大阪築港にある築約90年の赤レンガ倉庫をリモデルしたクラッシックカーミュージアムの一角にあるステーキハウスを友人と訪問する。
中央線の大阪港駅から徒歩7分。ハワイの老舗ステーキハウスのハイズの姉妹店として昨年開業。
食事の前にミュージアム見学。これを見るだけでテンションが上がる。一帯が古いアメリカ映画を彷彿させるようなロケーション。
恭しく席まで案内いただく。店内はアメリカの伝統的なステーキハウスそのままで書斎とバーのイメージをを再現したリッツカールトンのダイニングの「ラペ」のような感じ。高い天井とマホガニー系の家具に大きな絵画とラリックの置物。
ピアノの演奏もあって雰囲気は抜群。半数ぐらいはアベックの記念日のような感じ。
最初にボランジェのシャンパーニュで乾杯して前菜はフランス産のエスカルゴ1800円を所望する。
同時に3種類のチーズのかかったカロリーの高そうなトーストが出てくる。 エスカルゴは普通に美味しい。サービス係の方の教育が行き届いていて気持ちがいい。
サラダはシーザーサラダ2人前3000円を所望する。給仕の方が恭しく目の前で作ってくれるのが大層でいい。
大きな木のボウルの中に食塩やマスタード、ビネガー、卵黄などを少しずつ入れて撹拌しながら乳化させて最後にローメインレタスにそのドレッシングを絡めて出来上がり。
昨年メキシコのティワナと言う街のシーザーサラダの発祥の「シーザー」というレストランで同じものをいただいた。作り方はほぼ同じだったがただのレタスサラダと考かなり高価である。
ほうれん草をソテーしたサラダ2600円も秀逸。
お店の真ん中のガラス張りのブロイラーでシェフが注文された肉を焼き上げる。コナラ・クヌギ・カシ・アベマキを使ってアメリカ産のプライムビーフを強い火力で焼きあげる。
最初の肉は骨付きのリブアイステーキ11700円/800gを所望する。
最初はワサビとともにいただきそのあとは4種類(ベアルネーズソース、粒マスタード、グリーンペッパーソース、ガーリックソース)いただく。
思いのほか柔らかくて熟成感もあり美味しいことにビックリ。ワインはシャトーモンペラ。
プライムサーロイン6400円/350もボリュームたっぷり。適度なサシも感じられてジューシで柔らかで旨みもしっかりと感じる。昔のアメリカンビーフのパサパサしたイメージを覆すような美味しさ。
デザートは目の前でチェリーをフランベしたもの3000円を所望する。フランベした温かいチェリーソースをアイスクリームにかけていただく趣向。食べると特にどおってことはないが演出がお見事。
お腹パンパンで満腹死寸前。記念日にはかなりいいと思う。肉だけでなく蟹やオマール海老もあります。今回はアラカルトでいただいたがお得な数種類のコース料理(10000円より)もあります。
大阪市港区海岸通2-6-39
tel: 06-6573-3100
ジーライオン ステーキハウス (ステーキ / 大阪港駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0