休日は映画を見てその帰りに友人2人と標記の老舗寿司店を訪問。こちらは飛田商店街にある創業60年の超繁盛店でこの日も夕刻5時には満席状態。開店の4時から並んでいる客もいると言っていた。その魅力は品揃えの多さとコストパフォーマンスの高さ。生け簀の中の高級魚を始めとする、お造りや焼き魚、天ぷら等が美味しくていつも寿司までたどり着かない。
この日は補助椅子を無理矢理一つ入れて頂いて友人とカウンタ−で会食。最初に生ビールを頂いてからこの店でのマストアイテムの鯛の子の煮付けと明石のタコを所望。年中あるけど安定の美味しさ。
鮑と見間違うくらいのサイズのとこぶしの煮付けも美味しすぎる。
生け簀のカワハギを1匹潰して頂く。熟成感や旨味は乏しいけど肝が美味し過ぎて困る。この日の生け簀には天然平目。鱧、車海老、アコウなどが泳ぐ。
食したあとのカワハギの頭と骨は煮付けで登場。日本酒との相性も最高。この日は長野県の銘酒真澄と合わせる。
ナガスクジラの尾の身は刺身とタタキで頂く。口の中に入れると肉の繊維がほどけて甘い脂が咥内を満たす。独特の臭みは全く感じられない。
毛蟹も所望する。レモンを搾って甘い味噌と一緒に絡めて甘酢で頂くと至福の味わい。
日本酒のアテに出し巻き卵の焼きたてを合わせる。甘い煮詰めもいいアクセントとなる。
クエの酒蒸しはゼラチンだらけ。プリプリの皮部分とシコシコの身部分の双方とも深い味わい。骨までしゃぶりながらお酒とともに楽しむ。
最後は新物のイクラと車海老の握りでフィニッシュ。このあとは近くのオーエス劇場で大衆演劇を楽しみました。
大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00(土日は16:00〜)
月曜定休
予約不可