たまにとっても食べたくなる力餅食堂の赤飯。カレーうどんとの相性は最高なんだけど寒くなってきたので鍋焼きうどんと赤飯セットにする。朝からこの日の昼食は赤飯と鍋焼きうどんと予定を立てて朝のうちはその事だけをずっと考えながら玉出にある店を訪問。
地元の加賀屋にも力餅食堂のお店はあったんだけど数年前に残念ながら潰れてしまった。普通のものが普通に美味しいのでデイリーなランチにはぴったりだったので残念。
こちらの玉出の店は昼間はいつも混雑していて老若男女職業問わずいろいろな層のお客でにぎわっている。相席も普通にあって従業員さんは厨房に男性2人と女性が2人、表周りは一人で注文聞きと配膳とパッシングと会計。
力餅食堂は昔は関西に100店舗以上あったボランタリーチェーン(のれんわけ)。時代とともに店主の高齢化や後継者不足で廃業が続いていると聞き及ぶ。しかしこの玉出西の店は従業員をたくさん雇えるほど繁盛している。力餅食堂の中でも特筆すべき存在らしい。
表のショウケースには一つ120円の大きなおはぎや、バラすしなども販売。店内はもろ昭和なんだけど掃除が行き届いて清潔な印象。おはぎ注文率も多くて御飯代わりにする客も多いと聞き及ぶ。大粒の北海道産のあずきを潰れないように煮て色味を出すので不自然な色をしていない。御飯にしっかりとあずきの香りがついていてとっても懐かしい本物の赤飯を味わえる。ちょうどこの日は栗赤飯の日でとても美味しくいただいた。
グツグツしながら出てきた鍋焼きうどんは野菜とかまぼこが3枚と鶏肉と卵。。いろいろ入るよりもこんなんがシンプルでいい。コクのある出汁に鶏肉の旨味がしっかりと移って心温まる懐かしい味。。ありそうでなかなかない王道の上質大衆店なり。
大阪市西成区玉出西2-1-3
06-6651-5294