北新地 天富【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で歯科治療をした後に表記の店で一人ランチ。飲食ビルの2階に昔からある老舗店。大阪では珍しい胡麻油を使った天ぷらが特徴。夜は10000円のコースのみ。年季の入った店内はカウンターとテーブル席、小さな座敷が一つづつ。

ランチメニューの天丼は1500円、海老が2本になると2000円、穴子が入った上天丼が2000円。今回は海老2本のW天丼を所望する。

目の前で天ぷらを揚げてそれを醤油ベースの甘いタレにポチャンとつけてご飯の上に盛り付けられる。このままでは食べにくいので丼の蓋に天ぷらを仮置きしてからご飯と一緒にいただくのがこの店流。

大きなサイズのブラックタイガー海老と鯛の大葉巻き、茄子、蓮根、玉ねぎ、茄子、ピーマン、かぼちゃなどが入る。胡麻油の香りと甘いタレが関東を感じさせる

歯科治療での麻酔が覚めていない中の食事だったのでしっかり食べることができなかったのが残念。しかしながらいい天丼です。

大阪市北区曽根崎新地1-5-2 大川ビル本館2F

北新地 天富天ぷら / 北新地駅西梅田駅東梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 天ぷら

鴻福門

西宮の鳴尾にある創業35年の表記の四川料理店に一人で訪問。国道43号線の武庫川女子大から南(海側)に3分くらいのところに位置する。界隈では宴会などにもよく使用される有名店。お店は受付が1階にあって客席が2階と3階(宴会席)にある。阪神タクシーの会社跡を改装したと聞いたことがある。私も辛いものが食べたくなった時に思い出す店。こちらの料理長は四川料理の父の珍健民の孫弟子と聞き及ぶ。

本格四川料理のお店ということでほとんどのお客さんが名物の土鍋の麻婆か担々麺を食べている。

名物のフカヒレスープ700円もマストメニュー。しっかりとコクのある鶏ガラ出汁にたっぷりのフカヒレが入る。死んだ父が好きだったのを思い出す。

続いて土鍋に入った麻婆豆腐1300円がグツグツと音を立てて登場。豆板醤の辛味の主張がしっかりしたパンチのある味わい。油もたっぷりで追加で青山椒を振り掛けると更に痺れが増す。旨味もしっかりとあって汗をかきながらさらなる刺激を追い求める。白いご飯と一緒にあっという間に完食。

サクッと食べて店を出る。入り口の兵馬俑の顔が知り合いに似ていたのが面白かった。駐車場もあるのでシビれたくなった時はオススメの店です。

西宮市鳴尾町2−25−1
0798-45-4555

鴻福門中華料理 / 鳴尾・武庫川女子大前駅東鳴尾駅洲先駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

中華料理 兵庫県

芦池更科 11月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

ランチタイムに表記の店を久しぶりに訪問。朝から晩までのとし営業をされている奇特なお店で昔から定期的に訪問しているお店。心斎橋筋から1筋東に入ったオフィス街にぽつんと佇む。周りにコインパーキングたくさんあり。

昭和25年創業で72年続く老舗店で年季の入った昭和の建物は外観・内観ともにかなり味わい深い。

立て付けの悪い重たい扉から中に入ると客席と厨房がほぼ同じくらいのスペースとなっている。薄暗い客席は鏡張りの壁と歴史を感じるテーブル4卓と丸椅子。木が反ったカウンター席も数席存在する。

店内は、時間が止まったかのような感あり。古いけど掃除は行き届いている。店の壁には創業時から使用していた大正時代に作られた60キロ以上の重量の鉄製レジスターなどいろいろな見どころあり。

店の奥では調理担当の超後期高齢者のご主人と腰の曲がったお母さんの絶妙なコンビネーションで料理が作られる。ランチライム以外はお母さんが接客されるので世間話を楽しむことができる。

ランチタイムは若いお姉さんが接客担当で愛想がとてもいい。客層はいろいろでビジネスマンからご婦人まで。しかしながら常連率はかなり高い。

最近値上げされたと聞く。麺類が中心だけど「かまぼこ定食」や「玉子焼き定食」など個性的なものもある。冬の粕汁はとても有名。ご飯ものを注文したら古漬けの漬物が出てくる。この漬物の酸っぱさがいつも強烈で目が覚める感あり。

この日は玉子焼きとかけうどんとおにぎりを所望で850円。形は悪いけどふわふわの玉子焼きと愛情込めて握られた柔らかめのおにぎりは最高の取り合わせ。うどんは大阪風の丸麺でもっちりタイプ。出汁も相変わらずの美味しさ。

朝から営業しているので地方から来阪する友人に朝食使いに勧めると皆大喜び。。プライスレスのいいお店です。

前回の芦池更科はこちら

大阪市中央区南船場3-3-22
06-6251-1763
08:00〜20:00
日曜・月曜定休

大阪市 心斎橋/四ツ橋 麺料理