2015年07月

さん天 あべの万代店【大阪市 住吉東】 【大阪市 西田辺】 【大阪市 姫松】

大阪に本社のある「和食さと」でおなじみのサトレストランシステムズさんの新業態のお店。オペレーション確立のためか最近一気に展開しておられる。その1号店がこちら。海老等の食材価格の高騰にも関わらず海老天丼が390円。他の天丼屋に比べて圧倒的な価格差と品質の良さを強みとされている。

2015-07-07 21.01.13

この日は鱧と夏野菜の天丼690円を所望。

2015-07-07 21.08.52

鱧の品質が予想以上によかったことに驚く。大きな甘唐辛子も秀逸。海老もプリプリしていてかなり美味しい。焼き目のついたトウモロコシが思いのほか美味しかった。漬け物も化学調味料の味が少なくて上質。690円という価格との見合いは微妙であるが個人的には大満足。

大阪市住吉区万代3-1-3

さん天 あべの万代店天丼・天重 / 帝塚山三丁目駅姫松駅帝塚山四丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 住吉東大阪市 西田辺大阪市 姫松 天ぷら

アベノ眠眠 本店【大阪市 天王寺/阿倍野】

千日前に本店を構える有名店。1号店は昭和28年創業で60年以上の歴史を持つ。直営店は関西で11店舗、関東で8店舗展開。のれん分けの店は55店舗でこちらの阿倍野にあるお店はのれん分けの中の繁盛店舗。

お店はキューズモール横のあべのヴィアウォークの地下の一番奥。
席数は80席くらいの大型店舗。

2015-07-05 21.42.40

とりあえず餃子345円とビールを頂く。餃子の皮は王将よりは薄めだけど千日前の店に比べるとモッチリした食感。パリッとしていて皮がとても美味しい。具は白菜と豚肉。羊も入っているかも知れないが不明。ニンニクも使用しながら味のバランスはかなりいい。

2015-07-05 21.41.25

トンヘレを使った天ぷら850円は下味がしっかりつけられている。柔らかくてとても美味しい。これもビールにぴったり。

2015-07-05 21.41.35

エビチリ980円は大きな海老を使用しているので食べ応え満点。コスパ的にも満足。甕出しの紹興酒と一緒に頂く。

2015-07-05 21.39.23

紋甲烏賊とセロリの炒めのハーフサイズを所望。エリンギ茸も入って紹興酒が進みまくる。

2015-07-05 22.01.29

焼豚650円は分厚くカットされたものが5枚くらい。口に入れるとホロホロと崩れていく柔らかさ。食材のクオリティーが王将よりもかなり上質。コックはずっと昔からいる人ばかりで変わらぬ味をしっかり守り続けておられる。

2015-07-05 22.10.46

〆は蟹雑炊770円。ズワイ蟹の足の身がゴロゴロと入っていてとてもゴージャス(死語)あっさりしてて満腹のお腹もすっと落ち着く。

総じて上質な大衆中華って感じかな。これからの季節は冷麺もお薦め。
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1ヴィアあべのウォーク地下1階
tel06-6649-5926
営業時間11:00-23:00
定休日不定休

大阪市 天王寺/阿倍野 中華料理

力餅食堂 玉出店【大阪市 玉出】

国道26号線沿い玉出交差点北300mにある表記の店を訪問。地下鉄四ツ橋線2番出口出てすぐ。
地元では超繁盛店でうどん蕎麦だけではなく何を食しても美味しいので普段から結構ヘビーユースする。特に夏場はしっかりと出汁の効いたカレーうどんや冷やしきつねが他店にないレベルで何度食べても食べ飽きない。

サイドメニューの赤飯やおはぎ、ちらし寿司もいつも変わらぬおいしさで麺類の味をいっそう引き立てる。こちらのお店は関西で数ある力餅食堂の仲でも特筆すべき存在の繁盛店舗でたくさんのシニア従業員さんが必死のパッチでつくりまくる姿は壮観である。

この日は河内鴨を使用した上鴨蕎麦1050円を薦められたのでそのまま所望する。

2015-07-02 18.23.01

丁寧に皮目を焼き上げられた鴨ロース肉(胸肉)が3枚はいる。出汁は大阪ならではの味醂の利いた甘めのつゆ。化学調味料も少し入っているのも悪くはない。麺は柔らかめなんだけど逆にそれがいい。分厚くカットされた鴨肉はとても柔らかで肉の味も濃厚で且つサッパリして美味しい。それだけではなく蕎麦の出汁にいいエキスと言うか味を醸し出している。

河内鴨というのは松原の老舗のツムラ本店が出荷したものをさす。最近は河内鴨ブームで仕入れが数週間待ちということ。こちらの鴨肉はいわゆる「あひる」と「合鴨」のみ。つまりアヒルと真鴨を交配したものが合鴨だけどさらにカルガモを交配するとか聞いたことがある。

合鴨は真鴨が持つ様々な臭みや独特なのクセを取り除いた品種なので日本料理のみならず料理全般には真鴨よりも合鴨の方が使いやすいし流通量も真鴨に比べると全く異なる。真鴨と脂身の量と融点も違うし全般的に肉は柔らかで出汁に甘味の脂分が出て出汁にしっかりとコクが出る。たまに滋賀の魚三で真鴨を頂くが独特の血の香りがあまり好きではない。

こちらのお店では鴨の仕入れは直接松原まで買いに行くと言っておられた。まさに「御馳走」である。又「この鴨肉を食べた人はこればっかり注文するのよ」と店の奥さんが言っておられた・・・私も近いうちに再訪します・・

大阪市西成区玉出西2-1-3
06-6651-5294

大阪市 玉出 麺料理