表記の店で会食。大阪市内で大人数の宴席を本格和食で提供出来る数少ないお店の一つ。庭園の見える部屋でお任せコース料理を相伴する。
先付けはカボチャを裏ごして調味したものを玉子豆腐とミルフィーユ状に重ねたもの。上にオクラの叩いたものと山の芋を擂り下ろしたものを合わせたものがかかる。全体の食感のバランスもよく座付きにふさわしい佳品。
豪華絢爛な前菜は小鉢に焼き茄子ときしめんで作った和風パスタ。朝顔の器には芋茎と蒸し雲丹と黒胡麻の冷菜、ガラスの器にはホタテ貝柱とアロエと椎茸に桃をすりつぶした果実酢がかかる。ウチワの器には穴子とレタスの煮こごり、満願寺唐辛子の煮浸し、小メロンの西瓜見立て、海老寿司などが盛り込まれる。
造りは中トロ、厚切りの河豚、カンパチ、大量の北海道産雲丹、鮑、伊勢エビの6種盛り。ドライアイスの演出が涼しげ。外国人を招待すれば必ず喜ぶ趣向。
とうもろこしの糝薯と松茸のお椀。すっきりとした出汁が秀逸。
お祝い仕立ての焼肴は伊勢エビの殻の中に蒸し鮑とボイルした伊勢エビとペコロスが入る。ほきの西京焼、松茸塩焼き、蒸し焼きにした鴨ロースにマンゴーソースをかけたものなど。
合肴として和牛ロース山椒焼き、タイラギ貝、松茸、長芋など。コンロ仕立てで提供。
酢の物は梨をくりぬいた中に鱧の砧巻とササミのスモークが入る。
〆は松茸のしぐれ煮が添えられたおにぎり茶漬け。お腹いっぱいで食べることが出来ませんでした・・・このあとデザートが出てフィニッシュ。
お食事が美味しいだけでなく建物、お庭も綺麗。接遇も秀でていて見えなくなるまでお見送り。次回は外国の方をお連れしようと思いながらタクシーに乗る。
大阪市天王寺区逢阪2-8-52
電話: 06-6771-6010
<p><a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27015105/?tb_id=tabelog_86369d05a9572821b256e4f34e61ac8696f0b6e8″>料亭 天王殿</a> (<a href=”http://tabelog.com/rstLst/RC010101/”>懐石・会席料理</a> / <a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270206/R1532/rstLst/”>恵美須町駅</a>、<a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R4633/rstLst/”>四天王寺前夕陽ケ丘駅</a>、<a href=”http://tabelog.com/osaka/A2701/A270206/R9594/rstLst/”>新今宮駅前駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>