも言えず焼酎がよく進む。

名物のお造りの盛り合わせはシンプルに飾りも廃しているのがとても潔い。旬の細魚に大葉を射込んだもの、脂がよく乗った白身の目板カレイ、ミル貝にマスタードを添えたもの、脂たっぷりの桜鱒の腹部分、皮を焼き込んだ金目鯛、河豚皮をポン酢味のゼリーで固めたものなどが一皿にざっくりと盛り込まれる。

昆布の粉末を足した旨味の強い昆布醤油で供される。。

桜の蒔絵の古物の煮物椀には炭火で焼き込んだ夏の高級魚のアコウが椀種として使われる。身の厚みなどからみて1キロを超えるサイズでかなり上質なものと推察される。あしらえは蕨、蕗 若布、小口に切った浜防風など。吸い口は野生の木の芽で春らしい野趣溢れた内容はこの店ならではのもの。

魚料理は皮目をこんがり焼き込んだ石川県産の「のどぐろ」。鯛の白子をペースト状にした真っ白の餡が敷かれる。前盛りはカタクリの葉の御浸し。

肉料理は味のあるラムシンの炭火焼。醤油とみりんベースのソースで供される。貝塚の木積産の名残のタケノコの炭火焼に木の芽味噌を添えたものもかなり美味しい。店主がワインのソムリエの免許も持っているので赤ワインを注文する客が多く、そのために肉料理は必ず入れていると言っていた。

この日のご飯は桜海老と筍とエンドウ豆の炊き込みご飯。私はお酒を飲みすぎてお腹いっぱいだったので酒肴として「炙りカラスミ」と「鯛の海鼠腸和え」を即席で作っていただき残ったお酒と一緒にいただく。

この日はデザートもスキップする。。

この日いただいたお酒は4種類。それぞれ特徴があって料理によく合う食中酒ばかり。思いっきり飲んで食べていい時間を過ごす事ができました。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食