住之江にある表記のレストランを仕事帰りに一人で訪問。最近一人で毎月訪問しているお気に入りのお店。大阪メトロ北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅、阪堺線住吉鳥居前駅から徒歩10分の辺鄙な場所に位置する。コインパーキングは周りにたくさんある。
間口の狭いファザードはカフェのような印象。カウンター5席とテーブル席6席のみの小さなお店だけどオーナーシェフのミクさんが小さな厨房で手際よく作るオリジナリティー溢れる高品質で真摯な料理に予約がひっきりなしに入る人気店となっている。この日記を見て訪問された読者さんも大満足のメールを以前いただいたこともある。
この日、最初にいただいた前菜盛り合わせはガラスの器に入ったエンドウ豆のムース、鶏レバームース、中東料理のひよこ豆のフヌス、泉州産水茄子と南柑のマリネ、バターと牛乳、生クリームをたっぷり使ったマッシュポテトに春菊のソースと釜揚げしらすをのせたもの、茗荷とコールラビとビーツのピクルス。どれも生産者を含めた食材のこだわりとオリジナリティーにあふれた手をかけた仕事をしたものばかり。美味しすぎて白ワインが止まらなくなる。。
この日のワインはすっきりタイプの白をチョイス。地元のばんどう酒店の直輸入したものをセレクションしてもらっていると聞き及ぶ
礼文産の雲丹がたっぷりのせられたカッペリーニ。ソースは玉ねぎを焼いて裏ごしてクーリーにしたもの。とてもシルキーで雑味がなく塩胡椒だけの味付けなのにとてもコクがある。雲丹の上にはスイートアリスタムが飾られる。
メインは熊本の艶ポークを使ったカツレツ。ビジュアルだけで圧倒される逸品。火入れが完璧で滑らかできめ細かな肉質とカリッと揚がった細かいパン粉の相性がとてもいい。レモンを使ったオリジナルソースは肉の旨味をより際立たせている。ポークカツとレモンソースの組み合わせは初めてで目から鱗状態。
ワインが少し残ったので自家製バスク風チーズケーキを所望。なんども糖度を調節して砂糖の種類を変えて完成したレシピとのこと。何をいただいてもお手頃価格で美味しくてありそうでなかったお店。ランチもやってるけどディナータイムの早い時間の訪問がお勧めです。
過去のMICRADはこちら
大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286