天王寺のキューズモールの北側にあるあべのviaの地下にある表記の鰻料理店を訪問。
昭和20年の創業で私が学生のころあべの銀座という商店街のはずれにあった記憶がある。関西風の「腹開き・直火焼き」の店の中で好きな店の一つ。値段も高くないので定期的に訪問している。注文ごとに生の状態から焼くのでタイミングが悪ければ提供に時間がかかる。
以前に怖い顔をして鰻を焼きまくっていた高齢のご主人はもういなくて若いお兄さんがガラスの向こうで金串に刺した鰻を炭火で焼きまくる。このライブ感もこちらのお店の魅力なり。
最初にサッポロビールと鰻ざくを注文する。しっかり焼き込まれた鰻とシャキシャキの胡瓜が暑気払いにちょうどいい。
鰻巻きもビールと相性がとてもいい。大きくてふわふわの食感で細切れにした鰻がたっぷり入る。
こちらの店ではいつも白焼きをいただくことにしている。わさび醤油かポン酢でいただくかを選ぶことができる。毎回、山葵醤油を所望する。醤油と葱、本山葵、刻み海苔を薬味にしながらいただく。
皮目を特にしっかり焼き込んでいて小骨も完全に焼き切れていて身はふわふわで皮はパリパリ。皮側を舌に乗せて食べるとよりいっそう独特の旨味を感じることができる。水分をしっかりと飛ばした皮と身の間の脂部分がとても甘くて尻尾の先とひれ部分が特に香ばしい。
こちらのお店の鰻も美味しいけど昔からおはぎ200円も有名。小ぶりの「こはぎ」という商品がちょっとした手土産にちょうどいい。
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大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1ViaあべのWalk ノースエリアB1F
06-6556-9428
営業時間11:00〜21:0