もはや説明不要の南田辺駅前にある表記の店を18時半に訪問。週末は予約必須で2時間制となっている。駅前なんだけど場所は完全な住宅街。店の周りには予約をせずに来てあぶれてしまった客で溢れている。
このお店の始まりと屋号の由来は昭和10年に大日本麦酒(現アサヒビール)を定年退職した現在もご健在の先代が創業して今に至っている。
創業してから既に80年の大阪を代表する居酒屋で繁盛のポイントは家族経営ならではの商品クオリティーの高さとお値打ち価格。今の飲食店の生き残りのポイントを見事に押さえてらっしゃる。
暖簾をくぐって中に入ると正面には肘掛のついた赤いカウンター、左にはテーブル席、奥には半仕切りの個室がある。今回はテーブル席に案内いただく。
まずは名物の小鉢と呼ばれる炊き合わせ350円。柔らかくしんみりと炊き込まれたイタヤ貝、魚の子、南瓜、ナスなど。。女将の久美さんが丁寧に焼いてくれる鰻の白焼き1500円はわさび醤油で供される、丹波篠山産の黒枝豆は250円。ゲソバター焼き350円、冷奴250円、甘辛い味噌が秀逸の茄子の田楽は250円と全て驚きの価格。
目の前のカウンターには地元の家族づれ。女将の久美さんが子供達に甲斐甲斐しく世話をして韓国海苔をサービスしたりする姿はとても美しい。
注文の締めは好物のエビフライ900円。大きなサイズでプリプリの食感。売り切れのものも多く名物のからまぶしや焼き鳥を食べ損ねたのが心残り・・・平日の早い時間の入店がオススメです。
過去のスタンドアサヒはこちら
大阪市東住吉区山坂2-10-10
06-6622-1168
17:00〜22:30
定休日 日曜・祝日