ひろせ5月

ちょうど1年前に偶然に初めて訪問してからお気に入り店の一つになって、毎月献立が変わる月初に訪問する和食店。仕事の丁寧さとコスパの良さで私の中では⭐️三つのお店。

ミナミの畳屋町にある雑居ビル1階のカウンター6席のみで、他店で15000円くらいの会席コースが8000円のお値打ち価格。
好みの生酒もあって料理と合わせると至福の時間を過ごすことができる。 

ビールを最初にいただいて座付は鯛の子と翡翠茄子の炊き合わせ。葛でとろみをつけた白子のソースがかかる。これだけでご主人の腕が推察できる逸品。

続いては長野産の太いアスパラをおかきを砕いて作った衣をつけて揚げたもの。カリカリの食感と甘くてジューシーなアスパラのコントラストが見事。添え物はコシアブラの天ぷらと大阪伝統野菜の毛馬キュウリの白和え。

お造りは生のホタルイカ、和歌山の鰹、肝を裏ごしたものを敷いた炙りのトリ貝、皮目を炙ったサクラマスは口の中でとろける味わい。奈良漬を巻いた鯛、平目の6種盛・・・・これだけで日本酒が2合くらい飲めそうなラインアップ。

この日の日本酒は島根県太田市の開春西田の生酛造り。るみ子の酒で有名な三重県伊賀市の森喜酒造のさんの豊本理恵杜氏就任記念限定酒の「RIE STYLE リエスタイル 無濾過特別純米生原酒、上喜元の旨味のある完全発酵酒の3種類。どれもが個性的だけど料理の邪魔をしない佳品ばかり。

煮物椀はメバルを揚げたものと蓬豆腐。何度も確かめながら味を決める様に感動。細かく刻まれた浜防風や蕗がいいアクセントとなる。

焼肴は1kgオーバーのマナガツオの塩焼きを梅醤油のソースでいただく。炭の香りも香ばしくてなんとも言えない素晴らしい味わい。添え物はこれぞ山菜と言われるモミジガサ(シドケ)のお浸し。

続いては初めていただく玉ねぎ豆腐。。。玉ねぎを丁寧に炒めて豆乳で伸ばして作ると言っていた。驚くほどの美味しさに感動・・・・

肉料理は仔牛のヘレ肉をマスタードと醤油のソースで仕上げたもの。柔らかくて舌に纏わりつく深い旨みは辛口の上喜元にドンピシャのマリアージュを見せる。添え物は金針野菜と刻んだいぶりがっこが入ったポテトサラダ、素揚げしたコゴメ、ズッキーニ。

食事は貝塚産の朝堀筍が入った鯛ご飯。。留椀の美味しさも感動的。


デセールは熊本産のトマトの密煮。。。トマトとは思えない美味しさです。。。この日も至福の時間でした。。来月の予約を取って店を出る。。

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

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マイコト5月【大阪市 粉浜】

住吉区の東粉浜駅前にある表記の中華料理店を訪問。

カジュアルな店舗はカウンター3席とテーブル席20。ホテルライクな本格広東料理が食せる希少なお店。ランチタイムはデイリーのものと飲茶、シグニチャーメニューの酢豚ランチ1200円がある。今回は白米を追加料金で玄米粥に変更していただく。

先にスチームで火入れして余分な脂分を抜いてから衣をつけて揚げた酢豚は表面はカリッとした仕上がりなんだけど中はびっくりするくらい柔らかい。餡も黒酢を使用しているんだけど酸味がとても柔らかで野菜の香味も感じられてとても美味しい。付け合わせの蓮根、長芋、ジャガイモもとてもいい。。デザートの杏仁豆腐もふわふわでこれだけ追加注文したくなるような逸品。ごちそうさまでした。

大阪市住吉区東粉浜3−16−1
6676ー3666
水曜休み

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大阪市 粉浜 中華料理

Giorco(ジョルコ)

奈良の大和八木にある自社の支店を視察したのちに一人で駅北口の裏路地にある表記のイタリアンで一人飯。

最近できたお店なんだけど界隈ではイケメンのオーナシェフが作るワンランク上のこだわりのイタリアンが大人気で時分どきはいつも満席。

白を基調とした店内はカウンター8席、テーブル16席。以前訪問した時のパスタの美味しさに悶絶したのをきっかけにたまに立ち寄る。

座付はラタテューユの上に生ハムを乗せたもの。

ダイエットを気にしながらの夜のパスタは名物のイカ墨が入ったモチモチのフィットチーネに生のコウイカカラスミと焼き茄子が入った冷製ジェノベーゼ1380円。コクのある手打ちパスタの美味しさはもちろん新鮮なイカと焼き茄子、甘すぎる千葉産のミニトマトの取り合わせは驚く美味しさ。この他にも手打ち麺がいろいろあるので全て制覇しようと思う。ワインの酔いもあって気持ちよく電車で帰阪。

 

奈良県橿原市内膳町4-4-3
0744-47-4722
営業時間
17:00〜翌0:00
第2月曜、日曜休み

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イタリアン 奈良県