住吉区の粉浜商店街の側にある表記の蕎麦店を訪問。2007年に河内長野からなんばCITY「なんばこめじるし」へ移転した後、2017年「住吉大社」のお膝元の「粉浜商店街」近くで営業中。
名物の「寒ざらしそば1300円」は、秋に収穫した玄そば(殻つきのそばの実)を、冬の厳寒期に冷たい水につけ、これを寒風にさらして乾燥させたものを使用。そばは、冷水につけて寒風にさらすと、余分なアクや渋みが抜け、甘みと風味が増し、舌触りがよくなるらしい。
この「寒ざらし」の製法は、江戸時代、徳川家にそばを献上するために考えられた手法で、これにより夏でもそばを食べることができるようになったと聞き及ぶ。
最初に塩をつけていただくと蕎麦の風味と香りが夜強く感じられる。もちもちとした食感とほのかに甘い蕎麦の味わいと旨味は寒ざらしならでは。そばつゆはカツオ節の風味がしっかりと感じられるキリッとした塩梅。ごちそうさまでした。。。
大阪市住吉区東粉浜3-27-18
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