私がヘビーユースする地下鉄玉出駅近くのうどん店。この日記にもたくさんの記述があるのでお店の詳細や人気メニュー検索いただければ確認いただけます。
最近は名物の「鶏唐揚げ」とともにいろんな丼とのセットメニューも増え昼間はガテン系の客で満席になる。うどんと丼の組み合わせで今の総メニュー数は74と脅威の数となる。
店主の石井氏は2008年の開店以来うどんをもっと美味しくするためにどうすればいいかを探求し続けている。10年前に「僕はうどんに命をかけているんです」という店主の言葉が頭から離れない。また「 24時間寝ている時もうどんのことを考えている」とも言っていた。
今まで彼が考えたうどんを紹介すると「トマトグラニテ入りのキーマカレーうどん」「アボガドうどん」「ジャージャ麺」「ラタトゥイユ風カレーぶっかけ」「七草うどん」「きな粉のうどん」「ポテトサラダのうどん」・・・
「小海老の甘酢UDON」豚の甘酢UDON」「ソースUDON」「ピーマンと豚肉の炒めに玉子焼きUDON」「豚と玉子とキムチのUDON」炒めたキノコとフライドポテト、ちく天の乗った桑田圭佑も絶賛の「焦がしバターのぶっかけUDON」「SHOUYUのUDONN」「MISOのUDONN」「鶏のガーリックバター風なUDON」ケチャップ味の野菜炒めののっかった「ナポリなうどん」など・・・
今年の秋の新作3種を紹介。
まずは「UDONでちゃんぽん900円」ありそうでなかった逸品。黒胡椒の辛みがとてもいい。量も種類もたっぷり入った野菜の甘味とプリプリの海老をはじめとする魚介や豚肉の旨みが出汁に溶け込んでとても深い味わい。特にキノコと牛蒡がいい仕事をする。とじた玉子の口当たりもとても優しい。これは久しぶりのクリーンヒット。
「肉そぼろのまぜうどん880円」は汁なしの「台湾混ぜそば」のうどんバージョン。ニンニクダレをたっぷりかけてぐちゃぐちゃかき回して食す。天かすがしゃりしゃりして口当たりがいい。玉子が熱い麺に絡まって甘くて辛くてニンニクのコクがあってとても不思議な味わい。唐辛子をかけると更に味が締まっていい。食べ進むとミンチ肉が丼に残るので白ご飯を投入してかき混ぜていただくのがお約束らしい。
最後は「あん・あんうどん880円」ビジュアルも強烈な奇想天外かつ大驚失色な逸品。注文するのにかなりの勇気が必要。
店主曰く「甘さ」と「辛さ」、「うどん」と「スイーツ」のギリギリの線を狙っているとのこと。
狙う理由がわかんないが・・・
唐辛子を入れると甘さと塩辛さ、唐辛子の辛さが口の中で循環すると言うのでその通りにやってみた・・・