2017年07月

森田屋 7月

日曜日の夜に友人と天王寺で映画を見てその帰りに焼肉を食べようと思い行きつけの店を訪問すると定休日。その時点で口が焼肉になっているので次の焼肉店を訪問するも定休日。近くの以前に友人に紹介いただいた魚の美味しい居酒屋さんも定休日。裏通りのばあさん1人でやっている通好みのお好み焼き屋も定休日だったので歩き疲れて界隈の居酒屋の王道店と言われる表記の繁盛店を訪問。

1FはL字カウンタ−で昼間からラストまでずーっと満席が続く。2Fは雰囲気の異なる小綺麗なテーブル席、3Fは座敷となっている。今回は2Fに案内いただく。どういうわけか私たちおっさん2人以外は中年女性グループだらけ。
遅掛けの日曜日なのでこの店のウリの新鮮魚介類は少なくて定番のものばかりを所望する。

自家製ポテトサラダ200円はハイボールによく合う。名物の牛テッチャン焼き400円は以前から比べるとボリュームダウンで残念。でも味はいい。。。焼き茄子250円は普通。鳥貝造り450円は新鮮で良かったけど以前に比べて少し割高感を感じる。

今が旬のバイ貝煮付け380円は貝が大き過ぎて身が固いのが残念・・・セロリきんぴら200円は獺祭大吟醸700円(1合)と相性抜群。タコ唐揚げ400円は冷凍食品かと思ったが生のタコをちゃんと揚げていたのでちょっと嬉しい。生ダコ特有の味の良さに舌が喜ぶ。〆はカレードリア400円。グラタン皿にカレーライスを作って卵を乗せてオーブンで焼き上げたもの。ビジュアルは良いんだけどカレーがレトルトなのが残念無念。

昼間に大神神社に参拝に行って帰りに三輪索麺を食べようと思っていたら道中に流し素麺の振る舞いを見つけて相伴させて頂く。セルフで胡瓜やトマトの薬味を入れてお腹いっぱい素麺を頂きお土産まで頂いて帰阪する。太っ腹素麺屋に感謝・・・7月は毎日曜日されているようです。

過去の森田屋はこちら

大阪市天王寺区堀越町12-11
06-6772-6256
月~土/12:00~23:00、日祝/12:00~22:30
木・第3月休み


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 居酒屋 |

松すし 7月

鶴ケ丘の「りらく」でマッサージをした帰りに表記の店を訪問。前回驚きのコスパに感動しての再訪。店の隣に立ち飲みも併設されていて前回はそちらで頂いたが今回は寿司店のカウンタ−で頂く。カウンタ−は6席でテーブル2人席がいくつかある。店は古いけど掃除が行き届いて言えて清潔。

この日はご主人と奥さんとお母さんの3人体制でお出迎え。最初にビールを頂いて前回感動した鯛の炙りを所望する。

この日は養殖の鯛しかなかったけどその分ボリュームアップいただく。300円なんだけど薬味や飾りの花など一切手抜きなし。山葵の代わりの柚子胡椒が良い仕事をする。炙られた鯛の皮がとても香ばしい。2皿目は玉ねぎと一緒にいただく鹿児島産の和牛炙りのポン酢。これも当然の事ながら300円。薄切り肉をレアに火入れしたもので柔らかくて脂が甘い。300円だし不味いわけがない・・・・

カウンタ−後ろのテーブル席に座る若いOLさんも「この店おいしいのに安過ぎてびっくり〜」と何度も言っていた。

阪神ヤクルト戦を見ながら冷や奴を所望する。「良い桜えびがあるので冷や奴につけとくね〜」と店主の弁。豆腐はスーパーの普通のものだけど300円だから気にならない。

〆は海老マヨと鰻胡瓜巻きをOLのお姉さんとシェアして頂く。居酒屋メニューと寿司メニューのほとんどが300円で最高級トロお造りが500円、スペシャル黒マグロお造りが1000円。豚バラ肉を使ったポトフやエビフライやコロッケも美味しいとOLさんが言っておりました。

芋焼酎の品揃えも多くて長居で安飲みするにはコスパ最高の名店です。

この店は病み付き状態なので次回は7月6日(木)21時頃に1人で再訪予定。どなたかご一緒しましょう😄 ビール1杯奢りますので声かけてね。。。

前回の松すしはこちら

大阪市住吉区長居東4-4-6
06-6691-3863
10:00~22:00
火曜日定休


カテゴリー 長居, 寿司 |

鮨 よし田 7月

仕事の帰りに幹部社員君と会社近くの表記の店で打ち合わせを兼ねて会食。遅掛けに伺っても地元客で満席の超繁盛店。最近はハイアットリージェンシホテルからの客も多いと聞き及ぶ。住之江区では一番良いネタを使用していると思われるお店。

おすすめのお任せコースは同じネタが2貫ずつ8種類で茶碗蒸しがついて5000円〜6000円くらい。一つのネタをそれぞれが違う味わいにして出してくれるのが特徴。サウスポーの店主が繰り出す小振りの寿司のファンはとても多く、下町特有の敷居の低さとともにこのブログを見て常連になる方も多いと言っておられた。この日のコースは6000円で私は苦手なマグロを外して頂く。

握りの扉は天然平目と縞鯵。平目は口に入れた瞬間ネットリとした舌触り。少し熟成がかかっているのであろうか旨味もかなり強い。うって代わって歯切れがよくさっぱりとした食味の縞鯵は醤油とポン酢で頂く。

続いての皿は大きな肝を載せたカワハギと剣先烏賊の上に北海道産雲丹を載せたもの。一つは塩で頂きもう一つは煮切りで頂く。どれもが王道の美味しさ。。。寿司だけでなく上ネタを使った様々なアテもあるので高級居酒屋として使う客も多い。

〆鯖を炙ってテラ昆布を載せたものと網代に編み込んだコハダ登場。この時期の不飽和脂肪酸たっぷりの青魚は血の巡りが良くなって元気が出る気がするので少し嬉しい。脂の良く乗ったのどぐろを昆布〆したものをさらに皮目を炙って握ったものは旨味が凝縮しすぎて飲み込むのがもったいないくらいの美味しさ。この寿司一貫だけで日本酒1合が飲めるような感じ。

この店の名物の太刀魚は皮目だけが炙られて提供される。鱸も皮目を炙って提供。脂のある魚は皮と身の間に旨味があり、そこに火入れする事で魚の持つ美味しささらに引き出す店主の才能に脱帽する。

次に出てくる貝のヒモ部分だけ先に登場。

京都府伊根産の鳥貝は分厚くて甘い身が特徴。新鮮なので特有の癖や臭みは皆無。岩手の陸前高田で獲れたイシカゲ貝は独特のコリコリした食感と甘味が特徴。復興のシンボルとして毎年この時期に旬を迎える。

最後に茶碗蒸しか赤出汁をいただいてフィニッシュ。

いつ伺っても食材にこだわりがありその時々の旬の魚をリーズナブルに提供されています。お店はネタがなくなり次第終了なので予約することをお薦めします。

大阪市住之江区東加賀屋3-16
06-6683-4084


カテゴリー 北加賀屋, 寿司 |