南森町

王様のスプーン

うどんも好きだけどカレーも大好き。 でもカレーを食べ歩いて美味しさと繁盛度は正比例しないことを感じる。 その中で本当においしいと個人的に感じるお店がここ。 好みが分かれるかもしれないがこの店のカレーは絶対にここでしか食べることができないということは間違いない。。。 グルメブログとかに薬膳カレーと紹介されているがそんな簡単な言葉で表現できるレヴェルでは 決してない。これは何が入ってどう作っているのかほんまにわからん。。。 舌を覚醒させ大脳をフル回転させながら食べるがこのカレーの味を表現すると 少し甘くてジーンと辛くてスーと眉間のあたりに風が通って野菜のうまみも感じながら 生姜やコショウの風味が残ってスパイスがビンビンと「どうや!」って向かってきて・・・ なんとも悩ましく色っぽいカレーと表現している。 今日は時間があったので美しい女性店主に「このカレーどうやって作ってんの」とお聞きすると ・・・うちのカレーはね・・まずスパイスは鼻に抜ける感じのカルダモンとクロブとコリアンダとあと忘れたけどそれらのスパイスを細かく引いて・・生姜とにんにくをいれて・・・玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ セロリにリンゴとバナナを入れて・・・コンソメベースにオニオンスライスのいためたものを入れて・・・・ トマトベースにチャツネを入れて塩とみりんと醤油と味噌とウスターソースで味を調えて・・・・ SBとCBの粉をブレンドして・・・1時間半炊き込んで・・・・バラ肉をぶち込んで 最後にまたまたスパイスを仕上げに入れ込んで・・・ 聞いてるだけで気の遠くなる作業と食材の多さ。。 絶対こんなに手間のかかっているカレーはあり得ない。。。 シャバシャバしたカレーだが滋味深さが半端やない この複雑な手間のかかったカレーがこの値段で食べることができるとは 本当にいい世の中になった。 本当にこの店主がこのカレーを作っているのかと思う出来栄え。 カレーに生野菜と前菜が付いているがそんなの関係ねえ・・。。おっぱぴー 店主曰く。私はこのカレーに人生かけてます。。。 このカレーは日本で5本の指に入っていると私は保証します。 料理人の私がトップ・オブ・ザ・カレーの称号を与えたくなる出来栄え。。。 繁盛しすぎて大資本がレシピを買って店舗展開しないことを切に祈る oosama.JPG 全く能書きをうたっていないのも素晴らしい。。 大繁盛といやさかを願う。。。。。。。  大阪市北区西天満5-11-4  06-6362-8028 11:00~20:00 日曜休み


カテゴリー 梅田/JR大阪, 西天満, 南森町, カレーライス |

相生楼

天満宮の前の料亭。大学の会にて食事会。友人の小林雄君がやっている。 創業180年の伝統があり。江戸時代より大阪の味を今に伝える老舗料亭として有名。 小林君はなんと6代目。 傘の形の器に盛られた前菜に始まりジュンサイと鱧のお椀で.おつくりは鯛の洗いが6枚くらい。 焼き物は定番の鮎の塩焼に蓼酢。尻尾の横から骨がきれいに抜かれていた。 知らずに食べたら手品のよう。昔はやった手品でバナナを食べようと皮をむいたらバナナが水平に 4つぐらいにカットされていたと言うような驚き・・・(わかる人しかわからんか) その横は枝豆の胡麻豆腐に生ウニ簡単な料理だがむちゃうま 酢の物の鱧も超美味しく下敷きになっていた白ずいきの煮こごりは大阪料理の粋を表わしたできばえでしたその間にかわらの形の器にヘレ肉と車海老とホタテを焼いたものもかなり美味しいし 最後のご飯は鱧寿司が出てきてさすが老舗料亭って感じでした。 安い価格なのに一切手を抜かない姿は見習うべし・・・

相生楼懐石・会席料理 / 大阪天満宮駅南森町駅北浜駅


カテゴリー 南森町, 和食 |

相生楼

天満宮の前の由緒正しい料亭。 川端康成の生家としても知られる。 立派な前栽をとおって今日は会席のコース。 最初はとても美しい前菜盛り合わせ。 さざえや雲丹、川海老など初夏を感じさせるものばかり。 続いて煮物椀は海老しんじょ。シンプルだけど出汁の加減はすばらしい。 お造りは天然鯛とミル貝とまぐろ 続いて鯛の荒焚き。かなり大きな鯛の頭が甘辛く煮付けられて 日本酒にぴったり。 続いて鮑のてんぷらと鱧のてんぷらの取り合わせ。 酢の物は貝いろいろ 山菜御飯とデザートでおなかいっぱい。 内容の割に価格リーズナブル。 みんな満足でした。 114903816915916[1].jpe

相生楼懐石・会席料理 / 大阪天満宮駅南森町駅北浜駅


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