4月雑記 ①

4月はコロナ禍の緊急事態宣言のため自粛をしながらの外食の一部を紹介させていただきます。。

昭和町駅のミスタードーナツのビルの2階にある「s201」は中華点心のお店。遅がけはバー使いできるけど現在は20時までの営業。この日は小籠包、焼売、ハチノスのサテソース炒めなど。。思いの外、本格的なので紹介する友人はみんな大喜び。

自社の弁当を持参して住吉公園で花見を楽しむ。「懐石料理徳 花見弁当1400円(税別)」

内容は・野菜いっぱいの袱紗卵焼き、サーモン幽庵焼き、ブロッコリー旨煮、山芋素揚げ、一寸豆素揚げ、穴子八幡巻柔らか煮、大豆と小エビの煮物、さつまいもレモン煮、酢蓮根、はじかみ生姜、春菊浸し。椎茸旨煮、粟麩、小芋、桜麩、人参、青身。特製出汁唐揚げ、パリパリ生姜天ぷら、海老おかき揚げ、明太チーズ揚げ、蕗の薹。筍ご飯と香の物。しっかりと手作りしてあり大満足。

天王寺の永和商店街にある個性の強い立ち飲みの店「種よし」も20時までの営業。驚くほどのメニューの数とその内容にいつも敬服する。レコメンドメニューの「地獄豆腐450円」は辛さを選ぶことができる。この日は3丁目を所望する。思いの外、大丈夫で地獄行きをなんとか免れた。

大国町の木津市場にある大衆食堂の「三ツ輪食堂」で一人ランチ。わざわざ訪問する価値があるくらい美味しい。けれんのない旬の筍の煮物はしんみりとしたしっかりした味わいで特に根元が美味しい。地鶏を使った焼き鳥と名物の国産牛を使った肉巻き玉子。マストメニューで売り切れ必至の粕汁でフィニッシュ。

最近よく訪問する天下茶屋駅前の立ち飲み店の「酒解 天下茶屋本店」は旬の美味しい高級魚が激安で食せるお店。ハイボール190円とともにかなり大きなサイズの沖縄産の活車海老10秒炙り350円。頭は後から塩焼きで提供される。500gオーバーの長崎佐世保産の平鰺の軽たたき なめろう風は368円。ミョウガあて149円はニンニク醤油味でやみつきになる。若竹煮280円は油かすと一緒に炊いているのでコクがある。

同じ店なんだけど天王寺のキューズモールの北側の吉野家と同じ並びにある「酒解 天王寺店」こちらも天下茶屋本店と同様に大繁盛。いつも庶務するやみつきミョウガ149円。ホタルイカ368円。店内活け締めマルハゲとウマヅラハゲの食べ比べ580円など。。

休みの日に兵庫県の赤穂の近くの坂越に焼き牡蠣を食べに行く。オープンエアーの中で自分で好きな牡蠣を選んで焼いて食べる仕組み。いつものようにポン酢やサルサソース、国産レモン、オリーブオイル、クレイジーソルトなどを持参して味変を楽しみながらいただく。しおさい市場70分焼き牡蠣食べ放題3000円なり。本年2回目だけど牡蠣の成長とともに味わいが変わるのが楽しい。

最近週に2回は訪問するいきなりステーキ。好物はUSアンガス牛でこの日は400g。。。調子のいい時は600gを注文。辛子と胡椒をたっぷり載せて醤油かかけていただきのがお気に入り。

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ダパイダン105(da pai dang 105)【大阪市 扇町/天満】

天満駅徒歩5分の路地に最近できた台湾屋台風の点心の店。いわゆる中華バルの業態。台湾語か中国語が飛び交うので多分現地の人が作っているのだと思われる。ザーサイは無料だけどかなり塩辛い

最初にドラゴンハイボールという紹興酒をソーダで割ったものをいただく。コップは紙だけどあまり気にならない。

ピータン豆腐350円は思いの外ピータンが上質だったことが嬉しい。お酒が進みまくる一品。

看板料理の自家製焼き小籠包は4つで480円。最初にてっぺんに穴を開けて激熱スープを吸う。続いてパリパリに焼き込まれた皮にかぶりつく。餡もジューシーでとても美味しい。食べだすと止まらない美味しさ。続いて開けた穴に中国醤油や黒酢を垂らして一気にいただく。上顎を火傷しそうに鳴りながらお酒を流し込む。スパイシーな辛みの豆豉辣油と一緒にいただいてもいい。

干貝焼売430円は思ったより普通だけど豚肉がとてもジューシー。貝柱の味はあまりわからなかった・・・

海老蒸し餃子350も普通。。でも価格を考えると十分な内容。。。焼き小籠包はテイクアウトもできるけど出来立てがおすすめです。

大阪市北区天神橋5-1-1
06-4792-7141
11:00~23:00

*大阪でも緊急事態宣言発令と不要不急の外出を控えるため明日からぺろぺろ日記少しだけお休みさせていただきます。本来でしたら営業されているお店の応援のために継続したかったのですがかなわなくて・・・すいません

 

ダパイダン105飲茶・点心 / 天満駅扇町駅天神橋筋六丁目駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 扇町/天満 中華料理

すし豊 4月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野に散髪に行った帰りに表記の店を訪問。東天下茶屋駅から徒歩3分。昭和の香りのする外観と店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。20年以上通っている大阪では元祖江戸前寿司を提供するお気に入りのお店。

こちらのお店でしか食べることができない和歌山産の熱々のもずく。真っ黒なもずくを2秒くらい加熱するとびっくりするくらいの綺麗な緑色になる。うずら卵の入った特製の出汁で蕎麦のようにしていただく。いただいた後は熱々の鱧の出汁をつけ汁と合わせて蕎麦湯のようにしていただくという趣向。シャリシャリした食感と磯の香、生山葵の辛味がとてもいい。

この時期だけの筍の蒸し焼き。普段は福岡県の合馬の筍を使うけどこの日は泉南産。頃合いのサイズのものを皮付きのまま時間をかけて直火で丸のままじっくりと火入れする。ホクホクに焼けた筍を上顎でこそぎとるようにしていただく。添えられた味噌をつけると味が変わって楽しい。

水槽で泳ぐ琵琶湖産の本モロコを塩を入れた氷水で活締めしてからカウンター内の炭火で30分くらいじっくりと焼き込む。小さなコンロで熱いまま提供される。

食べる前にご主人から食べ方の指南が入る。最初は唐揚げ状態になった頭だけをかじって日本酒を口に流し込む。続いて頭をかじって空洞ができ冷めて食べ易くなったお腹の部分を頂いて最後によく動いているので一番美味しいと言われる尻尾を食べる。三杯酢をつけて頂くんだけど日本酒が進みまくる佳品。

寿司の扉はいつものように塩で供される大阪湾のハリイカから。パリッとした食感がとてもいい。続いてヒラメの縁側。自家製の玉子。一枚付のコハダと続く。

続いてしっかりと火入れされたハマグリ、江戸前の仕事の軽く炙ったヤリイカの印籠詰。白子と卵の味を楽しむことができる。

口の中で溶けちゃうよ〜」と言いながら提供される泉州産の穴子(写真撮り忘れ)は熱々のふわふわでスフレ状態。「提供されて15秒以内で全部食べてね〜」とのこと。

ヒラマサの蕪包みは味の3段ロケットと呼ばれる。最初に魚の旨味、続いてかぶらのあっさりした酸味、最後に唐辛子の辛味を楽しむという趣向。大阪湾のシラサエビ、湯がきたてのカイワレ大根、鯛の昆布しめ、カンパチの炙りと続く。

ご主人おすすめの久美浜産の大きな牡蠣の天ぷらは貝を剥く作業から。新鮮で大きくてよく肥えた牡蠣を揚げるため嫌な癖はまったくない。とても熱いのと部位によって味わいが異なるので小さな口で10回くらいに分けていただくのがオススメとの事。

お酒が余ったのでカラスミを所望する。冷蔵庫で作られる自家製のカラスミは手前から鮎、ボラ、ヒラメ。。どんな魚でも卵を持っているものはカラスミにする。。

最後の漬物もとても美味しい。大根の皮は千切りにして塩をして昆布と和えて提供する時ごま油で香りづけをする。

こちらのお店のご主人は東京生まれで東京銀座の名店「新富寿司」で修行。しかしながらお店が厳しすぎて1970年、大阪万博見物と偽って仲間と脱走。そこから大阪で少し修行をして自分でこの店を出したと言う話もかれこれ25回は聞いている。名前は安田豊次、だから「すし豊」。いいお店です・・・

過去のすし豊はこちら

阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

大阪市 東天下茶屋 寿司