大阪道頓堀の堺筋側の老舗中華料理店 中華と言えば最近はここばかり。 今日はシェフのまん前のカウンターに陣取り世間話をしながら晩御飯を楽しむ。 まずは名物の餃子。どうしてここの餃子はこんなに美味しいのだろうか 皮が超薄いのとニンニクが入っていないことしかわからないのに いつも2人前以上食べてしまう・・隣のアベック客も2人で5人前くらい注文している。 この餃子は中毒になってしまう。いきなりシェフから大人だったらもっとラー油を入れなさい・・との指示が頭の上で炸裂。 餃子と一緒に胡瓜の漬物はお約束(300円) 続いていつもは冷菜を頼むのだがすっ飛ばして好物の豚天。 ぺちゃんこに延ばされてクリスピーに揚がった豚は下味もしっかりとつけられて これだけでビールを2本飲んでしまいました。 これも本当に美味しい。キャベツのぶつ切りとの相性も最高 そしてお酒を紹興酒に切り替えて烏賊とセロリの炒めを注文。まん前で見てたけど 烏賊の切り身とセロリをまず油で素揚げして油をしっかりと切って それを高温フライパンで一瞬炒めて塩コショウと秘密の調味料 烏賊はふんわりセロリはしゃきしゃき目がつぶれそうな旨さ・・・ これ一回自分で作ってみようと決意 続いてシェフが「空芯菜の炒めかグリーンボール(ニンニクの芽)かピーマン炒めかどちらかを食べなさい」 と命令してきたので素直に空芯菜をいただく。これもスープたっぷりで「スープと一緒に食べなさい」 と適切な指示が頭の上を飛ぶ。結構命令形なんだけど愛情が満ち溢れていて結構気持ちがいい 滋味深く少しピリカラで野菜はしゃきしゃき。かなり旨い。 続いて海老のニンニク炒めを所望 多めの油でさっと揚げたあとニンニクのみじん切りと一緒に一瞬だけ炒める。 シェフ的にはこれは皮も一歩に食べていただきたいとのことだったので いうとおりにする。半生に炒めた海老は全く臭みもなく皮のパリパリした食感と レアな海老の旨みが渾然一体。ニンニクの香ばしさが紹興酒とベストマッチング。 このあと好物の牛肉の食パン包みをいただいて シェフ自慢の海老天をいただく事に。 この海老天はすごい・・・!衣が全くついてへんやんか~状態。 よく見ると卵が多く入った薄衣を絹のようにまとい海老自身はパリパリとかつカリッと揚がっている もちろん海老はミディアムな火の入れ具合。職人技ここにきわまれり・・・ こんな海老天見たことない。海老自身は下味がしっかりついて冷凍臭や嫌な癖は全くない 本当に美味しいなあと思いながら一気に食べてしまった。 このシェフ(白髪で高齢。いまどきのめがねをしている)はいつも店に出てこないことが多い 50過ぎの黒髪のオールバックの職人さんがいつもは指揮を執っている(多分息子さんだと思うのだが) 仕上げはこれもシェフの指示通りワンタンメン(これもラー油をいっぱい入れろとの指導が飛ぶ)と 海老焼き飯。この焼き飯も最初に溶き卵と海老をいれる。ああこうやって焼き飯は作るんだと妙に納得。 いろんな方の食べ歩きブログにここの焼き飯は大阪一と絶賛される方多し。 もう鼻から出てくるくらい食べて店を出た。 この店は誰と来ても喜んでもらえる。今日も同伴者大喜び。 おみせのHP http://www.mikunitei.com/
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プロフィール
店主 鷺岡 和徳
外食歴40年。家に帰らず食べ歩く店主が綴ります。食べ次第更新中! 大阪・関西を中心に全国、時には海外の現地グルメも投稿。