和食

旬の酒場 さむらい

友人と長居公園でランニング後、近辺で新規の店を開拓。あびこ筋沿いの最近できた居酒屋。いつも前を通ると女性客で満席なのでかなり気になっていた。

創作居酒屋という感じで11月はフレンチのキャンペーンをやっているとのこと。ビールで乾杯してお店のおすすめ商品を片っ端から所望する。

まずはシラサエビの塩ゆで480円。7匹入っての値段だからかなり安い。活けなので身はプリプリ。マヨネーズを所望すると喜んで持ってきてくれる。。

これが作り盛りセコがに680円を一緒に盛り込んでもらう。これが1人前850円なり。すべてがかなり新鮮。特にマグロがおいしいと言っていた。青森産の締め鯖もトロトロ。。和歌山産のかますの昆布締めもいい仕事をする。

店員さんおすすめのアンチョビポテト450円。フワフワでニンニクの効いたオーブオイルが秀逸。これにバケットがあればワイン一本飲めそうな感じ。もちろん赤ワインを一緒に頂く。

鳥のテリーヌ400円。ワインのあてにぴったり。マスタードソースがとてもいいアクセント。

あと淡路産のタマネギとベーコンを使ったキッシュ430円も頂く。。かなり美味しい。。

 

アンコウの唐揚げ650円はジューシーすぎて口の中をやけどする。フグよりも確実にうまい。美味しすぎて写真撮り忘れる。鰆の西京焼480円はバリバリの活けもので脂もあって大きな身に圧倒される。味噌のつかり具合、火入れも秀逸。割烹だったら1800円は必ずする商品。

儲けはあるのかと心配する。。。。フレンチのメニューもたくさんあってとっても楽しい。

福岡さん焼き明太子450円も極太。。。火入れも完璧。。日本酒のぬる燗がすすみまくる。。ひきかけていた風邪も吹き飛ぶ。。。

熊本産の銀杏450円も超巨大。新物なのであくがまだきついようである。しかしそれが旨い。お酒がどんどんすすむ。。メニューも豊富ですべてにこだわりがあり値段も結構安い。仕入れにかなり根性が入っている。

最初の付きだしは、しらすと大根。これがまた秀逸。。突き出しをおかわりしそうになった。

ビール、チューハイ、日本酒、ワインとひたすら飲み続けて一人4000円なり。また来よう。。

大阪市阿倍野区西田辺1-14-16

06-6697-3655


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ナチュラルキッチンLa Paix 「ラ・ペ」

旧comodoさんの階上のお店。イタリア料理の「ラ・パンキーナ」さん撤退されたあと。、ナチュラルキッチンというお店が10月11日開店。一人ランチで訪問する。
名前から単純にイタリアンかと思ったら、日替わりランチが煮物、酢の物・・というメニューでした。

マダムは長崎県の五島列島の御出身で五島から直接魚や野菜を送って優しい塩梅で作ってくれる。

この日のランチは味付けとんかつと鯵の南蛮漬け。。タッパを見ると大きな鯵から小さなものまでサイズいろいろ。これを見るだけで産地直送というのがよくわかる。日替わりというのがうれしい。

サラダにはタピオカが乗っている。。。普通に美味しい。

荒くつぶした芋サラダ。。。とってもナテュラル。。普通に作って美味しいものがごちそうなり。。

自家製揚げ出し豆腐。。餡の塩梅もいい。マダムが九州出身だから少し甘めなのはしょうがない。。でも心がこもっている。。。

メインの料理も手抜きなし。まさに店名通りの料理が出てくる。マダムは久留米でお弁当屋さんもしていたと聞き及ぶ。お人柄もナテュラル。。コーヒーがついて1000円はかなりお値打ち。

次回は夜来てみようと思う。

南港通りとチンチン電車上町線の交差点の南西角

横にコインパーキングあり


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大和屋 (お蕎麦の会)

表記の会が心斎橋大丸北館の13階にある老舗料亭の大和屋さんでおこなわれ、弊社顧問頂いている美人フードコーディネーターと訪問する。

そば好きならば誰もが、一度は食べてみたいと願う“そば打ちの神様”こと広島県の「達磨 雪花山房」の高橋邦弘氏が生み出す絶品そばを大和屋さんの料理と共に味わうというイベント。毎年開催されいつも満員御礼状態。

まずは食事をするのをそっちのけでそば打ちを見る。いつも思うのだがこの人ほど一生懸命にそばを打つ人はいない。身体からうまい蕎麦を作るぞ!というオーラが出まくっている。

麺棒は3種類を使い分ける。スポーツ用品のミズノが彼の為に特別に作ったと言われる。松井のバットと材質は同じと言っておられた。少し話しただけで人間味のあふれる人物であることはわかる。

そば打ちの動画はこちら

ひととおり見終わった後はビールと共に食事を頂く。

2段の弁当箱が最初に登場。。老舗料亭の料理と蕎麦の組み合わせはありそうでない。

先付けは旬の松茸のほうれん草和え、紅葉は人参。あっさりさっぱりしながらいい出汁の風味を感じる。

お造りは鯛の胡麻和え。。叩いた胡麻をまぶしてある。始めて頂くがかなり美味しい。かぼす醤油も角がなくて飲めるような旨さ。

鰤は柚子胡椒につけて焼いてある。。。風味がとてもいい。だし巻き卵の中には蟹が入る。

おしのぎで一口水蕎麦。。口の中がさっぱりする。

炊きあわせは蕎麦豆腐揚げ出し汁のべっ甲餡掛け。ねっとりとして中に蕎麦の実が入って風味がある。蕎麦の味をじゃましないようすべてさっぱりしたものばかり。

揚げ物は海老紫蘇揚げと穴子の八幡巻き。。普通に美味しい。。

そして満を持して蕎麦登場。

これが高橋名人のもり蕎麦。二八の割合(小麦粉が2 そば粉が8)といっておられた。そば粉は長野、北海道などのブレンド。。簡単に話されるがそば粉、製粉、水に徹底的にこだわっているようである。細めでありながらコシのある麺で固いのではなく弾力がある。しかしながら素人目にはいたって変哲の無い、特色の無い蕎麦である。

蕎麦の芯まで製粉して使っていると言っておられたが蕎麦自身は青白く光っている。ふんわりと蕎麦の香りも感じるしとても完成度が高いのがよくわかる。のどごしの良さも素晴らしい。野暮さが全くない洗練された都会の蕎麦である。

汁は少し甘めで角が完全に取れた柔らかな味わい。ダシと醤油が高度に融合した感じ。食べていくうちに蕎麦の味、蕎麦粉と小麦の割合、舌触りとコシ、のど越し、汁もこれが最高のバランスかなと感じた。薬味はネギ、大根おろし、山葵ほんの少し。

一人2枚でてくる。。全く食べ飽きない。。

高橋名人は「僕自身が食べておいしいと思うそばを作っているだけ・・」と謙遜されていたが、顔が蕎麦に人生をかけている求道士の顔となっており、そばを打ち過ぎて腰が曲がってしまったと言っておられた。質問にもにこやかに答えてくれて偉そうなところが全くない。

お弟子さんもたくさんおられると聞き及ぶ。。

 

甘みは白玉ぜんざい。。この日の参加費は8400円。。いい勉強をさせて頂いた。。満足いたしました。

大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

大丸心斎橋店 北館13F


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