2015年09月

大城 9月

日曜日の朝から長居公園でランニングをしたあとヘビーユースする表記の店を訪問。いつも時分時は満席になるのでこの日は開店直後の11時に入店。場所はJR鶴ケ丘駅付近あびこ筋の一筋東に位置する。

ひっそりと佇む一軒家のお店は小さな表札だけでまるで料亭然とした感じ。店内に入ると蕎麦を作っている大きな石臼のある厨房がありしばし見学が出来る。木調のハイセンスな和モダンな店内は蕎麦屋のそれでは全くない。

2015-08-30 11.11.46

日曜日の昼間は知人遭遇率も高く、その他にも品のいい家族連れ、老夫婦の来店が目立つ。カウンタ−に案内いただき生ビールといくらおろし800円を所望して一息つく。これがまさに至福の時間なり。

2015-08-30 11.10.03

この日も前栽が見えるカウンター席に案内いただき一幅の絵画を思わせる秋の気配を感じる窓からの風景とともに2杯目のビールを頂く。
前回は蕎麦と天丼のお昼のセットメニューを頂いたのでこの日はお蕎麦と釜揚げしらす丼950円のセットを所望する。

2015-08-30 11.20.45

杉の板に載せられた盛りそばはボリュームも満点登場。曳きぐるみの玄蕎麦は野趣あふれていて山葵だけをつけていただくと蕎麦の甘味と風味がしっかりと感じられる。飲込んだあとの後口がとても爽やかで瑞々しい蕎麦の香がフワッと鼻に抜ける。

この日は長野産との説明。きびきびと動く美しいスタッフはマダムを入れて3名。すべてマダムの高校の後輩と言っておられた。(私も同じ学校です)

2015-08-30 11.20.56

しらす丼はふわふわでクセは全くない。これは最高の御馳走である。シラスというのはとても劣化しやすくて生食はかなり難しい。淡路島で生しらす丼の名物店がよく紹介され並んで食する方が多いと聞き及ぶが生臭くて食えたもんじゃないと言う知人の声もよく聞く。

食後はお店の女性スタッフさんと記念写真を撮っていただいて店を出る。その頃には大量のウエイティングの列。。仕事を止めちゃってごめんね・・・

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
定休 火曜日 第2第4月曜日


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 蕎麦 |

アジアンバー・ラマイ 大阪あびこ店

打ち合わせの前に表記のスープカレーの店に一人で訪問。地下鉄あびこ駅の東徒歩3分。

札幌に本店があって、旭川、小樽、千歳、苫小牧、函館、横浜、大阪の8店舗展開中。
店内はそれぞれのテーブル席に仕切りがあって半個室のような感じになっている。価格はすべて1000円オーバー。。。客層はいろいろだけど女性グループも多い。メニューはヤサイ、チキン、ポークなどの定番から海老天などの変わったものもある。普通のスープカレーと異なる酸味のあるスープカレーもある。

ライスの量や辛さも選べるようになっていてカイエンペッパー系のスパイスの量で1〜10まであり3ぐらいからが辛口と言われるらしい。前回はチキンカレーの4を頂いたので今回は7に挑戦。

生唐辛子を使ったスパイスは有料で「スカ」「チョバ」「プダス」「ルビー」「パリン」「デヴィ」「デヴィフジン」と言う順で辛くなっている。デヴィフジンは「神をも恐れぬ辛さ」という意味らしい。

2015-09-01 12.14.32

レンコンやナス、アスパラ、カボチャを素揚げにしたもの、その他にもピーマン、ニンジン、ジャガイモ、キャベツなどの野菜がゴロゴロと入る。ウズラのタマゴも2つ入る。
スープは野菜の甘味が溶け合ったものにピリリとしたスパイスが脳幹を突き刺す。辛さ7でもヒーヒー言うほどの物ではなかった。しかしインパクトはしっかりとある。ライスはパサパサ系でスパイスの香りがする。スープの底にはやわやわに炊き込まれたチキンが入る。スプーンで簡単に解れる。スープに深みやコクがあるかという言えば疑問。しかしながら野菜をたっぷりととるランチとしてはにはちょうどいいかと思う。

大阪市住吉区苅田7-12-5
電話番号/06-6657-7196
営業時間/11:30〜21:30(L.O.21:00)

アジアンバー・ラマイ 大阪あびこ店スープカレー / あびこ駅我孫子町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 我孫子, カレーライス |

春日 9月

早朝から13キロ走って朝食を食べて出社。社員から報告を受けてメールチェックして営業朝礼に参加。そのあと来客対応をして散髪に行ってその帰りに表記の店を訪問。私は25年間ずっと20日に1回の割合で髪を切りに行くのが習慣となっており、その帰りにこちらの店で昼ご飯を食べるのも習慣になっているので単純計算すると年間18回で今までトータル450回くらいは訪問している計算になる・・・

昔から関西経済人、芸能人御用達の店で外観も内装も長い歴史を重ねた、よく言えば落ち着いた雰囲気、悪く言えば・・・・と言った感じである。でも敷居はかなり低くいわゆる人情食堂である。

女将さんをはじめとする店員さんたちも歴史を感じる年季が入りまくりのかたばかりで、昭和の食堂をそのまま絵にしたような光景が店内で繰り広げられる。店の方は総勢6人くらいいらっしゃるので客が少なければ皆が客席に集まって井戸端世間話大会となる。私も食事が終わって1時間くらい話し込んで帰れなかったことがたびたびあった。

この日は卵とじうどん450円を所望する。私の席の前に店のおばさんが「よっこいしょ」と座られる。この時間の客は私とタクシー運転手の2人。客が店の前に止めたタクシーを店のおじさんが仕事の手を停めて気の緩む間なくずっと環視。何とも凄いサービスである。出てきた玉子かけうどんは袋の七味を女将さんがかけてくれるサービスあり。

2015-09-02 13.25.49

麺は固めで丸くて角がないもの。もちろん自家製。出汁もかなり上品。化学調味料は当然不使用。見た目は普通。でも普通の物が普通以上に美味しい。これが最高に素晴しくこの時代では希有である。

2015-09-02 13.32.17

ふと厨房の中を見ると黒電話が鎮座。店は古いがどこもピカピカ。整理整頓も掃除も完璧。心が塞いだときにここで食事を頂くといつも気分が上がる。。いつまでも続いて欲しい私の中の名店です。

大阪市西成区天神ノ森1-9-12
TEL 06-6661-5962
営業時間:11:00~20:00
定休日 :毎月3日、13日、23日


カテゴリー 岸里玉出(南海), 聖天坂, 天神ノ森, 麺料理 |