個人的に大好きな堺のたいやき店。。最近たいやきブームも一段落して閉店する店が多い中でひとり気を吐く超繁盛店。その理由は簡単にいえば食べると解る。
場所は堺の一条通沿いのスーパー玉出の横の道を入って3軒目。通りに小さな看板があるだけでかなり解りにくい。店内ではご主人が一人で1つ1つ丁寧に焼き上げている。大量注文は電話予約が必須。
この日も小腹がすいたのでおやつに2つ購入。
3Dのようなビジュアルで他店と比べて鯛の顔がかわいい。凛とした焼き姿はピチピチ跳ねそうな感じ。皮がかなり薄くてあんこが柔らかいのが特徴。しっぽまで餡がびっしり入る。北海道十勝産の小豆を使った自家製のつぶ餡は店の奥の毎日大きな銅釜で直火で柔らかく程よい甘さに炊かれる。ふわふわの餡は自家製ならではの味。
この手間が大変で弱火で根気よく練り込むんだけど砂糖が少なかったら腐敗しやすく多過ぎたら甘ったるく既製品を使ったら添加物の味がする。当たり前のことを毎日きちんとされる姿にいつも敬服する。
たいやきの羽の部分はさくっとしていて炭酸せんべいのような味わい。この部分が一番の特徴。あんこを食べたときの口直しになる。皮の部分はもっちりしてかなり美味しい。このたいやきは他店のものとはレヴェルが違う。たいやき界のミシュラン星3つである。
たい焼きは小豆100円と天然バニラスティックを使い卵からつくるカスタード120円の2種類あるんだけどこのカスタードも実に上品でいい甘さ。夏場はアイスを挟んだたい焼きもシーズナブルメニューとして販売される。
堺市堺区一条通9-24
070-227-0808
11:00~19:00
定休日 水曜