カテゴリー:和食

三ツ輪食堂【大阪市 大国町】

大国町にある木津市場内にある表記の食堂を朝ごはんに訪問。私が20代の頃から通うお店で訪問するたびに時の流れの速さを実感する場所。最近はアジアからの観光客も訪問して早朝から昼過ぎまでの営業中は大賑わい。

この日はシグニチャーメニューの肉巻定食1200円を所望する。

最初にご飯と貝汁と冷奴と雑魚が出される。それをちまちま食べていると「おまっとーさーん」の声とともに熱々の肉巻きが到着。

スフレのような卵焼きの中に甘く炊いた和牛肉がたっぷりと入る。明石焼きを食べているような食感で卵をご飯の上に乗せていただくとバクバク食べまくってしまう。。出汁の加減もよくて大阪を代表するおいしい惣菜の一つと個人的に思う。

過去の三輪食堂はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8木津卸売市場内
営業時間3:00~13:00
定休日日曜、祝日、第2第4水曜

 

三ツ輪食堂食堂 / 大国町駅今宮戎駅恵美須町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 大国町 和食

中央区某店【大阪市 谷町九丁目/上本町】

谷町9丁目の某和食店を訪問。訳あって店名は伏せさせていただく。お店は住宅街にひっそりと佇む。

お香の焚かれた店内を通るとカウンター7席のみ、装飾の一切ない空間が現れる。お料理は12000円のコースのみ。

ビールで乾杯をして先付けは焼き茄子の上にバフンウニを大量に乗せたもの。雲丹がとても上質・・・

煮物椀は松茸と淡路産の鱧と蓮根餅。鱧の骨が全く当たらないのがお見事。聞けば大きな骨は抜いているとのこと。

京焼きの器に入ったお造りは明石の鯛と剣先烏賊。どちらもかなり上質。

お凌ぎはむかごご飯の上に揚げ米を振りかけたもの。こちらのご主人は京都の名店で修行をされたので味の加減や献立の作り方は完全に京料理を踏襲している。

八寸は揚げ銀杏と渡蟹の菊花和え、柔らかく炊き上げた子持ち鮎の煮浸し

焼き肴はカマスの塩焼き。食材が新しいので身がふわふわ。。

柔らかく炊き上げた豚角煮の上にジャガイモの餡をかけてタスマニアマスタードを添えたもの。。

進肴として蕪としろ菜、粟麩を揚げ煮にしたもの。。

食事は松茸、あわび茸、舞茸が入ったキノコご飯。。

デセールは梨、柿、マスカット、ソルベ・・・・

ごちそうさまでした。。。

大阪市 谷町九丁目/上本町 和食

本せきぐち【大阪市 難波】

明治17年〈1884年〉創業の表記の店ですき焼きを食す。こちらの「本せきぐち」さんは今も変わらずザラメと薄口醤油で目の前で焼いてくれる関西式のすき焼きを提供していただける稀有なお店。よく比較されるはり重は割り下での提供。

いつもの様に2階の座敷に案内いただいいてビールで乾杯。先付けは梅水晶など特にどおってことの無いもの。この日は最初から若女将さんがついてくれて四方山な話に盛り上がる。

この日は8000円のコースを所望。鹿児島産の和牛とのこと。最初に牛脂と自家製のザラメを鍋に敷いてその上に肉をのせる。溶けてキャラメリゼされた肉の上におもむろに薄口醤油をかける。ジューッと香ばしい音がしてなんとも言えないいい香りが部屋中に満ちる。最初に一枚はカリカリサクサクで脂がジュワッと出て卵の甘みと相まって最高の味わい。

の後2枚目からは野菜も投入。水分が出るので1枚目のキャラメリゼにはならないけども、家庭や関東風のクツクツ煮たすき焼きとは違ってお野菜もシャキシャキでとてもいい。

タレは溶き卵の他に本せきぐち特製のお出汁にとろろ芋入れて青海苔を入れたタレも秀逸。あっさりとスルスル喉を通る。肉が薄めなのでとても食べやすい。

〆はおうどんにお鍋に付いた旨味を全て吸わせて完食。この水やお酒を一切入れない焼くというか炒める感じのすき焼きは脂の甘みがしっかりと感じられてご飯と一緒にいただきたくなる。しかしながらくどくもしつこくもなく食後もスッキリなのが嬉しい。

もっと肉を追加しようかと思ったけどダイエット中なので断念。

食後は東心斎橋のスタンド平にてパイナップルのチュウハイをいただいて口直しをして完了。

大阪市中央区千日前2-2-7

月~土 : 16:00~22:00(L.O.21:00)

毎週日曜日休み

本 せきぐちすき焼き / 近鉄日本橋駅日本橋駅難波駅(南海)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 和食